この秋、京都で見ておきたい! 「紅葉+α」をめぐる旅♪

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東寺[教王護国寺]

 

今年(2018年)の秋はどちらの紅葉を見に行きますか? 定番、穴場・・・ それともライトアップ? いろいろな名所がありますが、今回は、「この秋だからこそ押さえておきたい」紅葉スポットをご紹介します! 来年の秋には改修工事に入る予定の“建物”や、60年に一度の貴重な“法要”など、紅葉と合わせて楽しみたい“+α”のスポットを集めてみました。どうぞご覧ください♪


【源光庵】
“窓紅葉”が有名な禅寺で、来年から改修工事が始まります!


鷹峯にある源光庵は、2014年秋の「そうだ 京都、行こう。」キャンペーン寺院。本堂にある四角い「迷いの窓」と丸い「悟りの窓」にはそれぞれ「禅の教え」が込められています。まずは迷いの窓を眺め、これまでの自分の人生を見つめ直し、次に悟りの窓を眺めれば、そこで気づきが生まれ、悟りの境地へと導かれるのだとか。「今年は11月20日頃から窓の向こうに色づいた紅葉が楽しめそうですよ」とお寺の方。まもなく迎える見頃が楽しみですね♪

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本堂の右手が庫裏です。


源光庵では、来年(2019年)の6月より約15年ぶりとなる庫裏(くり)の改修工事が始まります。2021年の秋頃まで続く予定で、250年を超える歴史ある建物なだけに、工事も大がかりになるそう。庫裏で密かに人気を集めていた魚鼓(ぎょく)もご覧いただけなくなります。改修工事中は境内の雰囲気も異なりますので、今のうちに現在の建物をしっかり写真や心にとどめておきたいですね。今年の秋は、窓からの紅葉はもちろん、庫裏にもご注目ください。

源光庵
【拝観時間】9:00~17:00
【拝観料】400円(11月は500円)
【電話】075-492-1858
【アクセス】市バス「鷹峯源光庵前」バス停から徒歩約1分 Google map


【東寺[教王護国寺]】
あの仏様たちが、来春、東京へ旅立ちます・・・


五重塔で有名な東寺は、昨年(2017年)の「そうだ 京都、行こう。」秋キャンペーンの舞台。日中はもちろん、2015年より始まった夜間ライトアップも今ではすっかり秋の風物詩となり、多くの方を魅了しています。特に瓢箪池に映り込む五重塔と紅葉が圧巻。「この景色を満喫したい!」という方は、人数限定でご覧いただける秋の特別拝観プランをぜひチェックしてみてください♪

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⇒東寺 秋期特別公開、紅葉ライトアップと金堂・講堂特別拝観の詳細はこちら

★「そう京」会員様向けオリジナルイベントも、お申し込み受付中♪
⇒「東寺 特別拝観とライトアップ先行入場」<2018年11月23日(金・祝)・24日(土)、12月1日(土)実施>はこちら。


東寺といえば、講堂に安置されている国宝「立体曼荼羅」も見逃せません。10月27日(土)から12月9日(日)まで、須弥壇北面が特別公開されていて、大日如来を中心に二十一尊を安置した須弥壇を360度ぐるりと一周することができます。そして・・・ 実は、来年の春には、こちらの仏様のなかから15体が、東京国立博物館で開催される特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」に出張されてしまいます! 展覧会では、東寺が所蔵する国宝や重文など約190点(!)の文化財が展示されるそう。勢揃いされた姿を目に焼き付けておいてくださいね。

東寺[教王護国寺]
【拝観時間】境内5:00~17:00、
      金堂・講堂8:00~17:00(受付終了16:30)※11/24~12/4は8:30~
      宝物館(春秋公開)9:00~17:00(受付終了16:30)
【拝観料】境内無料、金堂・講堂500円、宝物館(春秋公開)500円
【電話】075-691-3325
【アクセス】JR「京都駅」から徒歩約15分 Google map
【公式ホームページ】http://www.toji.or.jp/


【仁和寺】
372年間非公開を貫き、今年初公開! 五大明王壁画


遅咲きの桜で知られる御室桜が有名な仁和寺は、実は紅葉も美しいお寺。モミジに包まれた参道や、五重塔、お堂など、「これぞ京都」というような風景が楽しめますよ。御殿内の庭園からも五重塔を眺めることができ、白砂と紅葉、松のコントラストが美しく絵になります♪ 「紅葉の穴場ガイド」のなかで“秋はいつ訪れても境内全体に人が少ない印象”とご紹介しましたが、今年は雰囲気が少し違う模様・・・ というのも、10月13日(土)より開催されている「秋の特別拝観」が話題を呼び、多くの方が訪れています!

