“大黒様とご縁を結ぶ”特別ご朱印、授与スタートです!~妙蓮寺・圓常院編~

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妙蓮寺と圓常院の特別ご朱印

「妙蓮寺(みょうれんじ)・圓常院(えんじょういん)・本法寺(ほんぽうじ)・尊陽院(そんよういん)」の4ヶ寺で、「そう京」会員様を対象に開催中の「西陣・大黒様の特別ご朱印めぐり」。2020年の干支である“子(ねずみ)”と、ねずみを御使いとする“大黒様”をモチーフとした美麗なご朱印をもとめて、開始日の12月9日(月)から多くの「そう京」会員様に訪れていただいたようです。ありがとうございます♪

各お寺の授与所で「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カードをご提示いただくと、本企画のために制作いただいた“新作ご朱印”を授与していただけます。

今回は、前回ご紹介した本法寺と尊陽院につづき、妙蓮寺圓常院の特別ご朱印についてお届けします!

⇒「西陣・大黒様の特別ご朱印めぐり」の詳細はこちらからチェック!

⇒本法寺と尊陽院の特別ご朱印はこちら

※「大黒様の特別ご朱印」は「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カードをお持ちの会員様に限り授与いただけます。カード会員以外の方には授与いただけませんので、あらかじめご承知おきください。



絵画と石庭が見どころの「妙蓮寺」


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十六羅漢の石庭(2018年8月撮影)

永仁2年(1294)に創建した妙蓮寺。幾度かの移転を繰り返し、現在の地に落ち着いたのは、豊臣秀吉が聚楽第を造営した天正15年(1587)だそう。

芸術家と関係が深く、長谷川等伯一派による作品をはじめ、多くの文化財を所蔵するお寺です。拝観される際は、通常公開されている奥書院に飾られた「四季の襖絵」をお見逃しなく。金箔ではなく銀箔を押して、その上に絵を描いた珍しい作品です。

また、表書院に腰掛けながら鑑賞できる「十六羅漢の石庭」も見事です。中心に据えた大きな青石は、豊臣秀吉から贈られたと伝わる臥牛石(がぎゅうせき)。釈迦と十六羅漢に見立てて石が配置され、なかには獅子や象をイメージした石もあるのだとか。ぜひ探してみてください。

■妙蓮寺
【拝観時間】10:00~16:00
【拝観料】境内無料、方丈・庭園は500円
【電話】075-451-3527
【アクセス】市バス「堀川寺ノ内」バス停から下車徒歩約3分 Google map
【公式ホームページ】http://myorenji.or.jp/

※毎週水曜日は拝観休止となります。 拝観休止日に妙蓮寺の特別ご朱印を希望される方には圓常院にて授与していただけます。



絵入りご朱印で知られる「圓常院」


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圓常院の表門(2019年8月撮影)

圓常院は、妙蓮寺の境内にある8つの塔頭のひとつで、寛永12年(1635)創建の歴史あるお寺です。

こぢんまりとしたお寺ですが、本堂に祀られた大黒天や鬼子母神(きしもじん)、参道の途中にあるお堂に祀られた鍾馗尊(しょうきそん)と、ガン封じのご利益で知られる赤球石霊験(せっきゅうせきれいげん)大明神など、珍しい神仏とご縁を結ぶことができます。

■圓常院
【拝観時間】10:00~16:00
【拝観料】境内無料
【電話】075-431-6897
【アクセス】市バス「堀川寺ノ内」バス停から下車徒歩約3分 Google map
【公式Facebook】https://ja-jp.facebook.com/enjoyntemple/

※法要・行事等でご住職が不在の場合は、拝観休止となります。拝観休止日に圓常院の特別ご朱印を希望される方には妙蓮寺にて授与していただけます。但し、妙蓮寺は毎週水曜日が拝観休止です。


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“ほっこり”する絵の数々

最近、“味のある素敵な絵が描かれたご朱印”を授与していただけることから人気を集めている圓常院。温かみのあるタッチで描かれるのは、僧侶や龍、季節の花などさまざまなモチーフ。独特の表情や構図は、見るだけで笑顔になってしまいます。

実は、この絵を手がけているのは圓常院のご住職なんです!



思い出になるご朱印を目指して


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圓常院 住職 佐野充照上人

圓常院のご住職である佐野充照上人が、絵入りご朱印を始められたのは2018年5月頃。それまでは墨字と朱印のシンプルな書き置きしか扱っていなかったそうです。

「書き置きでも、足を運んでいただいた方の思い出に残るご朱印になれば」と、得意の墨彩画で絵を添えたのがきっかけ。最初は僧侶や鬼の絵など2~3種類程度でしたが、季節や行事に合わせて次々に新作を出され、今までに描いたのは数十種類以上!

妙蓮寺の絵入りのご朱印も佐野上人が手がけており、最近では両寺のご朱印をあわせてお求めになる拝観者が増えているのだとか。本企画における妙蓮寺、圓常院の特別ご朱印も、佐野上人自らが新作となる絵を描き起こしてくださいました!



妙蓮寺のご朱印は大黒様をイメージ


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妙蓮寺のご朱印に描かれたのは大黒様のシンボルのひとつ “打ち出の小槌”。華やかな色合いに「福」の一文字が入った豪華な小槌の周りには、金運のご利益を表す小判が舞います。

法華・日蓮宗の仏画や仏具では、御首題である「南無妙法蓮華経」を一仏に見立てて、蓮の花を象った蓮台の上に載せて表現することが多いそう。特別ご朱印でも、御首題を受けとめるように蓮の花が描かれ、とてもありがたい仕上がりになっています。



対となる圓常院の“ねずみ”のご朱印


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商売繁盛を願う動物の置物から着想を得たという、裃(かみしも)を着こなした“ねずみ”が目を引きます。まるまるとして力強く、大黒様から福をしっかりと運んでくれそうな安心感。どこかのんびりした表情も愛らしいですね。

妙蓮寺のご朱印と並べると、“大黒様(打ち出の小槌)”と“ねずみ”がセットになるようデザインされています。ぜひ2枚揃えてお迎えし、大黒様とのご縁を結びましょう。


大黒様の特別ご朱印めぐり、開催中です!


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左から本法寺、圓常院、尊陽院、妙蓮寺の特別ご朱印

4ヶ寺のご朱印は、どれも手に取りたくなる魅力がいっぱいです。ぜひ、お寺に足を運んでいただき、今回限りの特別ご朱印を授かってみてくださいね。

開催期間は2019年12月9日(月)~12月27日(金)2020年1月7日(火)~1月26日(日)。年末年始は授与休止期間となるのでご注意ください。全期間を通して各寺限定100枚の授与となります。

どうぞ皆さまに大黒様との素敵なご縁が訪れますように♪

※本企画は「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード会員様限定の企画です。特別ご朱印の授与には、「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カードのご提示が必要になりますのでご注意ください。

⇒「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カードの入会についてはこちら

Written by. きのこ

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