「そう京」スタッフが教える! 「2024年・春の特別拝観」プランのおすすめポイント

  • 桜情報

平安神宮

平安神宮

まもなく始まるお花見シーズン。「今年はどこの桜を見に行こうかな?」と計画中の方も多いことでしょう。そこで、ぜひチェックしてほしいのがJR東海主催の「春の特別拝観」(要事前申込み)。混雑しがちな京都の桜名所を“一般拝観時間外”や通常非公開の“秘蔵エリア”でゆっくり楽しめる贅沢なプランです。

朝・昼・夜と様々な時間帯の特別拝観があり、旅のスケジュールに組み込みやすいのも嬉しいポイント。行きたいプランを申込んだら、当日は受付時間内に現地へ向かうだけ。今回は2024年春の9プランから一部をピックアップして、その魅力をたっぷりお届けします!

秘蔵エリアでゆっくりお花見♪
平安神宮神苑「非公開エリア拝観&切り絵御朱印」

  • 東神苑

    東神苑

  • 東神苑

    東神苑

  • 南神苑

    南神苑

  • 大極殿前

    大極殿前

平安遷都1100年を記念して創建された平安神宮。平安京の正庁「朝堂院」を再現した、碧瓦と朱の色合いが美しい社殿が印象的です。その奥には、4つの庭園からなる神苑が広がり、平安神宮の春の代名詞ともいうべき紅しだれ桜が咲き誇ります。見上げればピンクのシャワーのごとく降り注ぎ、その光景は、名だたる文豪も讃えました。人気の桜名所だけに見頃の時季ともなれば、苑内の散策路は渋滞しがち・・・
そこで「非公開エリア拝観&切り絵御朱印」プランでは、通常非公開の“秘蔵のお花見エリア”へ特別にご案内♪ そのエリアがあるのは、中神苑と本殿の間の一角。普段は門が閉ざされており、「こんなエリアがあったとは!」と誰もが驚くことでしょう。神苑でのお花見を楽しみながら、しばし賑わいから離れて、ゆっくり過ごしてみませんか。旅の思い出に「限定切り絵御朱印」も拝受できます。

限定切り絵御朱印(昨年のイメージ)。今年のデザインはお楽しみに♪

限定切り絵御朱印(昨年のイメージ)。今年のデザインはお楽しみに♪

■平安神宮神苑「非公開エリア拝観&切り絵御朱印」
【実施期間】2024年3月29日(金)~4月7日(日)
【実施時間】10:00~15:00(受付終了14:30)
【旅行代金】1,800円※EX旅先予約での価格
⇒申込みはこちら
※日程によっては満席の場合があります。
⇒平安神宮の桜開花情報はこちら

自然をたっぷり満喫!
妙満寺「妙満寺の森 サクラ山」特別拝観

  • 大書院前に咲き誇るしだれ桜

    大書院前に咲き誇るしだれ桜

  • 桜園

    桜園

  • 仏舎利大塔と本堂

    仏舎利大塔と本堂

  • 雪の庭

    雪の庭

京都は中心部から少し離れるだけで、自然を満喫できる町でもあります。そんな一面を楽しみたい方におすすめなのが、妙満寺。地下鉄烏丸線の終着駅「国際会館駅」から徒歩20分程の場所に位置し、知る人ぞ知る桜名所です。境内随所でしだれ桜やソメイヨシノが咲き、見頃の時季には大書院からもお花見が楽しめます。そのほか、インド・ブッダガヤ大塔を模した仏舎利大塔や、「雪月花の三庭苑」のひとつに数えられる「雪の庭」など、見どころがいっぱい。
  • 「妙満寺の森 サクラ山」(通常非公開)からの眺め

    「妙満寺の森 サクラ山」(通常非公開)からの眺め

  • 「妙満寺の森 サクラ山」(通常非公開)からの眺め

    「妙満寺の森 サクラ山」(通常非公開)からの眺め

  • 自然あふれる散策路

    自然あふれる散策路

妙満寺での特別拝観プランでは、通常拝観エリアに加え、普段は立ち入ることができない「妙満寺の森 サクラ山」も拝観できます。妙満寺では平成31年(2019)より“憩いの森”を目指して本堂裏山の景観整備を始められ、約200本の桜が植樹されました。そんな“お花見のニューエリア”をたっぷり散策! 桜の合間からは、雄大な比叡山や仏舎利大塔、本堂が眺められます。ベンチでひとやすみをしながら、のどかなひとときを満喫してみては。

■妙満寺「妙満寺の森 サクラ山」特別拝観
【実施期間】2024年3月29日(金)~4月7日(日)
【実施時間】10:00~15:00(受付終了14:30)
【旅行代金】1,200円※EX旅先予約での価格
⇒申込みはこちら
⇒妙満寺の桜開花情報はこちら

