豊臣秀吉を祀るこの神社は、もとは阿弥陀ヶ峯の中腹にあり、豊臣家滅亡後に徳川幕府によって廃社とされたが、明治13年(1880)に明治政府が秀吉の徳を称えて、方広寺大仏殿跡に再興した。国宝の唐門は、伏見城の城門を移築したものといわれ、唐破風がついた四脚門で、欄間や扉の彫刻に桃山時代の華麗な遺風が偲ばれる。境内には秀吉夫人の北政所を祀る摂社貞照神社もある。秀吉の馬印にちなんだ珍しい千成瓢箪の絵馬があり、宝物館には秀吉ゆかりの品が展示されている。
- 住所
- 京都市東山区大和大路正面茶屋町530MAP
- 電話番号
- 075-561-3802
- 参拝時間
- 境内参拝自由、宝物館9:00~16:30
- 参拝料
- 境内無料、宝物館500円
- アクセス
- 市バス「博物館三十三間堂前」下車徒歩約5分
- 関連情報
- 例祭・献茶祭
※最新情報は各掲載先へご確認ください。