もとは天台宗の寺であったが、元禄年間に鉄舟和尚が再興し、臨済宗南禅寺派の寺となった。松尾芭蕉が訪ねてきた際に和尚と親交を深め、和尚は芭蕉をもてなした庵を芭蕉庵と名付けたという。和尚の死後、庵は荒廃したが、その80年後に訪れた与謝蕪村が再興した。芭蕉の碑、芭蕉像、蕪村の遺愛品なども残されており、俳句の聖地といわれている。小説『花の生涯』のヒロインである村山たか女が波乱の生涯を終えた寺でもある。
- 住所
- 京都市左京区一乗寺才形町20MAP
- 電話番号
- 075-791-1666
- 拝観時間
- 9:00~17:00(受付終了16:30)
- 拝観料
- 500円
- 拝観休止日
- 水曜日・木曜日(4/28~5/6、11/1~12/10除く)、1/16~2/末、8/5~31、12/30・31
- アクセス
- 市バス「一乗寺下り松町」下車徒歩約7分
- 関連情報
- 紅葉情報
※最新情報は各掲載先へご確認ください。