花よりお酒!? 京都の酒蔵が手がける“梅酒”8選

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2月の京都で気になるのが「梅」。花はもちろん、もうひとつ気になるもの・・・ それは「梅酒です! 京都といえば、伏見を中心に歴史ある酒蔵が点在しますが、日本酒と一緒に梅酒づくりを行う蔵もあるんです♪ そこで、京都の梅景色に想いを馳せつつ、京都の梅酒を味わってみませんか。今回は梅酒好きの「そう京」スタッフが気になった8本をセレクト。実際に「そう京」編集部で試飲してみた感想を交えてご紹介します!
※2019年公開の記事を改訂しました。

【齊藤酒造】“吟醸酒”を贅沢に使用! ボトルにもご注目を

  • 吟醸うめしゅらいと(375ml 825円)

    吟醸うめしゅらいと(375ml 825円)

  • 齊藤酒造の事務所(写真左の建物)にてお酒が購入できます

    齊藤酒造の事務所(写真左の建物)にてお酒が購入できます

江戸時代中期に呉服商として始まり、明治28年(1895)に酒造業に転じたという歴史を持つ齊藤酒造。そんな老舗酒蔵からは、「吟醸うめしゅらいと」という“吟醸酒”仕込みの梅酒をチョイス。国産梅を使用し、ほど良い爽やかな酸味と、アルコール度数5度という飲みやすさが特徴。梅と龍のデザインが直接刷り込まれたスタイリッシュなボトルで、女性人気も高いそう。飲みきりサイズというのも嬉しいポイントです。
★スタッフコメント
「アルコール度数が低めで、フルーティな味わい。お酒とはいえ、ごくごく飲めてしまいますね」
「スッキリとした味わいですが、梅の香りも味もしっかり感じられましたよ♪」
「龍といえば、今年の干支! 素敵なボトルで贈り物にも良さそう」
■齊藤酒造
【営業時間】8:30~17:00
【定休日】土曜日・日曜日・祝日
【電話】075-611-2124
【アクセス】市バス「三栖大黒町」バス停から徒歩約2分、京阪本線「伏見桃山駅」から徒歩約14分、近鉄京都線「桃山御陵前駅」から徒歩約15分 Google map
【公式ホームページ】https://www.eikun.com
【公式Facebook】https://www.facebook.com/eikunsaito
【公式X(Twitter)】https://twitter.com/eikun_ystore
【公式Instagram】https://www.instagram.com/eikun_saitoshuzo

【山本本家】ピンクのラベルが華やか♪ 蔵元の想いを感じるお酒

  • 梅想い(500ml 1,430円)

    梅想い(500ml 1,430円)

伏見七名水のひとつ「白菊水」を仕込み水に、約340年にわたり酒造りを続ける山本本家。梅酒「梅想い」は、「美味しいリキュールを造りたい」という蔵元の熱い想いが実を結んだお酒です。京都青谷産の大きな梅の実を使用し、まろやかな甘さで後味はすっきり。華やかなピンク色のラベルに梅がデザインされ、見た目も味もキュートな1本です。さらに梅酒の旨味を感じたい方は、「梅想い原酒 木箱」(720ml 3,520円)がおすすめ♪
★スタッフコメント
「“芳醇”のひとことにつきます!」
「梅の香りの中にかすかに日本酒が感じられます。酸味と甘味がほど良く、“旨口な梅酒”という印象です♪」
「寒~い今の季節は、温めて味わうのも良いですね」
■山本本家直売所
【営業時間】11:00~18:00
【定休日】月曜日
【電話】075-622-3110
【アクセス】京阪本線「伏見桃山駅」から徒歩約6分、近鉄京都線「桃山御陵前駅」から徒歩約7分 Google map

■山本本家

【公式ホームページ】https://www.yamamotohonke.jp/
【公式Facebook】https://www.facebook.com/神聖-京都伏見-山本本家--105590458016113
【公式Instagram】https://www.instagram.com/yamamotohonke_official

【キンシ正宗】シンプルながら、しっかりとした梅の味わい!

