
京都の気になる御朱印・御朱印帳 9
春爛漫の京都の社寺で、今年も期間限定の御朱印が登場しています。桜や春の歳時などをモチーフにした華やかな御朱印から京都の春を感じてみてくださいね。
※御朱印は参拝の証です。しっかりお参りしてから、拝受しましょう!
【隨心院】華やかな「はねず踊り」を御朱印で感じてみて♪

春季限定御朱印 500円 ※書き置きのみ。なくなり次第終了
京都市内が桜で賑わいはじめる頃、小野小町ゆかりのお寺・隨心院では、「はねずの梅」と呼ばれる薄紅色の梅が咲き誇ります。毎年3月下旬には恒例の「はねず踊り」を実施。今年は残念ながら中止となってしまいましたが、3月1日(日)より授与されている限定御朱印は、その華やかさが目に浮かぶようなデザインです。御朱印紙は踊り子さんの衣装と同じ薄紅色で、朱色の文字も印象的。今年はこちらの御朱印から、はねず踊りを楽しんでみてはいかがでしょうか。もちろん桜もお見逃しなく♪

☆例年の桜の見頃 4月上旬~中旬
⇒桜開花情報はこちら
■隨心院
【拝観時間】9:00~17:00(受付終了16:30)
【御朱印受付時間】9:00~16:30
【拝観料】500円
【電話】075-571-0025
【アクセス】地下鉄東西線「小野駅」から徒歩約5分 Google map
【公式ホームページ】http://www.zuishinin.or.jp/
★「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード特典協力先です。特典内容はこちら。
【石清水八幡宮】御花神饌をモチーフにしたかわいい刺繍の御朱印

刺繍御朱印(桜と蝶) 1,000円 ※書き置きのみ
京都府南部、八幡市の男山に鎮座する石清水八幡宮では、今年(2020年)1月より、和紙に繊細な“刺繍”が施された御朱印を授与されています。刺繍のモチーフは、“はちまんさん”を代表する勅祭・石清水祭の「奉弊の儀」で御神前にお供えされる12台の「御花神饌(おはなしんせん)」。3月から5月は、“桜と蝶”・“梅と鶯”・“松と鳩”の3種類の御朱印が登場します。これから季節ごとに3種類ずつ授与予定とのことで、御朱印から石清水祭を感じてみてはいかがでしょう。

梅と鶯、松と鳩

☆例年の桜の見頃 4月上旬
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■石清水八幡宮
【参拝時間】6:30~18:00(4~9月は5:30~18:30)
【御朱印受付時間】8:30~18:00
【参拝料】境内無料
【電話】075-981-3001
【アクセス】石清水参道ケーブル「八幡宮山上駅」からすぐ Google map
【公式ホームページ】http://www.iwashimizu.or.jp/
【本山 本満寺】しだれ桜が描かれた春らしい“御首題”

春季限定御首題(左)1,000円(右)500円 ※どちらも書き置きのみ。なくなり次第終了
本山 本満寺は日蓮宗京都八本山のひとつ。日蓮宗のお寺では、「南無妙法蓮華経」と書かれた“御首題”を拝受でき、本満寺では方丈前に咲く立派なしだれ桜をイメージした2種類の春季限定の御首題を授与いただけます(3月21日~4月30日まで授与予定)。見開きの御首題にはお寺が「洛陽十二支妙見めぐり」の「丑」にあたることから、左下に牛が描かれていて、その上には、七面堂にお祀りされている七面大明神、妙見宮にお祀りされている妙見大菩薩の文字とその紋が。御首題の裏はシールとなっているので、帳面に貼るときにも便利です。

☆例年の桜の見頃 3月下旬~4月上旬
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■本山 本満寺
【参拝時間】境内自由 ※堂内の拝観はできません
【御首題受付時間】10:00~16:00
【参拝料】境内無料
【アクセス】市バス「葵橋西詰」バス停から徒歩約3分、京阪鴨東線「出町柳駅」から徒歩約10分 Google map
【公式Facebook】https://www.facebook.com/honmanji/
【高台寺】夜間拝観限定! かわいらしい「ねね様」が“光ります”!

光る御朱印 500円 ※書き置きのみ。なくなり次第終了
先日、「石庭 x 桜の絶景」ブログでもご紹介した高台寺。毎年、趣向をこらした「春の夜間特別拝観」が話題となりますが、御朱印にもご注目を。かわいらしい「ねね様」がデザインされた、一見普通の御朱印ですが、蛍光灯などの光源に当て、暗い場所で用紙を眺めると・・・

「菊桐紋」と「ねね様」、そして左上の「高台寺」の文字が光って浮かび上がります! 蓄光インクで印刷されたその名も“光る御朱印”で、日中は拝受できない夜間拝観ならではのデザイン。夜桜とあわせて、眺めたい一枚です。

☆例年の桜の見頃 3月下旬~4月上旬
⇒桜開花情報はこちら
■春の夜間特別拝観
【日程】2020年3月6日(金)~5月6日(水・祝)
17:00~22:00(受付終了21:30)
【御朱印受付時間】17:00~21:00
【拝観料】600円
【場所】高台寺 詳細情報はこちら
【電話】075-561-9966
【公式ホームページ】http://www.kodaiji.com/
★「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード特典協力先です。特典内容はこちら。
【神泉苑】“花見発祥の地”とも伝わる桜名所ならではの限定御朱印

春限定御朱印「桜花宴」 (左)300円(右)500円 ※書き置きのみ
二条城の南側にある神泉苑。弘仁3年(812)に嵯峨天皇が「花宴の節」を催し、花見をして文人たちに詩を詠ませたことから、「花見発祥の地」とされる桜名所です。桜の時季限定の御朱印(3月21日~終了日未定)は、中央に「桜花宴」の文字が書かれていて、桜の印には、勅撰漢詩集「凌雲集」に収められた嵯峨天皇作の「神泉苑花宴賦落花篇」に登場する“鶯”と“蝶”がデザインされています。桃色の紙に桜の花びらがたくさん散りばめられた御朱印もとても華やか♪ 平安時代の雅やかな花見に思いを馳せつつ、令和の桜も楽しんでみてくださいね。

☆例年の見頃 4月上旬~中旬
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■神泉苑
【拝観時間】8:30~20:00
【御朱印受付時間】9:00~16:30
【拝観料】境内無料
【電話】075-821-1466
【アクセス】地下鉄東西線「二条城前駅」から徒歩約2分 Google map
【公式ホームページ】http://www.shinsenen.org/
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書き置きの御朱印はなくなり次第終了の社寺が多いため、気になる方はどうぞお早めに参詣してくださいね。そしてしっかりと神さま・仏さまにお参りしてから、“参拝・拝観の証”としていただくようにしましょう!