旅行プラン「京都・青もみじ御朱印めぐり」の“今”は?

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京都の気になる御朱印・御朱印帳 番外編


現在、大手旅行会社より発売中の旅行プラン「京都 花手水と青もみじの名所御朱印めぐり」。往復新幹線と、青もみじ特別御朱印(以下、「青もみじ御朱印」)が拝受できる授与券2枚、そして「そうだ 京都、行こう。」オリジナルデザインの「御朱印ホルダー」がセットになった旅行プランで、「気になっています・・・」という方もいらっしゃるのでは。そんな方のために、今回は青もみじ御朱印対象となる13社寺のなかから、4社寺をめぐってきました! なかなか京都旅を楽しめない日々が続きますが、一緒に拝観気分を味わっていただければ幸いです。

※青もみじ御朱印を拝受するには、「特別御朱印授与券」がセットになった旅行商品をご購入されるか、京阪電鉄制作による「そうだ 京都、行こう。」ロゴ記載の「花手水と青もみじの名所御朱印めぐりパンフレット」が必要になります。なお、花手水・花御朱印は、2020年6月30日(火)をもって終了いたしました。

※京都では、引き続きマスクの着用やアルコール消毒の協力を呼びかけられている社寺・施設が多くありますので、お越しになる方は各自での、“予防策”の徹底をお願いいたします。


毎年、好評いただいている“青もみじ御朱印”。今年のデザインは?

青もみじ御朱印イメージ(真如堂)


2017年にスタートした「青もみじ御朱印プラン」も今年(2020年)で4回目。毎年、社寺にご協力いただき、特別仕様の御朱印をご用意していますが、今年は“御朱印紙”にご注目! 青もみじをイメージした緑色の紙に、各社寺の代表的な風景をデザイン。お参りのあと、どこの風景なのか探すのも楽しみとなる仕様です♪

では、4つの社寺をお参りしていきましょう!
※当該の旅行プランは、御朱印を優先的に授与していただくものではありません。お求めの際は、一般の参拝者と同様に、授与所にお並びください。


【貴船神社】“氣が生ずる根源の地”。夏は「七夕笹飾り」が境内を彩ります♪

(撮影日:2020年7月21日)

                    

京都の奥座敷「貴船」に佇む貴船神社。青もみじ御朱印の右上には水神、中央には氣生根(きふね)と書かれています。「氣生根」とは、“氣が生ずる根源の地”を現し、“神様の氣に触れるだけで元気がよみがえる”といわれているそう。御朱印紙は、参道に並んだ春日灯籠と青もみじがデザインされています。「このあたりかな?」という場所から御朱印と一緒に写真を撮ってみました。

(撮影日:2020年7月21日)


春日灯籠は、約80段の石段に沿って並び、朱色と周囲の緑のコントラストが絵になりますよね♪ これからの季節は、神社のそばを流れる貴船川のせせらぎも爽やかで、心身ともにリフレッシュできそうです。

(撮影日:2020年7月21日)


貴船神社では、「七夕笹飾りライトアップ」が開催中(8月15日まで)。境内はたくさんの笹飾りに彩られ、短冊に願いを託すことができます。風に揺れる笹の音とともに、癒やしのひとときをお過ごしください。

\貴船神社へのアクセスについて/
現在、叡山電鉄「市原駅」から「鞍馬駅」間が土砂崩れの影響により、終日運休中。貴船神社へは、京都バスが振替輸送をしています。叡山電鉄京都バスの公式ホームページにてお知らせされていますので、ご確認ください。

貴船神社
【参拝時間】6:00~18:00(5月~11月は~20:00)
【御朱印受付時間】9:00~17:00 (「七夕笹飾りライトアップ」期間中は~19:00)
【参拝料】境内無料
【電話】075-741-2016
【アクセス】京都バス「貴船」バス停から徒歩約5分、「貴船口」バス停から徒歩約25分 Google map
【公式ホームページ】http://kifunejinja.jp/
★「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード特典協力先です。特典内容はこちら。


【下鴨神社】パワースポットとしても有名な「糺の森」で森林浴!

