御朱印帳に直書きしていただける! 京都のステキな御朱印

  • 散策

本光寺の見開きの御首題 1,000円(5月・6月はゆずの花)。日蓮聖人のお言葉が記されています。

本光寺の見開きの御首題 1,000円(5月・6月はゆずの花)。日蓮聖人のお言葉が記されています。

お寺・神社へのお参りの証としていただく御朱印。最近は、和紙や切り絵など様々な種類が登場していて、その多くは自分で御朱印帳に貼り付ける“書き置き”になっています。参拝の楽しみにもなりますが、やはり御朱印帳に直接書いていただける“直書き”の御朱印は嬉しいもの。今回は直書きしていただけるステキな御朱印をピックアップしてみました。しっかりお参りをしたあとに、ぜひいただいてみてください。

※社寺のご都合により直書きいただけない場合もあります。
※御朱印の受付日を設定されている社寺もあります。各社寺の公式ホームページや公式SNSなどをご確認ください。
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、京都旅行の際は、政府およびお住まいの都道府県と京都府の要請をご確認ください。京都にお越しの際は、マスクの着用・手指のアルコール消毒など、感染拡大防止の徹底にご協力をお願いいたします。日々、状況は変化しておりますので、事前に最新情報をご確認ください。

【八大神社】宮本武蔵ファン必見! 細部までじっくり眺めたい御朱印

  • 通常御朱印 500円  

    通常御朱印 500円  

  • 見開きの御朱印「大祭」800円

    見開きの御朱印「大祭」800円

  • 宮本武蔵像と古木「下り松」

    宮本武蔵像と古木「下り松」

詩仙堂や金福寺と同じ一乗寺エリアにある八大神社。その昔、剣豪・宮本武蔵が境内地である一乗寺下り松にて、吉岡一門との決闘を前に奉拝した神社と伝わり、境内には決闘当時の「下り松」が祀られています。御朱印には、両手に刀を構えた凜々しい宮本武蔵の姿を押印。ファンならぜひいただきたい一枚です。

見開きの御朱印は、毎年5月5日に行われる「大祭」の様子がモチーフに。神輿7基、剣鉾3基が各町内を巡行するお祭りで、剣鉾は京都市無形民俗文化財に指定されています。御朱印の細やかなデザインにもご注目を。
  • 手水舎では花手水も行われています。

    手水舎では花手水も行われています。

■八大神社
【参拝時間】境内自由、授与所9:00~17:00
【参拝料】境内無料
【電話】075-781-9076
【アクセス】市バス「一乗寺下り松町」バス停から徒歩約10分 Google map
【公式ホームページ】https://www.hatidai-jinja.com/
【公式Twitter】https://twitter.com/hachidaijinja

【石清水八幡宮】八幡大神の「八」の字をよく見ると・・・

  • 御朱印 300円

    御朱印 300円

  • 境内や授与品にもハトを見つけられます。

    境内や授与品にもハトを見つけられます。

京都府南部・八幡市の男山に社殿を構える石清水八幡宮。御本社の御朱印には「八幡大神」が書かれるのですが、神のお使いにちなみ“八”の文字が「ハト」になっています! 書いていただく方によって、体や目の大きさなどが異なるそうで、授与していただく際の楽しみのひとつとなりそうですね。境内では、一の鳥居の扁額や社殿の欄間彫刻、石灯籠など、様々な場所でハトを目にすることができますよ。授与品にもハトをモチーフにしたかわいらしいアイテムがあるのでお見逃しなく。
※御朱印をいただく際、「ハト文字でお願いします」とお伝えください。

石清水八幡宮
【参拝時間】6:00~18:00(授与所は9:00~16:00)
【参拝料】境内無料
【電話】075-981-3001
【アクセス】石清水参道ケーブル「八幡宮山上駅」からすぐ Google map
【公式ホームページ】https://iwashimizu.or.jp/
【公式Facebook】https://www.facebook.com/iwashimizu.or.jp/

