2022年秋キャンペーンに登場! 紅葉に包まれる神護寺、見どころガイド

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「そうだ 京都、行こう。」2022年秋キャンペーンのポスターに登場している神護寺。紅葉名所として知られ、京都市内ではいち早く秋の訪れを感じられるスポットです。今回は、そんな神護寺に注目し、お寺の歴史や紅葉風景、この秋開催されるイベントなどをご紹介します! 
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、京都旅行の際は、政府およびお住まいの都道府県と京都府の要請をご確認ください。京都にお越しの際は、マスクの着用・手指のアルコール消毒など、感染拡大防止の徹底にご協力をお願いいたします。日々、状況は変化しておりますので、事前に最新情報をご確認ください。

神護寺の歴史を知る

  • 金堂
  • 和気清麻呂公墓所
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京都市の北西、高雄山に堂宇を構える神護寺は、高野山真言宗の遺迹(ゆいせき)本山。正式には神護国祚真言寺(じんごこくそしんごんじ)といいます。天長元年(824)、平安京遷都に貢献したとされる和気清麻呂が国家安泰を祈願するために建立した神願寺と高雄山寺を合併してできたお寺です。

平安末期の火災で一時は衰退しますが、勧進僧のひとりであった文覚上人(もんがくしょうにん)が後白河法皇や源頼朝から援助を得て復興。しかし、応仁の乱で再び多くを焼失してしまいます・・・ 江戸時代に再興され、昭和10年(1935)には、金堂や多宝塔、和気清麻呂霊廟を再建。伽藍の整備が行われ現在に至ります。

\伝教大師・最澄と弘法大師・空海の“交流の舞台”となったお寺としても有名です/
⇒「伝教大師・最澄の足跡を訪ねて。京都 紅葉名所のお寺 7選」(2021年9月掲載)

さて、ここからは気になる神護寺の紅葉風景をご紹介します♪

長い石段を登った先、紅葉に包まれた楼門がお出迎え

  • 撮影日:2019年11月14日
  • 撮影日:2021年11月19日
  • 撮影日:2019年11月14日
  • 撮影日:2021年11月19日
参道は約300段の石段となり、お寺に辿り着くまでがなかなか大変・・・ 訪れる際は、スニーカーなど歩きやすい靴がおすすめです。今年改修工事が終わり新しくなった楼門が見えてくると、境内はすぐそこ。鬼瓦に寛永6年(1629)の刻銘があることから、楼門はその頃に建造されたものとみられるのだとか。紅葉に包まれる姿が美しく、石段の疲れも吹き飛びそうです。通常、脇間には増長天と持国天が安置されているのですが、現在は修復中で不在にされています。

楼門をくぐると、広々とした境内がお目見え。いたるところで紅葉が楽しめます♪ まずは定番の風景を眺めてみましょう。

キャンペーンポスターに登場。金堂前の風景!

撮影日:2019年11月14日

撮影日:2019年11月14日

“神護寺の紅葉”といえば、金堂前の石段を彩るモミジをイメージされる方が多いのではないでしょうか。こちらの風景は、今秋の「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンポスターにも登場しています。この石段あたりは例年11月上旬に見頃を迎えるエリアですので、その頃にぜひ同じアングルから眺めてみてくださいね。
それでは石段を登り、後ろを振り返ってみると・・・

撮影日:2019年11月14日

撮影日:2019年11月14日

これまた美しい風景が堪能できます! 場所によって色づき方が異なるので、モミジのグラデーションが楽しめるのも魅力。左側の手前に見えるお堂は五大堂、その奥に見えるのは毘沙門堂で、どちらも元和9年(1632)頃に再建されたものです。雅やかな風景のなかに、古刹の重みも感じられますね。

まずは金堂で、しっかりとお参りをしましょう。金堂内にはご本尊・薬師如来立像(国宝)や、日光・月光菩薩像(重文)、室町時代の四天王・十二神将の諸像が安置されています。内陣の近い場所から仏様のお顔をじっくりと拝見でき、心安らぐひとときとなりそうです。

境内には絵になる紅葉風景がたくさんあります♪

  • 撮影日:2020年11月12日 
  • 毘沙門堂をぐるり回ると、モミジのモチーフを発見♪
  • 撮影日:2020年11月12日 
  • 毘沙門堂をぐるり回ると、モミジのモチーフを発見♪
モミジは境内の様々な場所に植えられ、堂宇に寄り添うように色づく様子がとても絵になります。1枚目の写真の右手に見えるのは、先ほども登場した毘沙門堂です。左奥に見えるのは大師堂(重文)。11月1日(火)から7日(月)まで特別拝観が行われ、板彫弘法大師像(重文)を拝見できます。貴重な機会ですので、もみじ狩りとあわせて訪ねてみてはいかがでしょうか。

⇒「大師堂特別拝観」の詳細はこちら
  • 明王堂(撮影日:2019年11月14日) 
  • 鐘楼まわり(撮影日:2019年11月14日)
  • 和気清麻呂公霊廟(撮影日:2020年11月12日)
  • 明王堂(撮影日:2019年11月14日) 
  • 鐘楼まわり(撮影日:2019年11月14日)
  • 和気清麻呂公霊廟(撮影日:2020年11月12日)
神護寺の紅葉の見頃は、11月上旬から下旬となり、長期間に渡り色々な場所で楽しむことができます。気になる今の色づき状況は、「京都紅葉情報2022」でご確認ください!

