天台圓浄宗の本山。平安中期に元三大師によって船岡山に創建され、元亀2年(1571)、現在地に移動した。紫式部の邸宅跡であり、源氏物語執筆の地とされる。物語にちなんだ桔梗のお寺としても有名で、6月から9月初旬には本堂前の「源氏の庭」に紫色の可憐な花が咲き誇る。京都七福神の毘沙門天をまつり、洛陽三十三所観音霊場の第三十二番札所でもある。2月の節分に行われる「鬼の法楽」も一見の価値あり。
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