まだ間に合います! 期間限定の「花御朱印」めぐりへ

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花御朱印(霊源院)

花御朱印(霊源院)

JR東海で開催中の「花咲く京都」キャンペーンでは、社寺のお部屋を花で飾り付けた「花の間」が、隨心院で6月19日(日)まで登場しています。そして、同キャンペーンのもうひとつの目玉企画である「花御朱印」(第3期)も、6月30日(木)まで開催中。今回は、気になる対象寺院(三千院・金福寺・霊源院)の「花御朱印」やお寺独自で授与されている限定御朱印、そして見頃の花情報などをお届けします!

※「花御朱印」のお受け取りには対象商品の事前購入が必要となります。詳しくは下記のページより“花御朱印”付きプラン購入方法をご覧ください。
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、京都旅行の際は、政府およびお住まいの都道府県と京都府の要請をご確認ください。京都にお越しの際は、マスクの着用・手指のアルコール消毒など、感染拡大防止の徹底にご協力をお願いいたします。日々、状況は変化しておりますので、事前に最新情報をご確認ください。

【三千院】「大原菊」が綺麗! 紫陽花も開花が進んでいます

  • 三千院

    三千院

  • 大原菊(深山嫁菜)

    大原菊(深山嫁菜)

  • 大原菊(深山嫁菜)

    大原菊(深山嫁菜)

「花御朱印」企画は3期に分けて実施。第1期と第2期は既に終了し、現在は「第3期」が開催中です。対象寺院のうちのひとつが洛北・大原を代表する古刹、三千院。今の時季は、境内一円が若々しい青もみじに包まれますが、足下に目を移すと、可憐な「大原菊」が咲いていました。正式名称を「深山嫁菜(みやまよめな)」といい、可愛らしくも品のある姿で和ませてくれます。

花御朱印(三千院)

花御朱印(三千院)

三千院の花御朱印がこちら。お寺を代表するお堂である往生極楽院に、青と紫の紫陽花が色鮮やかに描かれています。とても彩り豊かなデザインですよね♪ 
さて、紫陽花といえば、開花状況が気になるという方もいらっしゃるでしょう。あじさい苑の模様をお届けします!
  • あじさい苑(撮影日:2022年6月13日)

    あじさい苑(撮影日:2022年6月13日)

  • あじさい苑(撮影日:2022年6月13日)

    あじさい苑(撮影日:2022年6月13日)

本日(6月13日)撮影の撮れたてホヤホヤの写真がこちら。全体的には3~5部咲きといった状況ですが、十分に楽しむことができました♪ お寺の方によると、「例年は7月に入っても見頃が続きますが、今年は開花がやや早いかもしれれません。6月下旬であれば十分に楽しんでいただけるでしょう」とのこと。紫陽花鑑賞の記念に、「花御朱印」をいただいてみてはいかがでしょうか。

⇒三千院での「花咲く京都」キャンペーンの詳細はこちら

【金福寺】季節の移り変わりと共に、御朱印も移り変わります

金福寺

金福寺

紅葉の名所が点在する一乗寺エリア。詩仙堂圓光寺から歩いて10分弱の場所に佇むのが、「花御朱印」対象寺院である金福寺。境内の皐月は見頃を終えていましたが、一面に広がる緑の光景に心癒やされます。例年、6月下旬から桔梗が咲き始めるそうなので、「一面の緑」が見られるのも今の時季ならではかもしれません。

花御朱印(金福寺)

花御朱印(金福寺)

こちらが金福寺で授与される花御朱印。風情ある山門前の風景に、お寺を代表する花、皐月があしらわれたデザイン。今年は花御朱印を通して見頃の時季を感じていただき、ぜひ来年、花の時季に再訪されてみてはいかがでしょうか。

左:「芭蕉庵と蕪村の俳句(青もみじ)」 右:「蕪村句碑(青もみじ)」 各300円

左:「芭蕉庵と蕪村の俳句(青もみじ)」 右:「蕪村句碑(青もみじ)」 各300円

緑美しい金福寺では現在、新緑をあしらった期間限定の御朱印2種が授与されています。授与期間は「桔梗が咲き始めるぐらいまで」とのこと。「花御朱印」とともに、新緑狩りの思い出としていただいてはいかがでしょうか。
ちなみに桔梗が咲き始めると・・・ 「桔梗をデザインした御朱印を授与します」とのこと。訪れた折々に授与される限定御朱印は、拝観の記念にもうってつけかもしれませんね。

⇒金福寺での「花咲く京都」キャンペーンの詳細はこちら

【霊源院】紫陽花に似た甘茶の花が見頃です

  • 霊源院(撮影日:2022年6月10日)

    霊源院(撮影日:2022年6月10日)

  • 霊源院(撮影日:2022年6月10日)

    霊源院(撮影日:2022年6月10日)

  • 霊源院(撮影日:2022年6月10日)

    霊源院(撮影日:2022年6月10日)

最後にご紹介するのが建仁寺の塔頭寺院である霊源院。通常は門を閉ざされたお寺ですが、本堂の天井画「墨龍図」と甘茶(あまちゃ)の庭「鶴鳴九皐(かくめいきゅうこう)」の完成お披露目も兼ねて、今年(2022年)は3月より特別公開されています。
お庭では、額紫陽花(がくあじさい)に似た甘茶(あまちゃ)の花が見頃に。お寺の方によると、「6月20日ぐらいまでは楽しんでもらえるでしょう」とのこと。

花御朱印(霊源院)

花御朱印(霊源院)

霊源院で授与される「花御朱印」に描かれるのは、いうまでもなく甘茶の花。三千院や金福寺のものと異なり見開き型です。イラストもじっくりと楽しんでいただくことができますので、お庭の石組みなどを見比べてみてください。
  • 左:切り絵御朱印「甘露」800円 右:甘露法雨 500円 ※ともに数量限定

    左:切り絵御朱印「甘露」800円 右:甘露法雨 500円 ※ともに数量限定

  • お庭に降りて、お花と一緒に撮影♪

    お庭に降りて、お花と一緒に撮影♪

特別公開にあわせ、霊源院では種類豊富に特別御朱印を授与。甘茶がデザインされたものも数種類ありましたが、中でも気になったのが、切り絵御朱印「甘露」と「甘露法雨」の2種。最近SNSでも話題の“切り絵御朱印”は、やはりつい撮影したくなってしまいます・・・ 嬉しいことに、お庭に降りることもできますので、今が盛りと咲き誇る甘茶と一緒に撮影されてはいかがでしょうか。

⇒霊源院での「花咲く京都」キャンペーンの詳細はこちら
■令和の天井画「墨龍図」、甘茶の庭「鶴鳴九皐」完成特別公開
【日程】2022年3月19日(土)~7月3日(日)
    11:00~15:00(受付終了14:30)
【料金】500円
※「花御朱印」のお受け取りには対象商品の事前購入が必要となります。詳しくは下記のページより“花御朱印”付きプラン購入方法をご覧ください。
※掲載内容は2022年6月13日時点の情報です。最新情報は各掲載先へご確認ください。

Written by. カツオ

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