  • 京梅 だいだい(500ml 1,419円)

    京梅 だいだい(500ml 1,419円)

天明元年(1781)、洛中で創業し、明治13年(1880)に名水を求めて伏見に移転したキンシ正宗。名水百選にも選ばれた御香水と水脈を同じくする「常磐井(ときわい)」を仕込み水に酒造りを行っています。「京梅 だいだい」は、シンプルな素材をかけ合わせ、しっかりとした梅の味わいが感じられるリキュール。ボトルもシンプルながら、「京梅」の文字に小さな梅が描かれ、オシャレなデザインです。紫蘇と完熟梅がマッチした「京梅 くれない」(500ml 1,177円)もあります。
★スタッフコメント
「味のバランスがとても良く、安定した味わい♪」
「飲んだ瞬間に梅の酸味と甘味を感じました。濃厚なので、ソーダ割で飲んでみたいかも」
「後口がさっぱりしているので、濃いめが好きな方はストレートでじっくり味わうのがおすすめ!」
■キンシ正宗
【営業時間】10:00~17:00
【定休日】土曜日・日曜日・祝日
【電話】075-611-5201
【アクセス】京阪本線「丹波橋駅」・近鉄京都線「近鉄丹波橋駅」から徒歩約7分 Google map
【公式ホームページ】http://kinshimasamune.com
【公式Facebook】https://www.facebook.com/キンシ正宗株式会社-593002780791062
【公式X(Twitter)】https://twitter.com/KinshiMasamune

【北川本家】梅酒と赤紫蘇の美味しいハーモニー♪

  • 大原紫蘇梅酒(720ml 1,540円)

    大原紫蘇梅酒(720ml 1,540円)

明暦3年(1657)創業の老舗酒蔵・北川本家。淡いピンク色の「大原紫蘇梅酒」は、洛北にある大原で採れた赤紫蘇を100パーセント使用し、伏見の名水「伏水」で仕込んだを本格米焼酎と清酒をベースに造られています。杜氏さんが試行錯誤を重ねて完成した、赤紫蘇本来の美しい色と香りが楽しめるお酒です。梅の甘酸っぱさと赤紫蘇のすっきりとした風味が感じられ、ソーダやサイダーで割っていただくのもおすすめ♪
★スタッフコメント
「ふわっと紫蘇が香ったあと、梅の風味が口の中に広がっていくのが心地いいですね~」
「“薬膳酒”のような感じもあり、身体にも良さそう」
「ロゼピンクの色合いもキレイ♪」
■おきな屋(北川本家直売店)
【営業時間】10:00~19:00
【定休日】火曜日
【電話】075-601-0783
【アクセス】京阪本線「伏見桃山駅」から徒歩約9分、近鉄京都線「桃山御陵前駅」から徒歩約10分 Google map
【公式Facebook】https://www.facebook.com/kitagawahonke.okinaya
【公式Instagram】https://www.instagram.com/kitagawahonke.okinaya

■北川本家
【公式ホームページ】https://www.tomio-sake.co.jp
【公式Facebook】https://www.facebook.com/kitagawahonke
【公式Instagram】https://www.instagram.com/kitagawahonke_fushimi

【松井酒造】いま注目! 2023年末に誕生したばかりの梅酒

  • 神蔵「蜜號」うめ酒(720ml 2,200円)

    神蔵「蜜號」うめ酒(720ml 2,200円)

鴨川のほとりに蔵を構える松井酒造。比叡山から流れでた地下水で酒造りを行うなか、2021年から代表銘柄「神蔵(かぐら)」を使ったリキュール「蜜號(みつごう)」の販売がスタートしました。ゆず・ヨーグルトからはじまり、2023年末、ついに梅酒が誕生! 夕焼けのような美しい色合いが特長で、芳醇な香りとさっぱりとした梅の味わいが口いっぱいに広がります。濃厚な味わいをお求めの方は、スパークリング(360ml 1,440円)をどうぞ。
★スタッフコメント
「酸味と甘味のバランスが絶妙です。甘いのが苦手な方にもおすすめ!」
「後味が爽やか! 飽きずに飲み進められそう」
「まだ発売されたばかりなので要チェックです。今度はスパークリングを飲んでみたい♪」
■松井酒造
【営業時間】10:00~18:00
【定休日】日曜日・祝日
【電話】075-771-0246
【アクセス】市バス「京大正門前」バス停から徒歩約6分、京阪鴨東線「出町柳駅」から徒歩約10分 Google map
【公式ホームページ】https://matsuishuzo.com
【公式Facebook】https://www.facebook.com/KurabitoMatsuishuzo
【公式X(Twitter)】https://twitter.com/Kagura1726

\2022年7月にリニューアル!/
⇒老舗酒蔵「松井酒造」を訪ねて

【城陽酒造】地元・青谷梅林の特産「城州白」を使った名品!

