京都で嗜む、日本酒の世界 ~ゆるり屋 京都&京都酒蔵館~

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京都・日本酒ハシゴサケ 2


「そろそろ暖かくなってくるし、その前に鍋でも行かへん?」

(・・・このフレーズ、前にも聞いたことがあるような・・・)
察しのいいスタッフたちは気づきました。これは、たぶん“鍋”といいつつ日本酒を飲もうとしている、あのお誘いではないか、と。たぶん、きっとそうなんでしょう・・・ でも、“鍋”と“日本酒”の組み合わせかぁ・・・ いいなぁ・・・

「今日は京都のお酒中心で行こか♡ でも、ハシゴは2段までやで。3段目は落ちるからな~」

やっぱり日本酒だっ♪ しかも、京都の地酒!
京都では、日本各地のお酒を楽しめるお店はもちろん、地元・京都のお酒にこだわるお店も増えています。どんなお店があるのか、実際に体験してみよう! ということで、今日も戒めのことば(ハシゴ酒は2軒まで)を胸に、夜の街に出発です♪

☆なぜスタッフがすぐに“日本酒”と気づいたのかは、こちらの記事を読むとわかります。
⇒【グルメ】京都で嗜む、日本酒の世界 ~サケホール 益や&にほん酒食堂しずく~


炎があがる日本酒鍋!
1軒目:ゆるり屋 京都



「ここのお店、日本酒がめっちゃ揃ってるんですよ」
と、以前からスタッフたちの間でうわさになっていたのが、「ゆるり屋 京都」。四条新町から西へ、細くて見落としてしまいそうな路地をあがる(北に進む)と、こちらのお店があります。東京の大手飲食店経営会社「際(きわ)コーポレーション」が手がける、鍋料理専門店です。



このお店の特色は、「一年中鍋料理を楽しめる」こと、そして「日本酒」です。京都のお酒にこだわり、府内40の蔵元から70種類以上ものお酒を取りそろえています。日本酒のメニュー表には、京都の北から南まで、さまざまな蔵元の名前と、お酒の種類、そして特徴がびっしり。「ここ知ってる!」「これはどこの地域の蔵元だろう?」とワイワイ。選ぶのも楽しくなります。「飲み放題」(2,500円、120分<ラストオーダー90分>)はすべての銘柄がOKとのことなので、お好きな方はこちらがおトク♪

まずはビールをいただいて、メインの鍋はなんにしよう? さすが“鍋専門店”というだけあって、鍋の種類が豊富です。どのメニューも気になるのですが、ここは名物を! ということで、店長さんも一番のおすすめだという「日本酒鍋」(2,800円、旧メニュー名“炎酒鍋”)を注文しました♪
※鍋料理の価格は1人前分。注文は2人前~になります。



ビールから日本酒へと移行しつつ、その日のおすすめ料理を少しずついただける「小皿五皿盛り」(値段は内容によって変更となります)をつまみながら鍋を待ちます。そして、お鍋が登場するときには、驚くべき演出が待っていました!


※写真は3人前です


(写真左上から)鍋&日本酒登場♪ ⇒ あれ? まさか・・・? お酒が惜しみなく鍋に注がれていきます ⇒ 沸騰してきたところで室内の照明がライトダウンし・・・

「ファイヤー!!!!!!」

⇒ 具材は、しゃぶしゃぶ用の豚肉と、海鮮、お野菜です♪

なんという楽しいパフォーマンス! これは盛り上がります。鍋に使う日本酒も、もちろん京都のお酒(銘柄は日によって異なるそう)。炎が収まったところで、まずは豚しゃぶを♪ 日本酒をくぐらせた豚肉は柔らかく、甘味も増しているよう♡ 豚肉の後はかつおだしを足して、かつおだしと日本酒のダブルスープで寄せ鍋を楽しみます。



これはもちろん、日本酒が進みます! 京都市内の蔵元からは、私たちも大好きな松井酒造「神蔵(かぐら)」佐々木酒造「聚楽第(じゅらくだい)」が。北は京丹後市にある白杉酒造「白木久BASARA」木下酒造「玉川」、南は城陽市にある城陽酒造「城陽」など。・・・京都って、こんなにたくさんのお酒があるんですね!

