ほっとリラックス♪ 京都・老舗のお茶屋さんめぐり

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一保堂茶舗

一保堂茶舗

京都には上質なお茶を取り扱うお店がたくさんあります。今回は京都にある、老舗の日本茶専門店をピックアップ。お店の歴史とあわせて、普段使いできる&パッケージがかわいいお茶もご紹介していますので、おみやげや自分用にぜひチェックしてみてくださいね。

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※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、京都旅行の際は、政府およびお住まいの都道府県と京都府の要請をご確認ください。京都にお越しの際は、マスクの着用・手指のアルコール消毒など、感染拡大防止の徹底にご協力をお願いいたします。日々、状況は変化しておりますので、事前に最新情報をご確認ください。

【中村藤吉本店】「まると」マークののれんが目印。建物も見どころです

中村藤吉本店 宇治本店

中村藤吉本店 宇治本店

安政元年(1854)創業の中村藤吉本店。のれんに染め抜かれた“○”に“十”の「まると」マークは、創業当時に『丸屋藤』の屋号を名乗っていた名残。創業以来この場所で商いを続けられ、平成21年(2009)に、“明治期の典型的な茶商の姿を今に伝える建物”として、国の「重要文化的景観」に選定されました。店内には元製茶工場を改装したカフェを併設しています。
  • 中村茶 80g缶入 2,160円

    中村茶 80g缶入 2,160円

屋号が付けられた「中村茶」は、玉露や煎茶など7種類のお茶を秘伝の割合で合組(ごうぐみ※ブレンドすること)された、ここでしか味わえない代表銘茶。かつては中村家でしか味わえなかった“門外不出の品”でしたが、平成6年(1994)より一般向けに販売を開始。いろいろなお茶を合組されていることにより、湯の温度によって様々な味わいが楽しめます。

■中村藤吉本店
【営業時間】10:00~18:00(カフェのラストオーダー17:00)
【定休日】元日
【電話】0774-22-7800
【アクセス】JR奈良線「宇治駅」から徒歩約1分 Google map
【公式ホームページ】https://www.tokichi.jp/
★「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード特典協力先です。

【丸久小山園】代々に渡り“品質本位の茶づくり”を続けるお店

丸久小山園 西洞院店

丸久小山園 西洞院店

元禄年間創業の丸久小山園。宇治市の西部・小倉にて初代・小山久次郎が手がけた茶園に始まり、4代目が販売を開始。明治に入り8代目が全国へ販路を拡大しました。代々“品質本位の茶づくり”をモットーに、栽培から製造まで一貫して行われています。日本全国の生産者がお茶づくりを競う全国茶品評会などに毎年自園茶を出品されていて、その品質は最高賞である農林水産大臣賞を何度も受賞するほど。西洞院店は喫茶も併設し、石臼でひいた宇治の抹茶を使用した「抹茶ロールケーキ」が人気です。
  • 低カフェイン抹茶 40g缶入 1,620円

    低カフェイン抹茶 40g缶入 1,620円

「抹茶は好きだけど、カフェインは控えたい・・・」という方におすすめなのが、2017年より登場した「低カフェイン抹茶」。抽出に水だけを使用する安心安全の新技術によって、カフェインだけを80パーセント以上カット。その抹茶原葉を、凍結乾燥し、石臼で挽いて作られました。通常のお抹茶に比べて、苦み・えぐみが少なく、マイルドな味わいです。

■丸久小山園 西洞院店
【営業時間】9:30~18:00、茶房10:30~17:30(ラストオーダー17:00)
【定休日】水曜日、1月1~3日
【電話】075-223-0909
【アクセス】地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」から徒歩約6分 Google map
【公式ホームページ】https://www.marukyu-koyamaen.co.jp/motoan.html
★「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード特典協力先です。

【柳桜園茶舗】今では珍しい座売りの店内。挽き立てのお茶の香りに包まれます

明治8年(1873)創業の柳桜園茶舗(りゅうおうえんちゃほ)。茶の湯ゆかりの大徳寺や、三千家(表千家・裏千家・武者小路千家)への御用もつとめられています。宇治の契約茶園で栽培された茶葉を、店内奥の石臼にてじっくり挽き上げ、挽き立ての新鮮な抹茶を量り売りしていただけます。今では珍しくなった座売りの店内で、お茶をいただきながら商品を選べるのもうれしいポイントです。

