初夏の青もみじ&特別御朱印めぐり~後編~

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常寂光寺

京都の気になる御朱印・御朱印帳 番外編


この初夏に「京都旅行に行きたいな~」という皆さまにおすすめの「古都京都の青もみじ&御朱印めぐり」プラン。往復新幹線と、“特別御朱印”の授与券、京都市内の移動に便利な1dayチケットがセットになったお得な内容になっています♪

「“特別御朱印”? 実際にどんな御朱印がもらえるのかな?」と、対象社寺10ヵ所を訪ねてみるシリーズ。前回は5種類をご紹介したので、今回は残る5ヵ所を訪ねます。青もみじを愛でながら、御朱印めぐりに出かけてみましょう!

⇒特別御朱印めぐりの前編はこちら

※特別御朱印は、旅行プラン「古都京都の青もみじ&御朱印めぐり」に付く”特別御朱印”授与券をご利用の方に限り授与されます。ご注意ください。


【宝厳院】年2回だけ公開されるお寺。特別御朱印は“紙”にご注目!

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天龍寺の塔頭・宝厳院(ほうごんいん)は通常非公開のお寺ですが、春と秋の年2回だけ特別に公開されます。「獅子吼(ししく)の庭」は、室町時代に禅僧によって作庭された回遊式庭園。嵐山を借景に数多くのもみじが植わっていて、辺り一面に緑色の世界が広がります。やわらかな苔と新緑が織りなす風景に、心満たされるひとときを過ごせそうです♪

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宝厳院でいただける特別御朱印は”紙”にご注目♪ 通常いただけるものとは異なり、「獅子吼の庭」の風景があしらわれています。御朱印に書かれている「念彼観音力(ねんぴかんのんりき)」とは、“苦難のときに観音さまの力を念ずれば、苦しみから解放してくださる”という意味。見ているだけでも観音様のお力を感じられるような、ありがたい御朱印です。

⇒宝厳院の青もみじ情報はこちら

宝厳院
【拝観時間】9:00~17:00(本堂襖絵は受付終了16:30)
※「春の特別公開」は6月30日(土)まで
【拝観料】500円、本堂襖絵500円
【電話】075-861-0091
【アクセス】市バス「嵐山天龍寺前」バス停から徒歩約5分、JR山陰本線(嵯峨野線)「嵯峨嵐山駅」から徒歩約15分 Google map
【公式ホームページ】http://www.hogonin.jp/


【常寂光寺】小倉山に佇むお寺で、とっても貴重な特別御朱印を♪

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小倉山の中腹に佇む常寂光寺は、茅葺きの仁王門や石段の参道をもみじが包みこみ、まるで”緑のトンネル”のようになります。鐘楼まわりや本堂にかけて、芽吹いたばかりの葉が重なり合うのも美しく、ちょっと歩いては立ち止まって眺め、また歩いては立ち止まり・・・ の繰り返しに。多宝塔の付近も青々とした美しい風景が広がります。

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常寂光寺の特別御朱印も、紙が特別仕様に! この黄紙(おうし)は、経典にも使用されているという貴重なものです。中央には「如日月光明(にょにちがっこうみょう)」と書かれていて、こちらの文字も今回の特別御朱印企画でしか拝受できないものとなっています♪

⇒常寂光寺の青もみじ情報はこちら

常寂光寺
【拝観時間】9:00~16:30
【拝観料】500円
【電話】075-861-0435
【アクセス】JR山陰本線(嵯峨野線)「嵯峨嵐山駅」から徒歩約15分 Google map
【公式ホームページ】http://www.jojakko-ji.or.jp/


【神護寺】国宝“薬師如来立像”を拝観して特別御朱印をいただく

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高雄山の中腹に建つ神護寺(じんごじ)。自然豊かな境内は初夏になると目にも鮮やかな新緑で溢れます。金堂に向かう石段の両脇からは、もみじがせり出すように枝を伸ばし、重厚な堂宇とのコントラストがまさに“古都”ジェニック♪ 境内の地蔵院から眺める錦雲渓(きんうんけい)の壮大な景色もお見逃しなく♪

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御朱印には、石段と青もみじが特別に押印され、中央上部の梵字の下に、ご本尊で国宝の“薬師如来立像”を表す「薬師如来」の文字が書かれています。ご本尊は金堂の内陣から拝観することができますので、しっかりお参りくださいね。5月1日(火)から5日(土・祝)は、寺宝の特別公開も行われています!

