三室戸寺(撮影日:2020年6月18日)
本日、“都道府県をまたぐ移動の自粛”がいよいよ解除されることとなり、「久しぶりに京都に行こうかな・・・」と考えられている方もいらっしゃることでしょう。そこで今回は、“今見頃を迎えている京都の花名所”をご紹介します。
※引き続きマスクの着用やアルコール消毒の協力を呼びかけられている社寺・施設が多くありますので、お越しになる方は、感染症予防対策へのご協力をお願いいたします。
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【三室戸寺】今年は“新風景”にご注目を!
(撮影日:2020年6月18日)
京都で“紫陽花”といえば、宇治の三室戸寺を連想される方も多いことでしょう。気になる開花状況は・・・ ご覧ください、今まさに見頃を迎えていましたよ♪ ご住職によると、「今年は花付きが大変良く、花ひとつひとつも元気いっぱい」とのことです。
(撮影日:2020年6月18日)
毎年のように紫陽花を見に訪れる私は、“ある変化”に気づきました。「紫陽花エリアが拡大している・・・」と。実はこちらの風景、今年から登場したもの。「まだまだ根付くには時間がかかりそうですが、少しは咲いてくれて安心しました」とご住職。
(撮影日:2020年6月18日)
“新風景”といえば、こちらも見逃してはいけません! 本堂前にある手水鉢に、今年、初めての試みとなる“花手水”の演出がされています(6月30日まで)。まさに満開ですね♪ 5日に1回程度、その時々に見頃を迎えている紫陽花を設えられているそう。譲り合って撮影をお楽しみください。
【お寺からのコメント】
「こういったご時世ですが、今年は非常に花付きが良いようです。近隣の方など、見に来ることができる方は、是非お越しいただきたいと思います。まだまだ旅行が難しい方は、YouTubeやFacebookなどで境内の模様をお届けしていますので、そちらをご覧いただければ嬉しいです。これからは蓮が本格的に咲き揃い、秋の紅葉も綺麗ですので、収束したらぜひお越しください」
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【柳谷観音 楊谷寺】長岡京市の山中が紫陽花色に染まる
(撮影日:2020年6月17日)
長岡京市と大阪府島本町との境に位置する楊谷寺(ようこくじ)。「柳谷観音(やなぎだにかんのん)」の名で知られ、近年では、“押し花朱印”や“花手水”でも人気のお寺です。今はお寺の見どころのひとつである紫陽花が見頃に♪
(撮影日:2020年6月17日)
お気に入りは、高台から境内を見下ろした風景。瑞々しい青もみじやお堂、そして紫陽花のコラボが、“京都らしい一枚”に仕上がってくれています。
(撮影日:2020年6月17日)
こちらのお寺で嬉しいのは、なんと言っても“映えスポット”がたくさんあること! 例年実施されている「龍の手水鉢」・「本堂横の手水鉢」での“花手水”に加え、ハートやクローバーの模様が刻まれた椅子など、絵になる風景がいっぱいです。境内を歩き回って撮影を楽しんでくださいね♪
【お寺からのコメント】
「昨今の情勢のために、京都に、そして楊谷寺にお越しいただけない方も多いことかと思います。Facebookなどでは境内や花手水の模様を、また遠方の方はまだまだ足を運びにくいかと思いますので、“写仏”や“押し花朱印の体験キット”など、ご自宅で京都や楊谷寺を身近に感じていただける授与品をホームページでご案内しています。そして収束した暁には、是非当山にお参りください」
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【善峯寺】そびえ立つ“紫陽花の壁”
(撮影日:2020年6月17日)
続いてご紹介するのは、西山の中腹に堂宇を構える善峯寺。桜や紅葉の美しさでも知られますが、境内にはおよそ1万株の紫陽花が植わり、圧倒的な光景を作り出します。山の斜面を利用した境内に花を咲かせる紫陽花を下から眺めてみると・・・ まるで“壁”のようではありませんか。気になる開花状況は、“見頃ピーク”を迎え(6月17日現在)、訪れるならこの週末がおすすめです♪
(撮影日:2020年6月17日)
境内を(息を切らしながら)登って、釈迦堂前に移動しました。こちらもまた絶景ですよね♪ 紫陽花はしっとりとした天気も似合いますが、善峯寺には晴れの日に訪れたくなります。空も広く開放感があるので、特に“おうち時間疲れ”の方には、晴天の日の訪問がおすすめです!
(撮影日:2020年6月17日)
標高の高い場所に堂宇を構えることもあってか、市街地では既に見頃を過ぎている皐月の花が、まだまだ元気に咲き誇っていました。
【お寺からのコメント】
「例年に比べると拝観の方も少ないように思いますが、“密”を予防するために、6月中の土曜日と日曜日は拝観時間を7時から18時と、いつもより長くしています。お昼頃は来訪の方が増える傾向にありますので、時間をずらしてお越しいただくなど、“三密防止”にご協力いただけると幸いです」
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【勧修寺】多種類の花がお出迎え
(撮影日:2020年6月17日)
2018年の「そうだ 京都、行こう。」春キャンペーンの舞台となった勧修寺。桜の時季が過ぎると、藤、杜若、黄菖蒲などが咲き継いでゆき、現在も様々な花が見頃を迎えています。中でももっとも目を惹くのが紫陽花。例年のことではありますが、勧修寺の紫陽花は、ひときわ鮮やかで濃い色が特徴的なんですよ♪
(撮影日:2020年6月17日)
氷室池に移動してみました。すると、中央の島を取り囲むように白いお花が・・・ いえ、よく見ると“葉っぱ”です。これは“半夏生(はんげしょう)”。例年、6月中旬から葉っぱの半分ほどが“化粧”されたかのように白く色を変え、見頃が終わると、また緑に戻るという不思議な植物なんですよ。
(撮影日:2020年6月17日)
水面に目をやると、気持ちよさそうに浮かぶ白やピンクの睡蓮が。鯉が良い位置に泳いでくるのを待って、パシャリと1枚♪ 7月下旬からは、睡蓮に加え、蓮の花が見頃を迎えます。
【お寺からのコメント】
「今年は桜の時季以降、拝観を休止させていただきました。その間も色々な花が咲いていたのですが・・・ 6月1日より拝観を再開しましたので、境内に咲くお花や植物をゆっくりとお楽しみください」
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