永和4年(1378)四条大宮に創建し、幾度かの移転の後、豊臣秀吉の都市計画により現在地へ。北竜華具足山と号し、妙顕寺・立本寺とともに「京都日蓮宗名刹三具山」に数えられ、京都十六本山のひとつ。戦国時代には二条衣棚にあり、斎藤道三の息子が住職を務めたことから織田信長の京都での定宿となり、「本能寺の変」の際には信長の長男・信忠が宿泊。大門は、秀吉が建てた聚楽第の裏門であったとも伝わる。本堂前の「法姿園(ほうしえん)」は、モミジが美しい。堂内・庭園は通常非公開だが、春秋に特別公開が行われる。
- 住所
- 京都市上京区上御霊前通小川東入下清蔵口町135MAP
- 電話番号
- 075-441-2802
- 拝観時間
- 境内自由、堂内・庭園は特別拝観期間のみ(時季により拝観時間は異なる)
- 拝観料
- 境内無料、堂内・庭園は特別拝観800円
- アクセス
- 地下鉄烏丸線「鞍馬口駅」下車徒歩約10分
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