『百人一首』で知られる小倉山の中腹にある日蓮宗の寺。もとは藤原定家の山荘「時雨亭」があったと伝えられ、16世紀末に日禛(にっしん)がこの地に隠棲したことにはじまる。本圀寺から移築された仁王門は南北朝時代のもので、晩秋に紅葉が散りかかる風情は定家の和歌の世界を思わせる。楓に覆われた石段を上がると、伏見城の客殿を移築した本堂、その背後に均整のとれた美しい多宝塔が建つ。
- 住所
- 京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3MAP
- 電話番号
- 075-861-0435
- 拝観時間
- 9:00~17:00(受付終了16:30)
- 拝観料
- 500円
- アクセス
- JR山陰本線(嵯峨野線)「嵯峨嵐山駅」下車徒歩約15分
- 関連情報
- 紅葉情報
※最新情報は各掲載先へご確認ください。