【ひかりの京都キャンペーン開催中】京都名産の竹に“希望の灯り”を。さまざまに活躍する竹物語

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長岡天満宮 八条ヶ池

長岡天満宮 八条ヶ池

紅葉シーズンを迎える11月。JR東海では現在、“ひかり”をテーマにした「ひかりの京都」キャンペーンを開催しています。京都府下にある8つの社寺にご協力いただき、境内に、やさしい“希望の灯り”をともす竹灯籠や竹モニュメントを設置。今回は、キャンペーンの主役ともいえる「竹」に迫ります!

\2021年11月1日(月)~12月12日(日)開催!/
⇒「ひかりの京都」キャンペーンの詳細はこちら
※社寺によって開催期間が異なります。
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、京都旅行の際は、政府およびお住まいの都道府県と京都府の要請をご確認ください。京都にお越しの際は、マスクの着用・手指のアルコール消毒など、感染拡大防止の徹底にご協力をお願いいたします。日々、状況は変化しておりますので、事前に最新情報をご確認ください。

「ひかりの京都」キャンペーンとは?

  • 長岡天満宮 八条ヶ池

    長岡天満宮 八条ヶ池

  • 安祥寺

    安祥寺

あたりまえだった、旅や観光から遠ざかりはや1年半。
25年以上にわたり「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンを展開し、京都の皆さんと共に歩んできたJR東海は、この秋、「京都が元気を取り戻す日」と「疫病の収束」を願う“希望の灯り”で、京都の街と人々を照らす「ひかりの京都」キャンペーンを開催しています。

\主な開催スポットをご紹介!/
⇒“希望の灯り”に包まれた「ひかりの京都」キャンペーンを開催します

“希望の灯り”がともるのは・・・ 京都名産のひとつ、竹!

8つの社寺を幻想的に彩る“希望の灯り”。灯りがともるのは、京都名産のひとつ「竹」で作られた竹灯籠や竹モニュメントです。使用している竹はもちろん、地元・京都の里山から切り出されたものが中心となります。
  • 向日市にある「竹の径(みち)」。

    向日市にある「竹の径(みち)」。

  • 8種類の竹垣が設置された散策路は、「全国歩きたくなる道500選」に選ばれています。

    8種類の竹垣が設置された散策路は、「全国歩きたくなる道500選」に選ばれています。

  • 時折聞こえる、サラサラとした“竹の葉ずれの音”も心地よいです。

    時折聞こえる、サラサラとした“竹の葉ずれの音”も心地よいです。

そもそも京都の竹といえば、観光地・嵐山にある「竹林の小径」(Google map)をイメージされる方がほとんどではないでしょうか。しかし、京都には複数の竹林があります。特に京都市の南西部に位置する乙訓郡大山崎町・長岡京市・向日市は、「乙訓(おとくに)」と呼ばれる“竹の里”。この地域で、長年、竹と向き合う3つの企業に、本キャンペーンの竹灯籠・竹モニュメントになった竹を手配いただきました。ここからはさまざまに活躍する竹をご紹介しましょう。

⇒「竹の径」の詳細はこちら

【長岡銘竹】伝統的な竹垣からQRコード、アロマグッズまで! 多彩に変化する竹

建仁寺垣

建仁寺垣

まずご紹介するのは、昭和27年(1952)創業の長岡銘竹(ながおかめいちく)。乙訓郡大山崎町で、社寺の竹垣や犬矢来(いぬやらい)、商業施設や料亭の内外装などの製作を行われています。主に、塀や仕切りなどの役割を果たす竹垣を専門とし、先程ご紹介した「竹の径」(向日市)の竹垣の施工・修繕にも携わられています。
  • 勝龍寺垣

