もとは東山に建てられたと伝わる古刹で、平安初期に鴨川の洪水で堂宇が流失し、醍醐天皇が天台の僧、千観内供(せんかんないぐう)に再興させて比叡山の末寺となった。本尊は千手観音像。千観内供は世に念仏上人といわれ、この寺も愛宕念仏寺と称するようになる。現在地に移ったのは大正時代で、一般参拝者に奉納された千二百体の石の羅漢さんが迎えてくれる。ふれあい観音堂をはじめ、前住職の仏像彫刻家・故西村公朝作の仏像が多数祀られている。
- 住所
- 京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町2-5MAP
- 電話番号
- 075-285-1549
- 拝観時間
- 9:00~16:30(受付終了16:15)
- 拝観料
- 400円
- アクセス
- 京都バス「愛宕寺前」下車すぐ
- HPアドレス
- http://www.otagiji.com/
※最新情報は各掲載先へご確認ください。