通常の拝観では見ることが叶わない、夜空の下に厳かに浮かび上がるライトアップされた鳳凰堂（国宝）。水面に映る様子は、得も言えぬ美しさです。お庭だけではなく、「雲中供養菩薩像」や「鳳凰」（ともに国宝）など、平等院に伝わる数々の寺宝を展示するミュージアム鳳翔館もじっくりとご見学ください。

※鳳凰堂内部は見学できません。

京都でも指折りの桜名所で、太閤秀吉が盛大なお花見を催したことでも知られる醍醐寺。一般拝観開始前の早朝に、しだれ桜と五重塔（国宝）が織り成す光景が人気の「伽藍エリア」で、お花見をお楽しみください。

日中の一般拝観終了後の夕刻時間帯に、樹齢130年を超える「不二桜」やソメイヨシノなど、約200本もの桜が咲くお庭でお花見を。21躯の仏様からなる講堂の「立体曼荼羅」や、像高3メートルにも及ぶ薬師三尊像などを祀る金堂（国宝）も公開。希望者は、五重塔（国宝）や桜が、暗闇の空の下で煌びやかに浮かび上がるライトアップを18時以降もお楽しみいただけます。

絢爛豪華な襖絵に彩られた宸殿や白書院などの御所風建築や、令和3年（2021）に、国指定の名勝に仲間入りした話題のお庭などからなる御殿エリアを貸切で拝観。遅咲きとして有名な「御室桜」が200本ほど植わる御室桜苑も、一般の入場開始時間前に、先行してお楽しみください。