  • 長期熟成梅酒 城州 Premium(720ml 2,750円)

    長期熟成梅酒 城州 Premium(720ml 2,750円)

京都府南部の城陽市には、鎌倉時代の和歌に詠まれた青谷梅林があり、古来、“梅の里”として知られています。明治28年(1895)創業の蔵元・城陽酒造が手がける梅酒「城州」は、地元の特産品「城州白」のみを使用。肉厚で大粒な梅の実を選別し、3年以上じっくり熟成させて出荷されています。なかでも「Premium」は梅を凝縮した濃厚な味わいが特長。桃のような芳醇な香りも嬉しい、まさにプレミアムな1本です。
★スタッフコメント
「見た目も味も“濃い”梅酒! 梅本来の味が感じられるワイルドなお酒です」
「梅の酸味とほど良い渋みで、梅酒とはいえ飲み応え抜群♪」
「ロックで、少しずつじっくり味わいたいですね」
■城陽酒造
【営業時間】8:30~17:30 ※夏期の土曜日は9:00~17:00
【定休日】日曜日・祝日
【電話】0774-52-0003
【アクセス】JR奈良線「山城青谷駅」から徒歩約3分 Google map
【公式ホームページ】https://joyo-shuzo.co.jp
【公式Facebook】https://www.facebook.com/joyoshuzo
【公式Instagram】https://www.instagram.com/joyo_shuzo

【招德酒造】後味すっきり! こだわりの純米酒ベースの梅酒

  • 京のにごり梅酒(720ml 1,760円)

    京のにごり梅酒(720ml 1,760円)

招德酒造は天保2年(1645)に洛中で創業、大正時代に伏見の地へ移転した老舗酒蔵。代表銘柄「花洛(からく)」を醸造し、平成18年(2006)から和リキュールの製造をスタートされました。「京のにごり梅酒」は蔵自慢の純米酒に、京都府産を中心とした瑞々しい青梅をじっくり漬け込んだお酒。甘さ控えめで、後味はすっきり。梅が描かれたラベルもかわいい1本です。
★スタッフコメント
「“梅酒=甘い”というイメージが変わる、新発見の梅酒です!」
「日本酒感があり、普段、梅酒を飲まないお酒好きの方にもおすすめ」
「夏には、ソーダで割ってさっぱり味わってみたい♪」
■招德酒造
【営業時間】8:30~16:30※12:00~13:00除く
【定休日】土曜日・日曜日・祝日(11~2月は日曜日・祝日)
【電話】075-611-0296
【アクセス】市バス「西丹波橋」バス停から徒歩約2分、京阪本線「丹波橋駅」・近鉄京都線「近鉄丹波橋駅」から徒歩約13分 Google map
【公式ホームページ】https://www.shoutoku.co.jp
【公式Facebook】https://www.facebook.com/shoutoku.co.ltd

【黄桜】とろ~り、リッチな完熟梅酒♪

  • 黄桜 京美人 京都でうまれたとろり梅酒(500ml 1,028円)

    黄桜 京美人 京都でうまれたとろり梅酒(500ml 1,028円)

大正14年(1925)創業、カッパのキャラクターでおなじみの酒造メーカー・黄桜。日本酒から地ビールまで様々なお酒造りをされていて、もちろん梅酒もあります。「京都でうまれたとろり梅酒」には、まろやかな味わいの完熟梅をふんだんに使用。梅の実のピューレが加わり、とろりとリッチなにごり梅酒に仕上がっています。キザクラカッパカントリー内の黄桜商店で購入できるほか、黄桜酒場(レストラン)で味わうこともできます。
★スタッフコメント
「甘いのが好きな方におすすめしたい1本です♪」
「やさしい飲み口で、食前酒にぴったり。アイスにかけても美味しそう!」
「京都らしい和柄のラベルで、おみやげにも喜ばれるはず」
■キザクラカッパカントリー
【営業時間】黄桜商店10:00~20:00、黄桜酒場11:30~14:30(ラストオーダー14:00)・17:00~21:30(ラストオーダー20:50)※土日祝は11:00~
【定休日】火曜日
【電話】075-611-9919
【アクセス】京阪本線「伏見桃山駅」から徒歩約7分、近鉄京都線「桃山御陵前駅」から徒歩約8分 Google map
【公式ホームページ】http://kizakura.co.jp/restaurant/country
【公式Facebook】https://www.facebook.com/kizakura.jp
【公式X(Twitter)】https://twitter.com/kizakura_kappa_
【公式Instagram】https://www.instagram.com/kizakura_kappa

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今回は8本をピックアップしましたが、気になる梅酒はほかにも! 宇治抹茶や玉露を使った京都らしい梅酒もありましたよ。どんな味わいなのでしょうか・・・ 梅酒好きスタッフの旅は続きます♪
※掲載内容は2024年2月2日時点の情報です。最新情報は各掲載先へご確認ください。

Written by. 「そう京」編集部

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