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「秋の特別拝観」では、普段は公開されていない金堂(国宝)と経蔵(重文)の内部がご覧いただけるのですが、見どころはなんといっても372年間も非公開を貫いてきた「五大明王壁画」の初公開! 金堂内のご本尊・阿弥陀三尊像(国宝)背面にあたる裏堂に描かれた壁画で、今まで公開されていなかったため、当時とほぼ変わらぬ鮮やかな色彩が遺されています。期間中は「五大明王」特別御朱印の授与もありますので、御朱印好きさんは必見ですよ。


※秋の特別拝観は、拝観休止日があります。最新の情報は公式ホームページにてご確認ください。


⇒「11月に行きたい京都イベント5選」でもご紹介しています

仁和寺
【拝観時間】3~11月9:00~17:00(受付終了16:30)、12~2月9:00~16:30(受付終了16:00)
【拝観料】境内無料、御殿500円、霊宝館500円
【電話】075-461-1155
【アクセス】市バス「御室仁和寺」バス停からすぐ Google map
【公式ホームページ】http://www.ninnaji.jp/


【旧嵯峨御所 大本山 大覚寺】
60年に一度だけ開封される勅封般若心経


嵯峨天皇の離宮を改めた皇室ゆかりの門跡寺院・大覚寺。境内東に広がる大沢池は、嵯峨離宮の名残とされ、平安貴族が舟遊びを楽しんだとも伝わります。池周りを囲むモミジが水面に映り込む景色はなんとも雅やか。夜にはライトアップが行われ、日中とは違う幻想的な風景が多くの人の目を楽しませています。

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大覚寺では、2018年11月30日(金)まで「戊戌開封法会(ぼじゅつかいふうほうえ)」が行われ、「勅封般若心経」が特別公開されています。嵯峨天皇が民を思い書かれた御写経を、60年に一度だけ公開される伝統儀式です。次にお目にかかれるのは半世紀以上後となりますので、貴重な機会、どうぞお見逃しなく!

旧嵯峨御所 大本山 大覚寺
【拝観時間】9:00~17:00(受付終了16:30)
【拝観料】500円(2018年10月・11月は1,000円)
【電話】075-871-0071
【アクセス】市バス「大覚寺」バス停からすぐ、JR山陰本線(嵯峨野線)「嵯峨嵐山駅」から徒歩約20分 Google map
【公式ホームページ】https://www.daikakuji.or.jp/


【酬恩庵 一休寺】
人数限定のスペシャル企画♪ 紅葉ライトアップ



最後にご紹介するのは、今年の秋に外せない酬恩庵 一休寺です。参道では頭上を覆う紅葉がまるでトンネルのよう! 雨の日は、しっとりと濡れたモミジが落葉し、風情があります♪ 紅葉については「穴場の紅葉スポット『一休寺』ってどんなお寺?」ブログでたっぷりご紹介していますので、ぜひご覧ください。

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今年は「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンとの連動企画として、秋の時季としては初となる夜間ライトアップが実施されます! こちらの企画は、人数限定のスペシャルイベント。お申し込みいただいた方限定でご覧いただける景色となります♪ 厳かな禅寺の雰囲気を大切にした薄灯りの演出も魅力のひとつで、派手さはありませんが、幽玄な趣を味わっていただけますよ。2018年秋の京都旅は、一休寺「夜の紅葉鑑賞」で締めくくってくださいね。

\まだ間に合います! お申し込みはこちら♪/
★「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カードをお持ちの方はこちら
⇒2018年11月23日(金・祝)・24日(土)「一休寺 秋の境内特別ライトアップ」
⇒2018年11月25日(日)「一休さん x 新旧アートに迫る!スペシャルトークショー」

\一般の方は旅行商品をご利用ください!/
⇒人数限定で、特別感ある紅葉狩りを♪ 「秋の特別拝観」プランはこちら

酬恩庵 一休寺
【拝観時間】9:00~17:00、宝物殿9:30~16:30
【拝観料】500円
【電話】0774-62-0193
【アクセス】近鉄京都線「新田辺駅」乗換、京阪バス「一休寺」バス停から徒歩約5分 Google map
【公式ホームページ】http://www.ikkyuji.org/

 

Written by. オパン

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