和銅6年(713)に行基が元明天皇の勅願により立建、『今昔物語』や『枕草子』にも記された真言宗の古寺。貞観10年(868)に空海の弟子の道昌がここに自ら彫った虚空蔵菩薩を安置した。本尊は記憶力を増進する仏で、「十三参り」の行事は、13歳になる男女が本尊にお参りして智恵を授かるというもの。帰り道、寺の石段を下って渡月橋を渡るまで振り返ってはいけないとされ、振り返ったらせっかく授かった智恵を返してしまうという。境内からは京都市内を一望できる。
- 住所
- 京都市西京区嵐山虚空蔵山町68-3 MAP
- 電話番号
- 075-862-0013
- 拝観時間
- 9:00~17:00
- 拝観料
- 境内無料
- アクセス
- JR山陰本線(嵯峨野線)「嵯峨嵐山駅」下車徒歩約20分
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