\神社の注目ポイントをチェック!/
⇒石清水八幡宮の見どころは? 国宝の社殿、ハト、お祭りなど

【今宮神社】“京の三奇祭”のひとつ、「やすらい祭」がモチーフ

  • 見開きの御朱印「花傘」 500円

    見開きの御朱印「花傘」 500円

  • 「やすらい祭」の絵がかわいらしいはさみ紙。

    「やすらい祭」の絵がかわいらしいはさみ紙。

  • やすらい絵馬 500円

    やすらい絵馬 500円

洛北の紫野エリアに鎮座する今宮神社。見開きの御朱印には、毎年4月第2日曜日に行われる「やすらい祭」の象徴である花傘や椿が押印されています。「やすらい祭」は、「鞍馬の火祭」・「太秦の牛祭(現在は休止)」とともに「京の三奇祭」のひとつで知られ、疫病を鎮め平安を願うお祭り。桜や椿などで飾られた緋色の花傘を中心に行列をなし、鉦や太鼓を打ち鳴らしながら地域を踊り歩きます。御朱印のはさみ紙や絵馬のデザインも「やすらい祭」をモチーフにされていて、その情景が目に浮かぶようです。

今宮神社
【参拝時間】境内自由、社務所9:00~17:00
【参拝料】境内無料
【電話】075-491-0082
【アクセス】市バス「今宮神社前」バス停からすぐ Google map
【公式ホームページ】http://imamiyajinja.org/

【正寿院】夏の風物詩「風鈴まつり」。6月の御朱印にも涼やかな風鈴が♪

  • 左:地蔵堂 500円、右:観世音 300円

    左:地蔵堂 500円、右:観世音 300円

  • 風鈴まつり

    風鈴まつり

  • 6月1日(水)より新しく登場した御朱印帳(2,500円)

    6月1日(水)より新しく登場した御朱印帳(2,500円)

京都府の南東部、宇治田原町に位置する、“ハートの窓”で有名な正寿院。かわいらしい御朱印が多く、月ごとや季節ごとにデザインが異なります。ご本尊「観世音」が墨書きされた御朱印(写真右)の、6月のデザインは“紫陽花の風鈴”。こちらは6月1日(水)より始まった「風鈴まつり」をイメージされたもの。境内には2,000個以上の風鈴が吊され、涼やかな音色を楽しめます。地蔵堂の6月の御朱印(写真左)にも紫陽花が描かれ、「共生」の文字とにっこり微笑むお地蔵様のお姿に心が和みます。
※直書きの対応日を設けられています。詳細は、お寺の公式SNSにてご確認ください。

■正寿院
【拝観時間】9:00~16:30(12~3月は10:00~16:00)
【拝観料】600円(お菓子付き)※風鈴まつり・特別夜間拝観期間は800円
【電話】0774-88-3601
【アクセス】京都京阪バス「正寿院口」バス停から徒歩約10分 Google map
【公式ホームページ】http://shoujuin.boo.jp/
■風鈴まつり
【日時】2022年6月1日(水)~9月18日(日)     
    9:00~16:30(最終受付16:15)
【拝観料】800円 ※8月17日(水)は拝観休止。
※8月1日(月)~8月16日(火)は御朱印の直書き対応不可。
※天候等により変更の場合あり。最新情報は公式ホームページ・SNSをご確認ください。

【本光寺】可憐な花の印がステキ♪ お寺猫・照ちゃんにも会えるかも・・・

  • 左:妙法、右:御首題「南無妙法蓮華経」 各500円

    左:妙法、右:御首題「南無妙法蓮華経」 各500円

  • 伊東甲子太郎絶命之石塔

    伊東甲子太郎絶命之石塔

京都駅近くに佇む日蓮宗のお寺・本光寺。かつて新選組参謀を務めた伊東甲子太郎(いとうかしたろう)が襲撃に遭い、門前の石塔に寄りかかり絶命した“殉難の跡”としても知られます。御朱印・御首題には、季節ごとに境内に咲く花の印が添えられ、5月・6月は可憐な「ゆずの花」が散りばめられています。
  • 寺猫御朱印 見開き 1,000円 

