2023年は卯年!うさぎゆかりの「宇治」でうさぎスポットめぐり

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宇治神社

宇治神社

お茶で有名な宇治。市内には“うさぎのみち”と書く「菟道(とどう)」という地名があり、古くは「菟道(兎道)」を「うじ」と読まれていたそう。お茶処とともに、実は、うさぎゆかりの町でもあります。今回はそんな宇治エリアから“うさぎ”にまつわるスポット&お菓子をご紹介します。来年がぴょんっと飛躍の年になるように、ぜひめぐってみてください。
※年末年始の参拝・拝観時間及び営業時間はスポットによって異なる場合があります。事前に公式ホームページや公式SNSでご確認ください。

京阪「三室戸駅」から三室戸寺に向かう道中で“莵道”を発見!

京阪「三室戸駅」から三室戸寺に向かう道中で“莵道”を発見!

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【宇治神社】
正しい道へと導いてくれる“みかえり兎”

「菟道」の由来は諸説ありますが、そのひとつは宇治の氏神として古くから崇敬される応神天皇の皇子・菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)。宇治神社の御祭神としてお祀りされ、2023年には1710年を迎えます。神社には、菟道稚郎子命が河内の国からこの土地に向かう途中で道に迷っていたところ、一羽のうさぎが現れ、何度も振り返りながら正しい道へと案内したという故事が残るそう。そのことから神様の使いとされ、“みかえり兎”と呼ばれています。
  • 本殿のお賽銭箱前に置かれたみかえり兎

    本殿のお賽銭箱前に置かれたみかえり兎

  • みかえり兎絵馬 500円

    みかえり兎絵馬 500円

  • 今年(2022年)登場した卯顔絵馬(500円)は、表面にうさぎの表情を描き、裏面に願い事と名前を記入します

    今年(2022年)登場した卯顔絵馬(500円)は、表面にうさぎの表情を描き、裏面に願い事と名前を記入します

宇治神社で人気なのが「願掛け うさぎさん巡り」。まず絵馬に願いごとを書き、本殿へお参り。その後、本殿を時計まわりに3周する間に3つのうさぎの置物を見つけられれば、絵馬に書いた願い以上の御利益が授かれるのだそう。毎月1日はさらにもうひとつ、“ブロンズのうさぎ”の置物が登場するので、ぜひチャレンジしてみてください!
  • 御朱印帳 2,000円

    御朱印帳 2,000円

  • みかえり兎の御朱印 500円。手水舎のうさぎと一緒に♪

    みかえり兎の御朱印 500円。手水舎のうさぎと一緒に♪

授与所でもうさぎをモチーフにした授与品が目白押し。手ざわりの良い生地に箔押しのうさぎがあしらわれた御朱印帳は、宇治を連想させる抹茶色が美しい一冊です。みかえり兎の形をした可愛らしい御朱印もうさぎゆかりの神社ならでは。お参りの証として旅の思い出にいかがでしょうか。

■宇治神社

【参拝時間】境内自由、授与所9:00~16:00
【参拝料】境内無料
【電話】0774-21-3041
【アクセス】JR奈良線「宇治駅」から徒歩約15分、京阪宇治線「宇治駅」から徒歩約5分 Google map
【公式ホームページ】http://uji-jinja.com/

\かわいい! みかえり兎のゆるみくじ/
⇒こっち向いて♪ ゆるみくじ・かわいいポージング編(2018年8月公開)

【宇治上神社】
世界遺産の神社にも可愛らしいうさぎの授与品が♪

本殿(国宝)

本殿(国宝)

宇治神社から徒歩約5分の場所にある世界遺産・宇治上神社。御祭神は宇治神社と同じ菟道稚郎子命と、応神天皇、仁徳天皇で、日本最古の神社建築と伝わる本殿(国宝)にお祀りされています。
  • うさぎ張り子みくじ 各300円

    うさぎ張り子みくじ 各300円

  • 横から見ても可愛らしい♪

    横から見ても可愛らしい♪

  • うさぎみくじ(各300円)も人気です

    うさぎみくじ(各300円)も人気です

うさぎの授与品が多く揃い、2022年に登場した「うさぎ張り子みくじ」が早くも話題に。軽くてふんわりとしたフォルムがまるで“雪うさぎ”のような愛らしさ♪ それぞれおみくじと一緒にビニールに入っています。また、以前ゆるみくじでもご紹介した「うさぎみくじ」も優しい色合い(+おめでたい金色!)で、どの色にしようか悩んでしまいそう・・・ 訪れる度にいただいて、お部屋に並べて飾るのもおすすめです。