⇒神護寺の青もみじ情報はこちら

神護寺
【拝観時間】9:00~16:00
【拝観料】600円
【電話】075-861-1769
【アクセス】市バス「高雄」バス停から徒歩約20分、JRバス「山城高雄」バス停から徒歩約20分 Google map
【公式ホームページ】http://www.jingoji.or.jp/


【北野天満宮】”もみじ苑”が美しい神社の特別御朱印

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豊臣秀吉が築いた御土居が境内に遺る北野天満宮。御土居一帯を“もみじ苑”と呼び、約350本ものカエデが苑内を爽やかな緑に染め上げます。鶯橋の朱色と新緑のコントラストや、展望所から臨む国宝の本殿と瑞々しい若葉の組み合わせなども絵になるもの。時間を気にせずゆっくり眺めてみてください♪

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北野天満宮の御朱印については以前「北野天満宮 天神さまとご縁を結ぶご朱印」でご紹介させていただいたのですが、見比べていただくとどこが違うかすぐにわかりますよね♪ この特別御朱印には、中央に「北野天満宮」の文字が! そして左の「御土居の青もみじ」も、今回の企画のための特別デザインなんです。「中央の押印も違う?」と思われた方。もう一度、以前の記事をじーっくりご覧いただくと、「あ、これ!?」という発見がありますよ♪

⇒北野天満宮の青もみじ情報はこちら


■史跡「御土居」の青もみじ公開
【期間】2018年4月14日(日)~6月30日(日)
【時間】9:00~16:00
【料金】500円
※4月27日(金)~5月6日(日)は「春期京都非公開文化財特別公開」のため800円

北野天満宮
【拝観時間】5:00~18:00(10~3月は5:30~17:30)、社務所・授与所9:00~17:00
【拝観料】境内無料、宝物殿500円(毎月25日、梅苑・もみじ苑公開期間中など開館)
【電話】075-461-0005
【アクセス】市バス「北野天満宮前」バス停からすぐ Google map
【公式ホームページ】http://kitanotenmangu.or.jp/
★「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード特典協力先です。特典内容はこちら。


【東寺】新緑越しの五重塔が美しいお寺の特別御朱印

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京都のシンボルともいえる国宝の五重塔がある東寺2017年秋の「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンの舞台となったことは記憶に新しいですよね。紅葉が美しいということは、もちろん美しい新緑風景にも出会えます♪ “五重塔+新緑”は、境内のいたるところで楽しめますので、瓢箪池越しに眺めてみるなど、お気に入りのポジションを見つけてみてくださいね。

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東寺では、五重塔と青もみじの押印が入った特別御朱印をいただけます。左上に押印された小さな五重塔がかわいらしいデザインです♪ 中央に書かれている「弘法大師」は、言わずと知れた“空海”のこと。東寺の御影堂には弘法大師像が安置されていますが、現在修復工事中のため、大日堂に移されています。毎朝6時からの生身供(しょうじんく)の間と、毎月21日の御影供(みえく)の際にご開帳されているので、せっかくならば、その期間に訪れてみるのもおすすめです♪

⇒東寺の青もみじ情報はこちら

東寺[教王護国寺]
【拝観時間】境内5:00~17:00、金堂・講堂8:00~17:00(受付終了16:30)、
宝物館9:00~17:00(受付終了16:30)、御朱印受付9:00~16:30
※「宝物館春期特別公開」は5月25日(金)まで
【拝観料】境内無料、金堂・講堂500円、宝物館500円
【電話】075-691-3325
【アクセス】JR「京都駅」から徒歩約15分 Google map
【公式ホームページ】http://www.toji.or.jp/
★「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード特典協力先です。特典内容はこちら。

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前編・後編に分けてお届けした“特別御朱印”めぐり。「特別な御朱印欲しいなぁ」「御朱印めぐりはじめてみようかなぁ」と思っていただければ幸いです♪ 特別御朱印をいただけるのは「旅行プラン」をご利用いただいた方限定。ぜひこの機会に活用して、初夏の御朱印集めを楽しんでみてくださいね!

Written by. オパン

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