天龍寺
今年(2019年)の「そうだ 京都、行こう。」春キャンペーン「春はあけぼの・さくら編」ではさまざまな京都の“朝桜”をご紹介しています。9時から拝観開始の社寺が多いなか、今回は8時半までに開門している桜名所をお届け♪ いつもは賑わうスポットも、朝は比較的空いているので、じっくり桜と向き合うことができますよ。
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⇒念願のゆっくり桜観賞!? 「桜の名所 お花見特別プラン 2019」
<5:30~>
【上賀茂神社】雅な名の付く1本桜に、早朝より酔いしれる♪
京都最古の社のひとつとされる上賀茂神社では、「御所桜」や「みあれ桜」、「風流桜」といった雅な名前の付けられた由緒ある一本桜が、3月下旬から4月中旬にわたって咲き継いでいきます。一の鳥居から二の鳥居に向かう長い参道で一際目を引くのは、紅しだれ桜の「斎王桜(さいおうざくら)」。青々とした芝生の緑とほんのりとした桜の紅色が、美しいコントラストを織り成します。
☆例年の見頃 4月上旬~中旬
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\桜咲く賀茂川沿いを歩き、上賀茂神社に参拝♪/
⇒【そう京イベント】「賀茂川沿いの桜並木を歩く」(2019年4月7日実施)
<6:00~>
【平野神社】早咲きの桜「魁桜」を筆頭に、桜の種類が豊富!
1200年以上に渡り信仰を集め、歴代朝廷からも篤く崇敬されてきた平野神社。古くから桜の名所として有名で、普段は静かな境内ですが、桜シーズンはとても華やかに。楼門の側にある早咲きの「魁桜(さきがけざくら)」を筆頭に、「虎の尾」、「平野妹背(ひらのいもせ)」、「普賢象(ふげんぞう)」など多彩な品種の桜が境内を彩ります。神紋も“桜”で、境内の提灯や灯籠、釘隠しに桜が見つけられ、いっそう春の雰囲気が感じられます♪
☆例年の見頃 3月下旬~4月中旬
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\平野神社など、“遅咲き”の桜名所をめぐる/
⇒【そう京イベント】「仁和寺 御室桜と転法輪寺特別拝観」(2019年4月13日実施)
<7:00~>
【佛光寺】街が賑わう前に、境内をお花見さんぽ
親鸞聖人が山科に建立した草庵が起源の佛光寺。天正14年(1586)、豊臣秀吉により現在地へ移されました。街の中心地にあり、アクセスしやすい桜名所として、地元の人に親しまれているスポットです。開放的な境内には、阿弥陀堂と御影堂を背に、天皇家お手植えの大きな紅しだれ桜が、3本咲き誇ります。街が賑わう前に、静かにお花見を楽しんでみて。
☆例年の見頃 4月上旬~中旬
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<8:00~>
【龍安寺】石庭は朝一番がおすすめ!
宝徳2年(1450)創建の臨済宗妙心寺派の龍安寺は、世界遺産にも登録されています。白砂に15個の大小の石が配され、国の特別名勝・史跡として指定されている「虎の子渡し」が有名で、紅しだれ桜が土塀越しに咲き誇ります。朝一番に訪れれば爽やかな朝日に照らされた桜が眺められますよ。桜苑や鏡容池周りもお花見が楽しめます♪
☆例年の見頃 3月下旬~4月中旬
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<8:30~>
【天龍寺】百花繚乱の風景に、朝からうっとり♡
天龍寺は、臨済宗天龍寺派の大本山。境内にはしだれ桜やソメイヨシノ、八重桜など、約200本もの桜が咲く嵐山屈指の桜の名所です。多宝殿周りに咲く見事な枝振りのしだれ桜は、みとれてしまうほどの美しさ。花園「百花苑」では桜と一緒にヤマツツジなど色とりどりの春の花々が咲き乱れ、まさに百花繚乱! 「望京の丘」からは、桜と堂宇が眺められ、目が覚めるような素晴らしい風景です。
☆例年の見頃 4月上旬
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<8:30~>
【東寺】五重塔 x 不二桜の定番風景は見逃せない
京都駅から徒歩圏内にある世界遺産・東寺。境内には、河津桜やソメイヨシノ、山桜などたくさんの種類の桜が植わり、次々に花を咲かせていきます。現存する木造の塔としては日本一の高さを誇る五重塔を背に咲く八重紅しだれ桜「不二桜(ふじざくら)」も、春の京都では定番の風景となりました。金堂や講堂など荘厳な伽藍群も、この時季は桜色に彩られ、境内が華やぎます♪
☆例年の見頃 4月上旬
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※通常は8時から拝観できますが、2019年3月23日から4月8日は8時半からの拝観となります。
<8:30~>
【平安神宮】小説の舞台にも。絢爛豪華な紅しだれ桜
平安遷都1100年を記念して明治28年(1895)に造営された平安神宮。絢爛豪華な紅しだれ桜が有名で、その光景は谷崎潤一郎や川端康成の小説の舞台にもなりました。栖鳳池に映る八重紅しだれ桜は圧巻の美しさ。朝は比較的風も穏やかなので、泰平閣(橋殿)からは、桜と尚美館が水面にリフレクションした光景を眺めることも♪ 吉凶を“つぼみ”から“満開”で表現したユニークな「桜みくじ」(300円、春限定)もお見逃しなく。
☆例年の見頃 4月上旬~中旬
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\早朝派? 秘蔵スペース派? ふたつの桜イベントをご用意♪/
⇒【そう京イベント】平安神宮 桜の神苑早朝特別参拝(2019年4月6日・7日・9日実施)
⇒【そう京イベント】平安神宮 神苑非公開エリアの特別参拝(2019年4月6日・7日・9日実施)
<8:30~>
【仁和寺】春のフィナーレを飾る圧巻の桜を朝から堪能!
平安時代に創建された日本初の門跡寺院・仁和寺は、遅咲きの御室桜(おむろざくら)でも知られています。御室桜は背丈が低いのが特徴で、別名「お多福桜」とも。中門を抜け、西側に広がる桜苑には約200本もの御室桜が植えられていて、満開時は圧巻の風景です。通常は9時開門ですが桜シーズンのみ8時半より開門されますので、贅沢な朝桜を堪能してみてください♪
※2019年4月上旬から5月中旬まで(予定)、五重塔は修復工事中のため外観をご覧いただけません。
☆例年の見頃 4月上旬~中旬
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\仁和寺など、“遅咲き”の桜名所をめぐる!/
⇒【そう京イベント】仁和寺 御室桜と転法輪寺特別拝観(2019年4月13日実施)
\夜もお花見! 特別なライトアップを実施/
⇒【そう京イベント】仁和寺 御室桜苑ライトアップ(2019年4月13日・14日実施)
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