牡丹の名所として知られる真言宗豊山派の古刹。寺伝によれば、聖徳太子の創建という。延暦10年(791)に早良親王がここに幽閉されたことが歴史に残る。弘仁2年(811)には空海が別当としてこの寺に在職し、それまで手紙のやりとりだけだった最澄と初めて顔を合わせた。応仁の乱で荒廃したが、徳川綱吉が再興。現在の本堂はこの頃に建てられたものと伝わる。本尊は秘仏で、首から上のモデルは八幡大菩薩、下は空海という合体大師像。毘沙門天像は平安時代のもの。
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