貞観11年(869)に創建された神社。祭神に健速須佐之男神(タケハヤスサノヲノミコト)と櫛稲荷田比賣神(クシナダヒメノミコト)を祀る。創祀当時は西天王社とも呼ばれ現在の平安神宮あたりに位置したが、鎌倉時代に兵乱で吉田山に移転。大正13年(1924)現在の地に社殿が建てられた。昭和39年(1964)には交通神社を分祀、以来交通守護の信仰も厚い。例年2月に行われる節分祭で、顔を布で隠した懸想文売りが梅の枝を担いで懸想文(恋文)を売り歩くことから縁結びの御利益もあるとされている。
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