うさぎの招き土鈴 1,700円

うさぎの招き土鈴 1,700円

宇治上神社では毎年、干支を“招き猫”に見立てた土鈴を授与されています。2023年のうさぎはぽってりとした姿が愛らしく、持ち帰ればたっぷり福を運んでくれそうですね。
※12月中の授与については、事前に公式Twitterでご確認ください。

宇治上神社
【参拝時間】9:00~16:30
【参拝料】境内無料
【電話】0774-21-4634
【アクセス】JR奈良線「宇治駅」から徒歩約20分、京阪宇治線「宇治駅」から徒歩約10分 Google map
【公式ホームページ】https://ujikamijinja.amebaownd.com/
【公式Twitter】https://twitter.com/ujikamijinja

【三室戸寺】
「菟道」にたたずむ花の寺で、大きな“狛兎”を発見!

  • 福徳兎

    福徳兎

  • 2つの穴に腕を入れて、トライ!

    2つの穴に腕を入れて、トライ!

先ほどご紹介した「菟道」の地に堂宇を構え、花の寺として知られる三室戸寺。日本書紀によると菟道稚郎子命は、菟道の山の上に葬られたと記され、本堂の裏山にある古墳が菟道稚郎子命のものだと伝わります。
本堂前には高さ150センチ、幅90センチの大きな狛兎「福徳兎」が鎮座し、拝観の方をお出迎え。うさぎが抱く球の中には卵形の石があり、それを立てることができれば、“願いが通じ昇運がつく”のだとか。気軽にトライしてみてください。

限定朱印「和敬」500円(書き置きのみ、なくなり次第終了)、うさぎの干支守り 500円

限定朱印「和敬」500円(書き置きのみ、なくなり次第終了)、うさぎの干支守り 500円

授与所では、うさぎの限定御朱印も登場。ちょこんとした様子でこちらを見つめる姿が可愛らしいですね♪ うさぎの干支守りの授与も始まっていますので、新しい年の前に、拝受してみてはいかがでしょうか。

三室戸寺
【拝観時間】8:30~16:00(受付終了15:10) ※4~10月は~16:30(受付終了15:40)       
【拝観料】500円 ※2月18日~7月17日、11月は1,000円
【拝観休止日】8月13日~15日、12月29日~31日
【電話】0774-21-2067
【アクセス】京阪宇治線「三室戸駅」から徒歩約15分 Google map
【公式ホームページ】https://www.mimurotoji.com/
【公式Facebook】https://www.facebook.com/mimuroto/
【公式Twitter】https://twitter.com/mimurototemple
【公式Instagram】https://www.instagram.com/mimurotoji/

【日本茶とジェラート かめうさぎ】
2022年8月オープン! 茶問屋が手掛ける本格お茶ジェラートのお店

  • こちらの看板が目印です

    こちらの看板が目印です

  • 店内

    店内

  • 白いカウンター・テーブルの黒っぽい模様は茶畑の石、その他の模様は朝日焼の欠片なのだとか!

    白いカウンター・テーブルの黒っぽい模様は茶畑の石、その他の模様は朝日焼の欠片なのだとか!

三室戸寺から歩いて10分ほどの場所にある、2022年8月にオープンした「日本茶とジェラート かめうさぎ」。昭和22年(1947)創業の利招園茶舗が手がけるお店で、「うさぎとかめが競争途中に思わず立ち寄ってしまうようなスペースに」との思いから名付けられたそう。抹茶やほうじ茶、玄米茶、和紅茶など、本格的なお茶ジェラートが楽しめます。
  • ジェラート ダブル(抹茶映緑・ミルク) 490円、セットドリンク※平日限定(煎茶) 380円

