京都の気になる御朱印・御朱印帳 2
お寺や神社にお参りすると、最近ではたくさんの種類の御朱印が目につくようになりました。「これからはじめたい!」という初心者さんから「お参りには欠かせない!」という上級者さんまで。“御朱印が気になる方”に向けてお届けする「御朱印シリーズ」の2回目は、“春限定御朱印&春にぴったりの御朱印帳”をピックアップしてみました。桜の季節、京都で御朱印めぐりをされる前に、ぜひチェックしてみてくださいね♪
⇒「御朱印シリーズ 第1回」は、山科エリアの御朱印をお届けしました♪
【十輪寺】秘仏がデザインされたありがた~い一枚
特別限定ご朱印 1,000円
2014年「そうだ 京都、行こう。」春キャンペーンの舞台となった十輪寺。高廊下、茶室、御殿の三方に囲まれた「三方普感(さんぽうふかん)の庭」の中心に立つしだれ桜「なりひら桜」が、天蓋のように咲く姿は圧巻です。春には限定の御朱印も数種類登場し、中でもひときわ目を引くのが、桜色の台紙にご本尊の延命地蔵菩薩の御影が押印された一枚。毎年8月23日にしかご開帳されないという貴重な秘仏です。まるで御朱印の中で、楽しそうにお寺の春を満喫されているかのようですね♪
※書き置きのみ。なくなり次第授与終了
⇒桜開花情報はこちら
■十輪寺
【拝観時間】9:00~17:00
【御朱印受付時間】9:00~17:00
【拝観料】400円
【電話】075-331-0154
【アクセス】阪急バス「小塩」バス停から徒歩すぐ Google map
【公式ブログ】http://narihiratera.seesaa.net/
【毘沙門堂 勝林寺】春風に吹かれて、桜が舞い上がる♪
特別限定御朱印 800円
東福寺塔頭・勝林寺は、時季ごとに様々なデザインの御朱印を授与されることで、ファンの間で話題のお寺。今春(2018年)限定は4種類あり、その中でも私のお気に入りは「春風洛々」と書かれた見開きの御朱印です。左上に桜の木がデザインされていて、周りには小さな花びらがひらひらと舞っています。まるで桜の花びらが風に吹かれて舞い上がっているかのようですね。春ののどかさを感じられる一枚です。
※書き置きのみ。なくなり次第授与終了
■毘沙門堂 勝林寺
【拝観時間】10:00~16:00
【御朱印受付時間】10:00~16:00
【拝観料】境内無料
【電話】075-561-4311
【アクセス】JR奈良線「東福寺駅」から徒歩約8分 Google map
【公式ホームページ】http://shourin-ji.org/
【隼神社】桜の中を“ハヤブサ”がパトロール?
特別限定ご朱印 1,000円
新選組ゆかりのお寺・壬生寺の近くに位置する隼(はやぶさ)神社は、“元祇園”と称される梛(なぎ)神社と社を並べて鎮座する珍しい神社です。こちらの春限定御朱印は見開きサイズで、神社の名前にもなっている“ハヤブサ”が描かれています! 元々は平安京の鎮守社として創建されたそうで、「ハヤブサは神様の使い」とも、「神様がハヤブサとなり、京の街を守った」ともいわれています。まるで満開の桜の中を颯爽とパトロールしているかのようですね。よく見てみると花びらのひとつに“隼”の文字を発見! 細部までこだわりが感じられる御朱印です♪
※書き置きのみ。なくなり次第授与終了
■隼神社
【参拝時間】境内自由
【御朱印受付時間】9:00~17:00
【参拝料】無料
【電話】075-841-4069
【アクセス】市バス「壬生寺道」バス停から徒歩約1分 Google map
【東寺】妖艶な“夜桜”を連想させる御朱印帳♪
御朱印帳 1,200円
昨年(2017年)の「そうだ 京都、行こう。」秋キャンペーンが記憶に新しい東寺。春は様々な桜で賑わい、特に五重塔を背に咲く紅しだれ桜「不二(ふじ)桜」の夜の姿は圧巻です! ライトに照らされ、妖艶に咲き誇る夜桜を連想させるような御朱印帳がこちら。市松模様の生地には、小さな花びらがたくさん刺繍されていて、御朱印帳を手に取るたびに、ライトアップされた不二桜を思い出しそう♪ 落ち着いた色合いなので、男性にもオススメです。
