吉野太夫ゆかりの寺院で、元和元年(1616)に本阿弥光悦が土地を寄進し、日蓮宗の中興の祖、日乾(にちけん)が創建した。日乾に帰依した二代目吉野太夫が寄進した朱塗りの山門は「吉野門」と呼ばれる。太夫は天下の名妓として知られ、灰屋紹益とのロマンスは歌舞伎でも名高い。太夫が好んだ丸窓を配した茶室遺芳庵(いほうあん)や墓もある。桜の名所でもあり、4月の第2日曜日には吉野太夫花供養が行われる。
- 住所
- 京都市北区鷹峯北鷹峯町1 MAP
- 電話番号
- 075-492-6775
- 拝観時間
- 8:30~17:00
- 拝観料
- 400円(紅葉シーズン中は500円)
- アクセス
- 市バス「鷹峯源光庵前」下車徒歩約3分
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