    ジェラート ダブル(抹茶映緑・ミルク) 490円、セットドリンク※平日限定(煎茶) 380円

  • 朝日焼の抹茶椀にもうさぎとかめの姿が♪

    朝日焼の抹茶椀にもうさぎとかめの姿が♪

ジェラートの種類は日替わりで、常時4~6種類がラインアップ。お茶の風味・味わいがしっかりと引き立つよう、すべて店内で手作りされています。ミルクなどお茶以外のフレーバーも並ぶ日があり、その日の気分で味わってみて。ドリンクにはお茶屋さんこだわりの抹茶や玉露などがいただけますので、うさぎスポットめぐりのひとやすみにぴったりです。

店内では、利招園茶舗の茶葉も購入可能です。気になる銘柄があったら、お店の方に尋ねてみてくださいね♪

■日本茶とジェラート かめうさぎ
【営業時間】13:00~16:30(ラストオーダー)※テイクアウト・物販は~17:00
【定休日】11~3月は水曜日・木曜日、4~10月は木曜日(祝日の場合は営業)
【電話】0774-46-8814
【アクセス】京阪宇治線「三室戸駅」から徒歩約5分 Google map
【公式Instagram】https://www.instagram.com/kameusagi_rishouen/

【中村藤吉平等院店】
抹茶をふんだんに使用した、ふわりとろける兎菓子

  • “〇”に“十”の「まると」マークののれんが目印<br/>

    “〇”に“十”の「まると」マークののれんが目印

  • 2階のカフェスペース

    2階のカフェスペース

宇治茶の老舗・中村藤吉本店平等院店は、2022年9月にリニューアルオープン。新たに誕生した2階のカフェ席からは、宇治川や自然豊かな山々を一望できます。のれんをくぐった先にある丸い窓の建物が茶葉や抹茶菓子などを扱う銘茶売場になっていて、お茶好きには嬉しい空間です♪
  • 兎菓子 18個入 1,500円 

    兎菓子 18個入 1,500円 

  • パッケージも目を引きます♪

    パッケージも目を引きます♪

中村藤吉本店のうさぎといえば、こちらの「兎菓子(うがし)」。ひとくちサイズのお干菓子で、お皿にいくつか並べると可愛らしさがさらにアップします♪ 抹茶をふんだんに使用され、和三盆糖が口の中でふわりととろける美味しさ。ほっこりする上品な甘さが心地良く、ついもう一つと手が伸びてしまいます。

■中村藤吉平等院店
【営業時間】10:00~17:00(カフェのラストオーダー16:30)
【定休日】不定休
【電話】0774-22-9500
【アクセス】JR奈良線「宇治駅」から徒歩約9分 Google map
【公式ホームページ】https://www.tokichi.jp/

【とにまる 茶づな本店】
飴専門店ならではの「あめ湯」は寒い日にぴったり♪

  • うさぎのマークが目印です

    うさぎのマークが目印です

  • 広々とした店内

    広々とした店内

京飴専門店・岩井製菓が手がける「とにまる」。2021年にオープンした「茶づな」内に本店があり、屋号の由来は、本社がある宇治市山という地名からだそう。明るく開放的な店内で、茶畑を眺めながらスイーツやお食事を楽しむことができます。

あめ湯 480円

あめ湯 480円

名物は、米飴と高知県産の生姜の絞り汁で作られた「ひやしあめ」。冬はそれを温めた「あめ湯」がぴったりです。お好みで生姜をすり下ろすこともできます。ひと口いただくだけで、体がぽかぽか♪ 寒~い日の散策の際は、ほっと温まりに訪れてみてください。
  • 開運干支飴「卯」 162 円 

    開運干支飴「卯」 162 円 

  • 紅白のうさぎの形をした飴が入っています

    紅白のうさぎの形をした飴が入っています

飴の販売もあり、「開運干支飴」は紅白の飴とおみくじ付きで新年のご挨拶やお年賀にも喜ばれそうな一品。お正月、ご家族やお友達と会う機会のある方はおすすめです♪

■とにまる 茶づな本店
【営業時間】9:00~17:00
【定休日】元日、不定休
【電話】0774-24-1020
【アクセス】京阪宇治線「宇治駅」から徒歩約4分、JR奈良線「宇治駅」から徒歩約12分 Google map
【公式ホームページ】https://tonimaru.com/shop/chazuna.html
※掲載内容は2022年12月23日時点の情報です。最新情報は各掲載先へご確認ください。

Written by. オパン

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