かりがねほうじ茶 「香悦」86g 「金」110g 各1,080円

かりがねほうじ茶 「香悦」86g 「金」110g 各1,080円

鳥獣戯画が可愛い茶筒の「かりがねほうじ茶」は、茶色い缶の「香悦」と白い缶の「金」の2種類あり、厳選されたかりがねを使用されています。どちらも香り高く、「香悦」はあっさり目の味わい、「金」は濃い目の味わいです。

■柳桜園茶舗
【営業時間】9:00~18:00
【定休日】日曜日
【電話】075-231-3693
【アクセス】市バス「京都市役所前」バス停から徒歩約4分 Google map
★「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード特典協力先です。

【伊藤久右衛門】宇治田原の茶園で代々茶づくりを継承。多彩な抹茶スイーツも人気

天保3年(1832)創業の伊藤久右衛門。初代・伊藤常右衛門・瀧蔵が田原村・名村(現在の宇治田原町南)にて茶業に携わったのが始まりで、代々茶づくりを継承されてきました。昭和27年(1952)に、5代目・伊藤久三が宇治市内に移り宇治茶販売を始め、同年に社名を伊藤久右衛門に。現在も伊藤家に受け継がれる宇治田原の茶園で、茶づくりを続けられています。宇治茶はもちろん、抹茶スイーツやお酒、お蕎麦など、様々な楽しみ方を提案されていて、気軽に宇治茶を楽しむことができます。
  • 宇治茶十帖 1,360円

    宇治茶十帖 1,360円

宇治茶を初めて味わう方におすすめしたいのが、宇治茶10種を飲み比べできる「宇治茶十帖」。玉露1種、かぶせ茶1種、煎茶3種、かりがね2種、玄米茶2種、ほうじ茶1種を各2人分ほど味わえます。それぞれ淹れ方は異なりますが同封の栞に美味しい味わい方が記載されているので安心。その日の気分によって、お茶を選んでみてはいかがでしょうか♪

■伊藤久右衛門 宇治本店・茶房
【営業時間】10:00~18:30(ラストオーダー18:00)
※混雑状況により早めに受付を終了する場合があります。
【定休日】無休
【電話】0774-23-3955
【アクセス】京阪宇治線「宇治駅」から徒歩約5分 Google map
【公式ホームページ】https://www.itohkyuemon.co.jp/

【一保堂茶舗】享保年間創業、「茶、一つ保つように」と受け継がれるお店

享保2年(1717)創業の一保堂茶舗。近江出身の渡辺利兵衛が、お茶や陶器などを扱う店として京都に開いた『近江屋』が始まりとされています。弘化3年(1846)に山階宮(やましなのみや)から「扱うお茶がおいしく、これからはお茶一つを保ちなさい」という思いを込めて「一保堂」という屋号を賜り、今に至ります。本店に併設する喫茶「嘉木」では、お茶とお菓子が味わえるだけでなく、スタッフの方がおいしいお茶の淹れ方などを丁寧にレクチャーしてくれる嬉しいサービスも。
  • 三角茶袋むぎ茶 手付き塗り缶 ティーバッグ36袋入 4,320円

    三角茶袋むぎ茶 手付き塗り缶 ティーバッグ36袋入 4,320円

気軽にお茶をいただきたい方には、やかんを背負ったなんともいえない表情の犬がかわいらしい「三角茶袋むぎ茶 手付き塗り缶」がおすすめ。中には手軽なティーバッグが36袋入っています。麦の香ばしい風味がしっかりと感じられ、ゴクゴクと飲みやすい味わいです。ミネラル豊富ですので、外出時の水分補給に水筒に入れて持ち歩くのもよさそう。濃い目に作り、をミルクや炭酸で割るのもおすすめだそうです。

■一保堂茶舗
【営業時間】9:00~17:00(喫茶ラストオーダー16:00)
【定休日】年末年始
【電話】075-211-4018
【アクセス】地下鉄東西線「京都市役所前駅」から徒歩約5分 Google map
【公式ホームページ】https://www.ippodo-tea.co.jp/
※掲載内容は2021年8月11日時点の情報です。最新情報は各掲載先へご確認ください。

Written by. オパン

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