\酒造のご主人が登場されているブログはこちら!(イベントは終了しました)/
⇒【そう京イベント】お酒の日に、とっておきの日本酒を!!



なかでも女子ウケが良かったのが、与謝娘(よさむすめ)酒造「snow white」。リンゴの酵母を使った、フルーティで白ワインのように薫り高い日本酒でした。与謝娘酒造さん、ラベルも可愛くて気になります・・・


※写真は2人前です


せっかくなので、もうひとつお鍋を楽しみたいな~、と頼んだのがこちらの「赤地獄鍋」(2,500円)! これは、インスタ映え抜群と話題の「マウンテン鍋」ではないですか!! そして、と・・・唐辛子が突き刺さっているっ!? 辛いもの好きのスタッフも悶絶したこの辛さ。激辛好きの方は要チェックですよ♪

■ゆるり屋 京都店
【営業時間】11:30~15:00(ラストオーダー14:00)、18:00~22:00(ラストオーダー21:30) ※金土は~22:30(ラストオーダー22:00)
【定休日】日曜日
【電話】075-231-4202
【アクセス】地下鉄烏丸線「四条駅」から徒歩約5分 Google map
【公式ホームページ】https://kiwa-group.co.jp/yururiya_kyoto/
【公式Facebook】https://www.facebook.com/yururiya.kyoto/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/yururiya_kyoto/


京都の日本酒を一気に楽しめる!
2軒目:京都酒蔵館



鍋でおなかも満たされたし、次なるお店はどこへ!? と、向かったのは、烏丸仏光寺を少し西へ入ったところにある「京都酒蔵館」。こちらも、京都の日本酒が勢ぞろいしている、話題のお店です。

カウンター席と、その後ろにテーブル席が6つほど。カウンターの向こうには、お酒の瓶がずらりと並んでいます。



こちらの名物が、「十五蔵の利き酒セット」(1,800円)。京都府「北中部版」と「南部版」があり、私たちは北中部版をチョイス。「ぜんぶ独り占め♪」もいいのですが、3人で訪れたため、ジャンケンして勝った人から好きなものを飲めるというゲームをしてみました。2軒目とはいえ、まだまだ元気ですね。


ハシゴサケ2

利き酒セットのコップがたくさん・・・


あっという間に飲みきって、さらにお酒を追加。すっかり上機嫌になって「あれもこれも」とオーダーしていると、「実はメニューに書かれていないお酒もあるんですよ」と、店長さん。奥からなんと、「生酒」の一升瓶を持ってきてくださいました! これはプレミアムですね~。
※限定酒はグラス600円~、一合700円~。定番酒はグラス600円、一合700円。


ハシゴサケ2

オリジナルのおちょこと徳利が、かわいい♡ 店長さんに伺うと、人気があるので近く販売するかも??? とのことでした。

私たちは2軒目で伺ったものの、こちらのお店はお昼から営業されているため、観光の合間に立ち寄るのもよさそうですね♪ 京都のお酒で京都の良い(酔い)思い出を作る、なんていかがでしょうか♪

■京都酒蔵館
【営業時間】12:00~23:00(ラストオーダー22:00)
【定休日】無休
【電話】075-354-5353
【アクセス】地下鉄烏丸線「四条駅」から徒歩約3分 Google map
【公式ホームページ】https://kyotosakagurakan.amebaownd.com/

今回も、すっかり出来上がってしまった私たち。戒めに則って3段目のハシゴを登らなかったのか登ってしまったのかは・・・ ナイショです♪

 

Written by. みさご

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