「山紫水明の都」といわれ、古くから愛される京都。山々に囲まれた京都盆地の地下には、琵琶湖に匹敵するほどの水が貯えられているという。この町に暮らす人々は豊かな水源を活かし、豆腐や和菓子、京野菜など京都を代表する食文化を発展させてきた。伏見の清酒造りもそのひとつ。旨い酒造りには、良質な水が欠かせない。
京都の水で育まれたお酒やお茶を、京都で味わう。きっと格別の時間をもたらしてくれるだろう。
都会でも山や川がそばにある、自然の近さも京都の魅力。人々がこの町の景観を大切に守ってきたからこそ、今の京都がある。窓にふと目を向けると、空が広く、自然と隣り合わせに共生する古都を見渡すことができる。時代がつないだ贅沢な風景をかみしめながら、珠玉の一杯を。
京都を訪れると、癒しをも求めて、神社仏閣におのずと足が向く。日常から離れ、神仏に手を合わせる、お庭を見つめる、鹿おどしや鐘の音に耳を傾ける… 何気ないひとときがどれも愛おしい。境内に座り抹茶やコーヒーで一服すれば、心身ともに、さらに潤う時間となりそうだ。
古くからの町並みが残るなか、明治以降に建てられた西洋風建築も点在する、和と洋の調和は、京都ならではの景観だ。近代建築はカフェとなり、そこは、まるで映画のワンシーンのような空間。設計者たちが創意工夫を凝らした美しい装飾を見つめ、歴史に思いを馳せてみよう。
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