    寺猫御朱印 見開き 1,000円 

  • お寺猫の照ちゃん

    お寺猫の照ちゃん

また、お寺のアイドル猫・照(ショウ)ちゃんがモデルのオリジナルハンコを使用した御朱印もあり、こちらも人気。月ごとにデザインが変わりますので気になる方はお寺の公式Instagramでチェックを。他に、伊東甲子太郎の月命日や結縁日など、期間限定の御朱印も授与されています。

本光寺
【拝観時間】8:00~17:00 ※御朱印受付は13:00~16:30
【拝観料】境内無料
【電話】075-341-2863
【アクセス】JR「京都駅」から徒歩約7分 Google map
【公式ホームページ】https://br-promotion.jp/honkoji/
【公式Twitter】https://twitter.com/honkouji_kyoto
【公式Instagram】https://www.instagram.com/honkouji.kyoto.aburanokouji/

【福田寺】お手製の消しゴム判子で彩られる、華やかな御朱印

  • 御朱印「片袖の弥陀」 300円 

    御朱印「片袖の弥陀」 300円 

  • 中央上部にいらっしゃるのが阿弥陀如来像です。(写真提供:福田寺)

    中央上部にいらっしゃるのが阿弥陀如来像です。(写真提供:福田寺)

渉成園の北側にある、文永元年(1264)に鎌倉幕府6代将軍・一品宗尊親王により創建された福田寺(ふくでんじ)。御朱印の中央にはご本尊・阿弥陀如来像がデザインされています。こちらの阿弥陀如来像は鎌倉時代に作られたとされ、上半身に覆肩衣(ふげんえ・内側の衣)を着けず、袈裟のみのお姿から「片袖の弥陀」とも呼ばれています。御朱印は、月ごとに阿弥陀如来さまに添えられるお花の種類が変わり、6月は境内に咲くホタルブクロをモチーフにされているそうです。

  • 見開き御朱印「天福」(6月限定) 800円。どこに隠し彫りがあるかわかりますか? 

    見開き御朱印「天福」(6月限定) 800円。どこに隠し彫りがあるかわかりますか? 

  • 時宗の宗祖・一遍上人と僧が「踊り念仏」をする様子が描かれた御朱印帳(2,000円)も人気です。

    時宗の宗祖・一遍上人と僧が「踊り念仏」をする様子が描かれた御朱印帳(2,000円)も人気です。

ちなみに御朱印の判子は、副住職の高垣さんお手製! 高垣さんの奥様がデザインされたものを消しゴムにひとつひとつ手彫りされているそうで、その細かさに驚いてしまいます。判子のどこかに絵や字などの“隠し彫り”が入った御朱印もありますので、気になる方はぜひ探してみてくださいね。

■福田寺 
【拝観時間】9:00~16:00
※本堂の拝観・御朱印の対応日は、公式ホームページまたはSNSをご確認ください。
【拝観料】無料
【電話】075-351-4895
【アクセス】地下鉄烏丸線「五条駅」から徒歩約7分、市バス「河原町正面」バス停から徒歩約3分 Google map
【公式ホームページ】https://kyoto-fukudenji.com/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/jishu_fukudenji/

【番外編】
花咲く京都オリジナル「花御朱印」(書き置き)の授与は6月30日(木)まで!

  • 金福寺

    金福寺

  • 三千院

    三千院

  • 建仁寺 霊源院

    建仁寺 霊源院

現在、JR東海で開催中の「花咲く京都キャンペーン」では、書き置きの「花御朱印」を期間限定で授与いただけます。金福寺三千院建仁寺 霊源院にて6月30日(木)まで拝受できますので、あわせてお参りに訪れてみてください。「花御朱印」の授与は、プラン購入者限定です。気になる方はキャンペーン特設サイト内「“花御朱印”付きプラン購入方法」をご確認ください。

⇒花咲く京都キャンペーンの詳細はこちら
※掲載内容は2022年6月3日時点の情報です。最新情報は各掲載先へご確認ください。

Written by. オパン

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