釘抜き地蔵の名で庶民に親しまれている浄土宗の寺院。弘法大師が開基したと伝えられ、地蔵堂には大師が自ら刻んだとされる石造地蔵菩薩像が安置されている。この地蔵尊が夢の中で釘を抜き、苦しみを取り除いたという伝説があり、そこから苦抜き、釘抜き地蔵と呼ばれるようになった。お堂の外壁には、釘抜きを貼り付けた珍しい絵馬がびっしり奉納されていて、ここに祈願して苦しみが癒えると、お礼にこの絵馬を奉納する習わしとなっている。
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