桜名所で過ごす、特別な朝時間♪
仁和寺「金堂の早朝貸切拝観&御室桜観賞」

“春の京都のフィナーレを飾る桜”ともいわれる、世界遺産・仁和寺の名物「御室桜」。観音堂前に広がる桜苑では、数多くの御室桜が咲き誇ります。背丈が低いのが特徴で、散策路を歩けば花々に包まれ、心地よい気分に♪ 見頃を迎えると、散策路を埋め尽くすほどの参拝者が訪れます。

「金堂の早朝貸切拝観&御室桜観賞」プランでは、なんと、一般拝観に先駆けて桜苑へご案内! 7時30分から拝観でき、朝の陽光に包まれる花々をゆっくり楽しめます。貸切は8時30分終了ですが、8時までの受付時間内に入場いただくと一般拝観開始後も滞在可能です。心ゆくまでお花見をどうぞ。
  • 金堂内部

    金堂内部

  • 金堂外観

    金堂外観

さらに本プランでは、通常非公開の金堂(国宝)も拝観できます。堂内は、御本尊・阿弥陀三尊像を中心に四天王像、梵天像などが祀られる厳かな空間。プラン申込みの方だけの貸切で、ゆっくりお参りください。
周辺には龍安寺妙心寺 退蔵院など、仁和寺と同じく過去に「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンの舞台となった桜名所があります。特別な朝時間を満喫したら、ぜひ訪ねてみて。最寄りの「御室仁和寺駅」から嵐電に乗車すれば、人気の「嵯峨野・嵐山エリア」へもアクセスもスムーズです。

■仁和寺「金堂の早朝貸切拝観&御室桜観賞」

【実施期間】2024年3月30日(土)~4月10日(水)
【実施時間】7:30~8:30(受付終了8:00)
【旅行代金】1,800円※EX旅先予約での価格
⇒申込みはこちら
⇒仁和寺の桜開花情報はこちら

駅近ライトアップで、1日を締めくくろう!
渉成園 庭園夜間貸切拝観&「臨池亭・滴翠軒」特別拝観

  • ※日中のイメージです。当日はライトアップした光景をご覧いただけます。

    ※日中のイメージです。当日はライトアップした光景をご覧いただけます。

  • ※日中のイメージです。当日はライトアップした光景をご覧いただけます。

    ※日中のイメージです。当日はライトアップした光景をご覧いただけます。

  • ※日中のイメージです。当日はライトアップした光景をご覧いただけます。

    ※日中のイメージです。当日はライトアップした光景をご覧いただけます。

桜旅の締めくくりは、幻想的な夜桜ライトアップを楽しみたいですよね。今では京都各地で行われていますが、どこも人気で混雑必至。どこへ訪ねるべきかも悩むところです・・・ が、東本願寺の飛地境内・渉成園の『庭園夜間貸切拝観&「臨池亭(りんちてい)・滴翠軒(てきすいけん)」特別拝観』プランなら、申込み者限定でライトアップをご覧いただけます。
  • 臨池亭(写真右)と滴翠軒(写真奥)<br/>
※日中のイメージです。当日はライトアップした光景をご覧いただけます。

    臨池亭(写真右)と滴翠軒(写真奥)
    ※日中のイメージです。当日はライトアップした光景をご覧いただけます。

  • 臨池亭からの眺め<br/>
※日中のイメージです。当日はライトアップした光景をご覧いただけます。

    臨池亭からの眺め
    ※日中のイメージです。当日はライトアップした光景をご覧いただけます。

江戸時代に作庭された「渉成園」は、国の名勝庭園に指定されています。早咲きから遅咲きまで様々な桜が咲き、個性豊かな建築物も見どころ。本プランでは夜桜ライトアップだけでなく、通常非公開の臨池亭と滴翠軒からもお庭が楽しめます。JR「京都駅」中央口から徒歩約10分で、アクセスの良さも魅力。日帰り旅の最後にも訪ねやすく、夕食後に散歩がてら訪ねるのもおすすめです♪

※安全上の観点から、庭園の一部に立入禁止エリアを設けております。

■渉成園 庭園夜間貸切拝観&「臨池亭・滴翠軒」特別拝観
【実施期間】2024年3月25日(月)~4月7日(日)
【実施時間】18:30~21:00(受付終了20:30)
【旅行代金】1,700円※EX旅先予約での価格
⇒申込みはこちら
⇒渉成園[枳殻邸]の桜開花情報はこちら

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今回ご紹介した以外にも、様々なプランがあります。醍醐寺の「伽藍 早朝貸切拝観」「霊宝館 夜間貸切拝観」、東寺の「夕刻の国宝「五重塔」初層内部 時間外特別公開」など、どれも贅沢なひとときが楽しめるものばかり。申込み方法など詳細は下記の特設サイト「春の特別拝観」をチェック!

※掲載内容は2024年3月6日時点の情報です。

Written by. 「そう京」編集部

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