    勝龍寺垣

  • 勝龍寺垣

    勝龍寺垣

昨年(2020年)には、新たな竹垣製作にチャレンジ。古典的なデザインにとらわれることなく、東福寺の塔頭・龍吟庵にある竹垣の意匠を参考に「勝龍寺垣(しょうりゅうじがき)」が誕生しました。こちらは、長岡京市の旧家・中野家住宅(国登録有形文化財)にある「おばんざいとお酒 なかの邸」の竹垣として活躍しています。名前は同市の勝龍寺に由来。モダンなデザインの竹垣は約30メートルにわたり、お店へのわくわく感を高めてくれそうです♪

竹職人の真下 彰宏さん

竹職人の真下 彰宏さん

竹垣にとどまらず、さまざまなアイテムを展開する長岡銘竹。SDGs(持続可能な開発目標)の取り組みが叫ばれる昨今、2019年には“竹のQRコード”を作られました。300ピース以上の京銘竹からなり、もちろん実際に読み取ることが可能。デジタルとアナログの融合が素晴らしいですよね♪

アロマディフューザー「ゆり籠(かご)」 9,680円

アロマディフューザー「ゆり籠(かご)」 9,680円

おうちで気軽に竹を感じるなら、職人さん手作りによるアロマディフューザー「ゆり籠(かご)」がおすすめです。コロンとしたフォルムが可愛い竹籠で、中には竹を薄く削った“竹のワタ”。このワタにアロマオイルが浸透し、室内に心地よい香りを拡散してくれます。おうちでのリラックスタイムに取り入れてみてはいかがでしょう。詳しくは公式オンラインショップにて。

■長岡銘竹
【公式ホームページ】https://nagaokameichiku.com/
【公式オンラインショップ】https://nagaokameichiku.shop-pro.jp/
【公式Facebook】https://www.facebook.com/nagaokameichiku/

【高野竹工】生活のなかに“竹アイテム”を取り入れる

生活に馴染むトレーやグラス。

生活に馴染むトレーやグラス。

高野竹工(たかのちっこう)は、昭和43年(1968)に創業し、長岡京市に本社工房を構えています。はじまりは茶杓や花入れといった茶道具が中心でしたが、現在は、竹はもちろん神社仏閣などの木材・古材を用いて、さまざまな日用品を製作。竹工芸だけでなく指物や蒔絵などの職人さんと共に、ここにしかないアイテム作りに取り組まれています。

野菜の箸置きや動物のマグネットなど、可愛らしいアイテムも揃います。

野菜の箸置きや動物のマグネットなど、可愛らしいアイテムも揃います。

2つのブランドを展開されており、ひとつは、美意識の結集ともいえるハイエンドな「篁(たかむら)」。もうひとつの「ばんてら」は、シンプルなデザインで日々の暮らしに取り入れやすいアイテムが豊富です。共に公式オンラインショップまたは直営店「Shop&Gallery 竹生園」で購入できます。
  • 嵐電「嵐山駅」のはんなり・ほっこりスクエア。

    嵐電「嵐山駅」のはんなり・ほっこりスクエア。

  • 喜久春の店内看板。

    喜久春の店内看板。

京都の観光地を歩くと、竹の景観やディスプレイに出会うことがありますよね。京都屈指の観光地・嵐山の中心部にある嵐電「嵐山駅」のはんなり・ほっこりスクエア、駅のコンコースは約3,000本の竹でデザインされているのですが、製作に携わられたのが高野竹工です。

他にもさまざまな施工をされていて、2021年夏には、地元・長岡京市の和菓子店「喜久春(きくはる)」の店内看板を製作。自然な竹の節を生かしたデザインが印象的ですね。
  • 2階の展示スペース。

    2階の展示スペース。

  • さまざまな形の竹が並びます。つくしのように見えますが、上部は根っこなんですよ。

    さまざまな形の竹が並びます。つくしのように見えますが、上部は根っこなんですよ。

  • 竹茶杓づくり(イメージ)。

    竹茶杓づくり(イメージ)。

そしてこの秋、「ひかりの京都」キャンペーンの会場のひとつ、長岡天満宮 八条ヶ池のほとりにある高野竹工の直営店「Shop&Gallery 竹生園」にて、“竹”をテーマにした展覧会が行われています。