⇒神護寺の紅葉状況をチェック!

爽快なかわらけ投げにもチャレンジ

神護寺を訪れたなら、ぜひ「かわらけ投げ」(3枚200円)にチャレンジ。境内の西側・地蔵院から望む錦雲渓に向かって厄除け祈願の素焼きの皿を投げます。なんと江戸時代には神護寺でかわらけ投げが行われていたという記録も残るそう。眼下に広がる素晴らしい眺望はもちろん、渓谷に向かってかわらけを遠くに投げるのは爽快です。

こちらから錦雲渓に向かって投げます。

こちらから錦雲渓に向かって投げます。

地蔵院横の迎賓館では、「時代劇の小道具展」を開催!

  • 写真はイメージです
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地蔵院の横にある通常非公開の迎賓館では、11月12日(土)から「時代劇の小道具展」が開催されます。神護寺は、名だたる時代劇のロケ地としても知られ、この度特別に、映画やドラマの撮影で使用された貴重な小道具を展示。小道具は、京都太秦(うずまさ)にある映像美術の老舗・高津商会が所有するもので、その精巧な作りを間近で拝見し、時代劇の世界に浸ってみてください。さらに、神護寺が所有する「源頼朝像」(国宝・複製)と「北条政子書状」(複製)も特別展示。時代劇好き・歴史好きの方はどうぞお見逃しなく。

■神護寺 時代劇の小道具展
【日程】2022年11月12日(土)~20日(日)     
            9:00~16:00(最終入場15:30)
【料金】500円(別途要拝観料)
【場所】神護寺境内 迎賓館(世継ぎ地蔵堂横)

秋限定の御朱印もお見逃しなく♪

  • 秋限定御朱印 500円(書き置きのみ、~12月10日まで)
  • 御朱印帳(2,000円※御朱印代含)
  • 秋限定御朱印 500円(書き置きのみ、~12月10日まで)
  • 御朱印帳(2,000円※御朱印代含)
現在、橙色の和紙にモミジの印が押された秋らしい“限定御朱印”が登場中。紅葉風景と一緒に記念撮影するのもよさそうです♪ また、神護寺オリジナルの御朱印帳には、南北朝寺時代の境内図に紅葉があしらわれていて、こちらも秋にぴったりのデザイン。拝観の思い出に一冊、いかがでしょうか。

★この秋、高雄で行われるイベント情報
体験型謎解きイベント
謎解き×観光ガイド 鳥獣戯画と京の足跡

この秋、紅葉めぐりがさらに楽しくなるような、高雄の無料イベントをお届けします! ※現地までの交通費や社寺に立ち寄る場合の拝観料は別途必要です。

まずひとつめが、“体験型謎解きイベント”。三尾(高雄・栂ノ尾・槇ノ尾)の名刹のひとつである高山寺に伝わる絵巻物「鳥獣人物戯画」(国宝)。そこに描かれるウサギやカエルなどのキャラクターと一緒に、三尾・二条・嵐山エリアをめぐり謎解きにチャレンジしましょう。地域ごとの歴史や観光スポットなどのガイドも楽しめ、鳥獣戯画がデザインされたオリジナル記念品をご用意(数量限定)。ぜひ参加してみてください。

■謎解き×観光ガイド 鳥獣戯画と京の足跡
【開催期間】2022年10月29日(土)~11月30日(水)
⇒参加方法など詳細はこちら 

そうだ 京都、行こう。 ハイキング嵐山~高雄2022

続いては、秋にぴったりの“ハイキングイベント”です。嵐山・嵯峨野から、自然豊かな清滝川沿いを歩き高雄を目指します。JR「嵯峨嵐山駅」でハイキングマップを受け取り、いざスタート。神護寺の楼門前がゴール受付となり、参加者限定の鳥獣戯画オリジナルタオル(数量限定)をご用意しています。コース途中、未舗装の道もありますので、歩きやすい靴や服装でご参加くださいね。清滝川のせせらぎや鮮やかなモミジ、巨石、潤いに満ちた苔など、山道ならではの風景は、きっと日々の疲れを癒やしてくれるはずです。

■そうだ 京都、行こう。 ハイキング嵐山~高雄2022
【開催日時】2022年11月12日(土)・13日(日)・19日(土)・20日(日)
⇒参加方法など詳細はこちら 

神護寺へのアクセス方法。最後に耳寄り情報も♪

高雄橋

高雄橋

★神護寺へのアクセス方法
京都駅→JRバス高雄京北線(周山行)<48分>→「高雄」バス停から徒歩約20分 Google map

<耳寄り情報>
この秋は、JR二条駅西口~高雄エリア間で、臨時直行バスが運行します! 11月の土・日・祝のみの運行となりますので、事前に時刻表をご確認ください。
⇒JR二条駅発、高雄・栂ノ尾発の時刻表はこちら
(「一日乗車券」でもご乗車いただけます。運行情報は変更になる可能性があります)

楼門前の石段。見下ろした紅葉風景も美しい♪(撮影日:2021年11月25日)

楼門前の石段。見下ろした紅葉風景も美しい♪(撮影日:2021年11月25日)

神護寺
【拝観時間】9:00~16:00
【拝観料】600円
【電話】075-861-1769
【公式ホームページ】http://www.jingoji.or.jp/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/jingo_ji/

\2022年秋、高雄に足を運んでみませんか?/
※掲載内容は2022年10月21日時点の情報です。最新情報は掲載先へご確認ください。

Written by. オパン

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