7月に行きたい京都イベント5選 祇園祭ほか

  • イベント・歳時
トップ

祇園祭

7月の京都といえば、絢爛豪華な「祇園祭」。 街中はコンチキチン♪ のお囃子が流れ、1ヵ月にわたり祭事や行事が行われます。今年(2019年)はメモリアルイヤーを迎えるとあって、今月、最も訪ねていただきたいお祭りです! その他、恒例の「京の夏の旅」文化財特別公開“涼”を感じるイベントなどをご紹介。熱気あふれる京都へ、ぜひお越しください。

\夏の京都を旅するなら・・・ おトクな旅行プラン、揃っています!/
⇒人気スイーツが味わえる♪ 「ひんやり 夏の京都たび」
⇒みどりの京都を楽しもう♪ 「京都 苔&青もみじの名所と御朱印めぐり」



【7/6~9/30】夏の恒例イベントがはじまります!
第44回「京の夏の旅」文化財特別公開


仁和寺 観音堂:7/17~9/1公開


京都の夏の恒例イベント「京の夏の旅」文化財特別公開(以下、京の夏の旅)。この夏は「京の御大礼(ごたいれい)」<即位礼と大嘗祭(だいじょうさい)>、「祇園祭創始1150年」「京町家・旧宅」「京都の世界遺産登録25周年」をテーマに通常非公開の9ヵ所が特別公開され、各所では現地ガイドによるご案内をお聞きいただけます♪


吉田家住宅(無名舎):7/25~9/30公開


今回の公開スポットは、京町家や邸宅が多く登場。祇園祭の山鉾町界隈では、京都市内最大規模の京町家である杉本家住宅や、国登録有形文化財の吉田家住宅(無名舎)が公開されます。酷暑で有名な京都の夏、京町家では、障子と襖を簀戸(すど)や御簾(みす)に取り替え、網代(あじろ)が敷かれるなど、涼を感じる室礼(しつらい)に。お寺や神社とは異なる、京町衆の伝統的な暮らしの文化に触れることができますよ。

※杉本家住宅は7月20日(土)~、吉田家住宅(無名舎)は7月25日(木)~の公開となります。


旧三井家下鴨別邸 主屋二階:8/8~27公開※8/14・21は休館


⇒公開箇所の詳細はこちら
★公開箇所では文化財保護の為、靴下等をご持参ください。


■第44回「京の夏の旅」文化財特別公開
【日程】2019年7月6日(土)~9月30日(月)
    10:00~16:30(受付終了16:00)
【料金】1ヵ所600円
※日程・料金ともに、公開箇所により一部異なります。詳しくは公式ホームページでご確認ください。
【問合せ】075-213-1717(京都市観光協会/10:00~18:00)
【公式ホームページ】https://ja.kyoto.travel/specialopening/summer/2019/


【7/1~31】創始1150年のメモリアルイヤー! 「祇園祭」



7月の京都といえば、やっぱり「祇園祭」です! しかも今年(2019)は、祇園祭創始から1150年目、国の重要無形民俗文化財指定から40周年、世界無形文化遺産登録から10周年、という様々な節目が重なる、まさに祇園祭のメモリアルイヤー。早くから各地でPRイベントも行われてきました。

そして1ヵ月続くお祭りのなかでも、ハイライトのひとつとなるのが「山鉾巡行」。絢爛豪華な懸装品(けそうひん)が飾られた山鉾が都大路を巡行する光景は圧巻です。
前祭(さきまつり)となる7月17日(水)には長刀鉾を先頭に23基が、24日(水)には後祭(あとまつり)として復活6年目を迎える大船鉾など10基が巡行します。合計33基の山鉾はそれぞれに特徴があり、有料観覧席からじっくり眺めるのがおすすめです。前祭では「テント席」やイヤホンガイド付きの「祇園祭まなび席」なども用意されています。お申込みページからぜひチェックを♪


■祇園祭
【日程】2019年7月1日(月)~31日(水)
【場所】京都市内中心部
【祇園祭山鉾連合会・公式ホームページ】http://www.gionmatsuri.or.jp/