2階の展示スペースには普段あまり見る機会のない竹が並び、職人さんが日々向き合う竹の風景など、竹の魅力をたくさん知ることができます。1階のショップでは「篁」「ばんてら」のアイテムが購入可能。日にち限定で、竹茶杓づくり、竹花入れ付き花活けワークショップ、中国茶會と五感で楽しめる体験イベントを用意されているそうです。長岡天満宮の紅葉、「ひかりの京都」とあわせて、ぜひお楽しみください。

1階には「篁」「ばんてら」のアイテムが並び、購入することができます。

1階には「篁」「ばんてら」のアイテムが並び、購入することができます。

■高野竹工 受け継がれる竹の美 展
【日程】2021年11月1日(月)~12月5日(日)の土日祝開催
    ※11月2日(火)・15日(月)・29日(月)も開催
    10:00~17:00
【会場】Shop&Gallery 竹生園 Google map
【入場料】無料
※体験イベントの詳細、申込み方法はこちら。

■高野竹工
【公式ホームページ】https://www.takano-bamboo.jp/
【公式オンラインショップ】https://takanochikko.com/
【公式Facebook】https://www.facebook.com/TakanoChikko/

【東洋竹工】体験教室「花篭づくり」にチャレンジ!

  • さまざまな竹製品を製作されています。

    さまざまな竹製品を製作されています。

  • 竹の電気自動車「Bamgoo(バングー)」。実際に公道も走れるそうです!

    竹の電気自動車「Bamgoo(バングー)」。実際に公道も走れるそうです!

明治期より竹材業を営んできた東洋竹工(とうようちくこう)。昭和34年(1959)に、加工部門が独立し、伝統的な茶・華・書道具をはじめ、インテリア、民芸品などを作られています。2008年には、京都大学と京都の企業、研究所、京都市などとの共同開発による、京都の竹を使った電気自動車「Bamgoo(バングー)」が完成し、多くのメディアに取り上げられてきました。

そんな東洋竹工では、竹の魅力を伝えるため、花篭や茶杓作りの体験教室(要予約)を開催されています。そこで今回は、「そう京」スタッフ2名で「花篭づくり」の初級編“四海波(しかいなみ)篭”にチャレンジしてきました!
  • 底編みができたら、全体に水を拭きかけます。滑りが良くなり、次からの篭編みがしやすくなるそう。

    底編みができたら、全体に水を拭きかけます。滑りが良くなり、次からの篭編みがしやすくなるそう。

それでは早速スタートです。まずは底編みから。真竹の“皮”と“身”、各8本(約75cm)の竹ひごが用意されており、編んでいきます。不器用な私達ですが、ベテランスタッフさんがそばに付いて指導してくださるので安心です♪

続いて篭編みへ。竹ひごを4本ずつ持ち、編んでいきます。竹が強くしっかりしているので、編むのがなかなか難しい(汗)

だいぶ形が整ってきました。最後に竹ひごを篭の穴に通していきます。全て通し終わったら・・・

完成しました! 多少ばらつきはありますが“自分で作ったもの”に満足です。長年使い込むと、少しずつ飴色になるとのこと。

2人で作った花篭。それぞれ微妙に形が違い、個性が出ているのではないでしょうか♪ なかの“おとし”に花を生けられるようになっていますが、お菓子入れなど用途は自由自在。おうちでのこれからの活躍が楽しみです。

<花篭づくりを終えて>
お土産屋さんなどで、竹細工を見かけることもありましたが、いざ自分で作ってみるといかに難しいかがよくわかりました。素早くきっちりと作り上げるのは、まさに職人さんのなせる技ですね。そして実際に触れることで竹の“軽くて丈夫”という魅力を実感。皆さんもぜひ、体験してみてくださいね!

■東洋竹工
【公式ホームページ】https://www.toyo-bamboo.com/
【公式Facebook】https://www.facebook.com/toyo.bamboo/
※花篭体験教室(要予約)の詳細はこちら。
※掲載内容は2021年11月5日時点の情報です。最新情報は各掲載先にご確認ください。

Written by. かりー

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