平安神宮
昨年(2019年)の秋に水面に紅葉が映る絶景「紅葉リフレクション」をご紹介しましたが、桜シーズンも楽しむことができるんです♪ 水面に映った桜と空の色合いが織り成す春景色は、よりいっそう爽やかな気持ちにさせてくれそう。春の京都で“リフレクション”が楽しめそうなスポットを集めてみました。
※天気が良く、風のない日が、綺麗に見ることができます。
※写真はイメージです。天候などによって、写真のような風景をご覧になれない場合があります。
※桜の開花状況は年によって異なります。現在の様子は「京都 桜の名所開花情報」をチェック!
【大覚寺】水鏡に映える雅やかな風景
(撮影日:2017年4月14日)
嵯峨天皇の離宮を改めた皇室ゆかりの門跡寺院・大覚寺。お堂の東側に広がる「大沢池」は、平安時代に嵯峨天皇が中国の洞庭湖を模して造営されたと伝わる“日本最古の林泉式庭園”です。約1キロに及ぶ池の周りにはソメイヨシノや山桜など、たくさんの桜が植えられていて、特に北西の放生池に心経宝塔と桜が映る姿はなんとも雅やか。観月台から眺める桜並木も絶景です。
大沢池をぐるりと囲む桜並木は人気のポイント(撮影日:2016年4月6日)
■旧嵯峨御所 大本山 大覚寺
☆例年の見頃 3月下旬~4月上旬
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【勧修寺】桜に包まれた観音堂が水面にくっきり♪
(撮影日:2018年4月8日)
京都市の東部、山科エリアにある勧修寺は、ゆっくりとお花見が楽しめるお寺。2005年と2018年の2回、「そうだ 京都、行こう。」春キャンペーンの舞台となり、ポスターでは桜の花に包まれた観音堂が印象的でした。そんな観音堂の南にある氷室池(ひむろいけ)にご注目。桜の中から覗くお堂が水面にくっきりと映り込んでいます! 屋根の上の鳳凰も、水面に映る美しい風景をうっとり眺めているかもしれませんね♪
■勧修寺
☆例年の見頃 4月上旬
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【平安神宮】東神苑はリフレクションのベストスポット!
(撮影日:2019年4月9日)
明治28年(1895)に平安遷都1100年を記念して造営された平安神宮。川端康成や谷崎潤一郎の小説にも登場した神苑の紅しだれ桜が有名です。東神苑にある栖鳳池は、池を取り囲むように紅しだれ桜やソメイヨシノが咲く、リフレクションのベストスポット♪ 東神苑の南側にある泰平閣(橋殿)から眺めるのがおすすめです。池に浮かぶように建つ尚美館も美しく、まるで絵葉書のような風景が広がります。
(撮影日:2014年4月7日)
■平安神宮
☆例年の見頃 4月上旬~中旬
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【岡崎疏水】散策途中に見つけるリフレクション
(撮影日:2018年3月30日)
平安神宮のすぐ近くにある琵琶湖疏水の分流・岡崎疏水も絶好のリフレクションスポット。ソメイヨシノが水面にせり出すように咲き誇る、春らしい風景が広がります。写真では、青空と芽吹き始めた柳の葉も目を惹きますね♪
(撮影日:2019年4月9日)
こちらは京都国立近代美術館そばの岡崎疏水。建物沿いの水面に桜が映っていますね! 岡崎エリアでは2020年4月4日(土)に京都市京セラ美術館もオープン(予定)。神社や美術館を訪ねながら、気軽にお花見はいかがでしょうか。
■岡崎疏水
☆例年の見頃 4月上旬
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【法金剛院】水面に浮かぶ“紫のしだれ桜”
(撮影日:2012年4月19日)
JR山陰本線(嵯峨野線)「花園駅」から徒歩3分ほどの場所にある法金剛院は、平安時代に待賢門院璋子(たいけんもんいんたまこ)が建立したお寺。極楽浄土をイメージして作られた池泉回遊式庭園には、立派な紅しだれ桜「待賢門院桜」があり、その花色から“紫のしだれ桜”とも呼ばれています。池の対岸から水面に映る桜と堂宇を鑑賞でき、街中にいることを忘れてしまうほどの素敵な光景です。
(撮影日:2019年3月28日)
特別企画として実施される夜間ライトアップ(要事前申込み)では、幻想的な桜リフレクションを楽しむことも! ライトアップされた妖艶な桜が水面に浮かび、まるでこの世のものとは思えないほどの美しさです♪
■法金剛院
☆例年の見頃 4月上旬~中旬
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