<山鉾巡行>
【日程】前祭:2019年7月17日(水)9:00~
    後祭:2019年7月24日(水)9:30~
【料金】無料
有料観覧席<一般席>3,180円(パンフレット・日除け帽子付※現地渡し)
前祭:御池通の寺町通から新町通の間
後祭:御池通の河原町通と寺町通の間
※前祭のみ、<テント席>6,180円、<祇園祭まなび席>7,000円が設置されます。
※売切れの際はご容赦ください。
【問合せ】075-213-1717(京都市観光協会/10:00~18:00)
【京都市観光協会・公式ホームページ】https://ja.kyoto.travel/event/major/gion/


山鉾町の“御朱印集め”や“粽(ちまき)”、“限定グルメ”など、楽しみ方はいろいろ♪



山鉾巡行の他にも、祇園祭の楽しみ方はいろいろ。前祭の14日(日)から16日(火)、後祭の21日(日)から23日(火)の「宵山」には各山鉾の会所で御朱印や厄除けの粽などが授与され、懸装品を間近に楽しむこともできます。15日(月・祝)・16日(火)は山鉾町周辺が歩行者天国となり、限定グルメの屋台も登場するのでお見逃しなく。

「そうだ 京都、行こう。」公式Facebookでも、現地より祇園祭情報を発信中なので、あわせてチェックしてくださいね♪

\関連ブログをチェックして、祇園祭を楽しもう!/
⇒【グルメ】祇園祭で食べたい! 鉾町で見つけた気になるグルメ
⇒【京さんぽ】京都のプロに聞く! 祇園祭「宵山」の見どころ、楽しみ方



「そうだ 京都、行こう。」会員イベントでも、祇園祭関連のイベントを多数ご用意!


南観音山


★会所で、ちまき飾り付け体験や懸装品鑑賞などを楽しむ!
⇒「祇園祭 知る・学ぶ3DAYS」(2019年7月13日~15日実施)
⇒「祇園祭ミニ講義と曳き初め体験」(2019年7月20日実施)

★絢爛豪華な山鉾巡行を鑑賞! うれしい京都通ガイドによる解説付き♪
⇒「観覧席から祇園祭を楽しむ(前祭巡行)」(2019年7月17日実施)
⇒「観覧席から祇園祭を楽しむ(後祭巡行)」(2019年7月24日実施)

★実は山鉾巡行より歴史が深い!“神輿渡御”を鑑賞!
⇒「京都・四条大橋『東華菜館』納涼席から楽しむ お神輿観覧プラン」(2019年7月24日実施)

※「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カードとは?



【7/2~8/17】約30メートルの絵巻は圧巻!
京都文化博物館「横山華山展」


《祇園祭礼図巻》 上巻・部分 個人蔵


祇園祭とあわせて、山鉾町からほど近い京都文化博物館「横山華山展」でアート鑑賞はいかがでしょう。横山華山は江戸時代後期の京都で活躍した絵師で、海外からの評価も高く、欧米の美術館に多数の優品が所蔵されています。

本展での注目作品のひとつが、「祇園祭礼図巻」。江戸時代後期の祇園祭の様子を描いた、上下巻約30メートルにわたる壮大な絵巻です。祇園祭のハイライトとなる「山鉾巡行」以外の行事や山鉾の懸装品、人物までもが細やかに描かれ、なかには、現在の祇園祭では行われていない行事「祇園ねりもの」の様子も! 祇園祭創始1150年という記念の年に、その歴史の一部を拝見してみましょう。


■横山華山展
【日程】2019年7月2日(火)~8月17日(土)
前期:7月2日(火)~21日(日) 後期:7月23日(火)~8月17日(土)
10:00~18:00(受付終了17:30) ※金曜日は~19:30(受付終了19:00)
【休館日】7月8日(月)・22日(月)・29日(月)
【場所】京都文化博物館 詳細情報はこちら
【料金】1,400円
【問合せ】075-222-0888
【横山華山展・公式ホームページ】http://kazan.exhn.jp/
【京都文化博物館・公式ホームページ】http://www.bunpaku.or.jp/exhi_special_post/yokoyamakazan2019/


