織田信長が深く帰依した貞安上人によって天正15年(1587)に開創された。貞安上人が信長より安土で賜った釜敷地蔵尊が伝わる。この地蔵は、釜茹での責めに苦しむ亡者に代わって自ら釜の中で苦しみを受ける身代わり地蔵尊で、「かましきさん」として江戸時代から信仰を集めている。同じく信長より賜ったとされる閻魔法王自作霊像は、御丈一寸八分(約5.5cm)の小さな像で、珍しく穏やかな慈悲の顔をしているのが特徴。また境内には二十数種、約100株の萩が植えられ、「萩の寺」としても有名。
※最新情報は各掲載先へご確認ください。