⇒桜開花情報はこちら
⇒東寺の夜桜ライトアップはこちらのブログでご紹介しています
■東寺[教王護国寺]
【拝観時間】境内5:00~17:00、金堂・講堂8:00~17:00(受付終了16:30)、
宝物館9:00~17:00(受付終了16:30)
※3月24日(土)~3月31日(土)の期間、境内・金堂・講堂は8:30~
【御朱印受付時間】9:00~16:30
【拝観料】境内無料、金堂・講堂500円、宝物館500円
【電話】075-691-3325
【アクセス】JR「京都駅」から徒歩約15分 Google map
【公式ホームページ】http://www.toji.or.jp/
★「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード特典協力先です。特典内容はこちら。
【あだし野念仏寺】嵯峨野の静かな春を感じる一冊
御朱印帳 1,500円
清凉寺や二尊院など、桜の名所が集まる嵯峨野エリアから少し北にある、あだし野念仏寺。境内には約8,000体の石仏・石塔がまつられています。境内には、古木のしだれ桜など桜の木がいくつかあり、例年の見頃は4月中旬くらい。静かに春を感じられる穴場のスポットです。春にぴったりの桜色の御朱印帳には、白や紫の桜と、箔押しの仏塔がデザインされています。上品でしっとりとした雰囲気なので、男女問わずお使いいただけそうですね♪
■あだし野念仏寺
【拝観時間】9:00~16:30
【御朱印受付時間】9:00~16:30
【拝観料】500円
【電話】075-861-2221
【アクセス】京都バス「鳥居本」バス停から徒歩約5分 Google map
【公式ホームページ】http://www.nenbutsuji.jp/
【仁和寺】お多福桜と二王門。あなたはどっち派?
御朱印帳 1,200円(お多福土鈴 1,100円)
遅咲きの桜“御室桜(おむろざくら)”で知られる仁和寺。御室桜は人の背丈ほどの低木で、花(鼻)が低いことから、“お多福桜”とも呼ばれています。桜の雲海越しに見える五重塔をそのままデザインしたような御朱印帳は、細やかな桜の刺繍が施された色合いも美しい一冊。眺めているだけで、いつでもお花見気分が味わえそうです♪
御朱印帳 1,200円
「春らしいのが欲しいけど、ピンク色はちょっと・・・」という方におすすめしたいのは、こちらの一冊。濃紺の生地に大きく二王門がデザインされた御朱印帳です。二王門の両サイドには桜の木が刺繍されていて、渋さの中にも雅な春の雰囲気が感じられます♪
⇒桜開花情報はこちら
■仁和寺
【拝観時間】3~11月9:00~17:00(受付終了16:30)、12~2月9:00~16:30(受付終了16:00)
桜開花期間8:00~17:00
【御朱印受付時間】9:00~16:30
【拝観料】境内無料(桜開花期間500円)、御殿500円、霊宝館500円
【電話】075-461-1155
【アクセス】市バス「御室仁和寺」バス停から徒歩すぐ Google map
【公式ホームページ】http://www.ninnaji.jp/
2018年4月14日(土)・15日(日)の2日間、「仁和寺 御室桜苑ライトアップ」イベントを実施します。ぜひ、ご参加ください♪
⇒「仁和寺 御室桜苑ライトアップ」詳細はこちら
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今回は、春にぴったりの御朱印と御朱印帳をご紹介しました。御朱印は桜の時季だけの授与となり、数に限りがありますのでどうぞお早めに。しっかりと神さま・仏さまにお参りをしてから、“参拝・拝観の証”として御朱印をいただいてくださいね♪