【7/13~15】三連休に恐怖体験!?
六道珍皇寺「ゑんま詣・特別寺宝展」


冥途通いの井戸


8月の「六道まいり」で知られる六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)。陰暦の盂蘭盆(うらぼん)にあたる7月16日は閻魔様の「大斎日」ご縁日にあたることから、16日に近い土日祝の3日間にご参詣者の無病息災・延命長寿を願う「ゑんま詣・大斎日法要」が行われます。

また、「地獄絵」などを展観する「特別寺宝展」も開催。お寺があるこの地は、あの世とこの世を結ぶという“六道の辻”。平安時代の官僚・小野篁(たかむら)が閻魔大王に仕えるために通ったとされる「冥途通いの井戸」「黄泉がえりの井戸」も間近にご覧いただけます。


(左)小野篁像 (右)閻魔大王像


その他、薬師如来像(重文)や小野篁像、さらに篁作と伝わる閻魔大王像や「十王図」など、貴重な寺宝も特別に公開されます。写真からもリアルさが伝わってきますが、実物を前にすると、さらに迫力がありますよ。閻魔堂では期間中、毎朝8時より法要が執り行われ、夏越(なごし)厄除けの「茅の輪くぐり」とともに「夏越し厄除け腕輪守り」(有料)が授与されます。


ゑんま詣記念 百人一首かるた風(参議篁)見開き金仕立墨書朱印


さらに期間中には、素敵な「お盆ゑんま詣記念御朱印」(2枚1組3,000円・書き置きのみ、夏越し厄除け腕輪守り付き)も特別授与されます。閻魔大王と小野篁の2枚組で、金紙の華やかな御朱印です。寺宝の数々を拝見して、ぜひお求めください。数に限りがありますので、気になる方は早めにチェックを。


■ゑんま詣・特別寺宝展
【日程】2019年7月13日(土)~15日(月・祝)
    9:00~16:00 ※15日は15:30まで
【場所】六道珍皇寺 詳細情報はこちら
【料金】800円
【問合せ】075-561-4129
【公式ホームページ】http://www.rokudou.jp/


【7/1~9/18】涼やかな音色を奏でる♪
正寿院「風鈴まつり」



京都府南部は、自然豊かな宇治田原町に位置する正寿院(しょうじゅいん)。京都市街地より5度ほど気温が低く、毎年、涼やかな「風鈴まつり」が行われています。昨年(2018年)は要予約でしたが、今年は予約不要で、気軽に楽しめるようになりました。


風鈴の絵付け体験(1,200円)


境内は約2,000個の風鈴で彩られ、涼しげな音色が響き渡ります♪ 本堂には全国から集められた個性豊かな“ご当地風鈴”がお目見え。お土産として持ち帰ることができる、風鈴の絵付け体験もおすすめです。


風鈴ライトアップとろうそくまつり


期間中の土曜日・日曜日には「風鈴ライトアップ」を実施(一部日程を除く)。幻想的な光景は、さらに涼しい気分にさせてくれそうです。7月21日(日)には「ろうそくまつり」も行われ、夜間のみ無料で拝観でき、法話や演奏会、限定御朱印も予定されています。

スムーズなアクセスが難しい正寿院ですが、期間中一部の日程で、近隣の駅やバス停からの直通送迎の運行がされます。詳しくは公式ホームページでご確認ください。


■風鈴まつり
【日程】2019年7月1日(月)~9月18日(水)※8月17日(土)除く
    9:00~16:30
【場所】正寿院 Google map
【料金】700円(お茶・お菓子・散華付き)
【問合せ】0774-88-3601
【公式ホームページ】http://shoujuin.boo.jp/
<風鈴ライトアップ>
期間中の土曜日・日曜日※8月3日(土)・4日(日)・10日(土)・11日(日・祝)・17日(土)除く/18:00~20:00/800円

Written by. かりー

おすすめコンテンツ