(撮影日:2020年7月14日)


京都最古と伝わる社のひとつ、世界遺産・下鴨神社。青もみじ御朱印の中央に押されている「鴨印」は、平安末期から鎌倉初期にかけて在位した後鳥羽天皇が書いた文字を印に起こしたものだそう。右上にはそれを現す“後鳥羽天皇御宸筆(しんぴつ)”が押印。御朱印紙は青もみじに包まれた西参道から鳥居、本殿へと続く風景です。

糺の森(撮影日:2020年7月14日)


下鴨神社の青もみじといえば、パワースポットとして有名な「糺(ただす)の森」は訪れておきたい場所。この日は雨が降っていたため、いつも以上に清らかな気配が漂っていました。立ち止まって深呼吸すれば、心も浄化されるような気持ちに。

\今年の御手洗(みたらし)祭について/
下鴨神社の夏の神事「御手洗祭」。今年は残念ながら中止となりました(神職さんによる神事のみとなります)。詳しくは、下鴨神社の公式ホームページにてご確認ください。

下鴨神社
【参拝時間】6:30~17:00 
【御朱印受付時間】9:00~16:00
【参拝料】境内無料
【電話】075-781-0010
【アクセス】市バス「下鴨神社前」バス停から徒歩約3分 Google map
【公式ホームページ】http://www.shimogamo-jinja.or.jp/
★「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード特典協力先です。特典内容はこちら。


【仁和寺】近年は、モミジの名所としても定着。特製マスク着用でお参りを。

(撮影日:2020年7月14日)


遅咲きの御室(おむろ)桜で知られる世界遺産・仁和寺。かつては皇室出身の方々が住職を務め「御室御所」とも呼ばれていたことから、御朱印の中央には「旧御室御所」の文字と菊印。御朱印紙には、御殿内の庭園がデザインされています。境内は広く、至る所でモミジが植わっていることから、近年はモミジ名所としても人気で、青もみじの頃も清々しいですよ♪

(撮影日:2020年7月14日)


現在、御殿の拝観受付のそばでは、「覆面」と呼ばれる特製マスクを配布中(ひとり一枚)。こちらは、神仏の供物を扱うときなど、息が直接かからないようにするために使用する“儀式用のマスク”だそうで、中央には、薬師如来の種字である“バイ”という梵字が押印されています。お寺ならではの、ありがたみを感じるマスクですね。

\お寺でVR体験してみませんか?/
仁和寺では現在、「仁和寺VR ~VRで体感する観音堂の世界~」と題し、荘厳な観音曼荼羅(かんのんまんだら)の世界をバーチャル体験できるイベントを開催中(少人数完全予約制※前日16時までに要予約)です。2020年7月31日(金)までとなりますので、この機会に仏様を身近に感じてみませんか?
⇒「仁和寺VR ~VRで体感する観音堂の世界~」の詳細は仁和寺の公式ホームページでご確認ください。

仁和寺
【拝観時間】9:00~17:00(受付終了16:30)
      ※当面の間は、10:00~16:00(受付終了15:30)
【御朱印受付時間】9:00~15:30
【拝観料】境内無料、御殿500円、霊宝館500円
【電話】075-461-1155
【アクセス】市バス「御室仁和寺」バス停からすぐ Google map
【公式ホームページ】http://www.ninnaji.jp/
★「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード特典協力先です。特典内容はこちら。


【二尊院】「紅葉の馬場」の青もみじが圧巻! フレーム越しの風景も楽しんで♪

(撮影日:2020年7月14日)


嵯峨野の景勝地・小倉山の東麓にある二尊院。御朱印中央、金粉を混ぜた墨で書かれている「二河白道(にがびゃくどう)」とは、中国の善教大師が広めた思想「二河白道喩」(極楽往生を目指す人を此岸から送る「発遺の釈迦」と、彼岸へと迎える「来迎の弥陀」の遺迎二尊)のことで、寺名の由来ともなっています。御朱印紙には、総門の先にある100メートルほどの「紅葉の馬場」が。今は見事な青もみじのアーチが続きます♪

(撮影日:2020年7月14日)


石段を上がり振り返ってみると、いっそう美しいモミジの風景が広がります。築地塀まわりや本堂前にもモミジが多く植わっているので、勅使門を額縁(フレーム)に見立てて眺めたりするなど、いろいろな青もみじ風景を楽しんでくださいね。

(撮影日:2020年7月14日)


この日の二尊院の手水舎は、カラフルなお花と青もみじ、バックには半夏生(はんげしょう)が咲き誇り、とても華やかに彩られていました。訪れた際は、こちらの風景も楽しみにお越しください♪

二尊院
【参拝時間】9:00~16:30 
【御朱印受付時間】9:00~16:30
【参拝料】500円
【電話】075-861-0687
【アクセス】市バス「嵯峨釈迦堂前」バス停から徒歩約10分、JR山陰本線(嵯峨野線)「嵯峨嵐山駅」から徒歩約20分 Google map
【公式ホームページ】http://nisonin.jp/

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今回ご紹介した「京都 花手水と青もみじの名所御朱印めぐり」では、全部で13社寺の御朱印をいただくことができます(※大徳寺 高桐院は拝観休止中です)。2020年9月30日(水)までの授与となりますので、情勢が落ち着いたときにはぜひご利用くださいね♪ そして、御朱印は神さま・仏さまとご縁を結んだ証となりますので、しっかりお参りをすませてから、授与していただくように心がけましょう♪

Written by. オパン

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