祇園祭 宵山テイクアウトグルメ2025

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山鉾巡行や神輿渡御など、1ヵ月にわたってさまざまな見どころがある祇園祭。特に、お祭りムードが一段と高まる宵山は楽しみがいっぱいです。なかでも山鉾町にあるお店が祇園祭期間限定で用意するテイクアウトグルメは、宵山散策に欠かせません。おすすめをご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね♪

\祇園祭の基本を押さえる!/
2025年祇園祭

cafe OWL「鱧の天ぷら」

おみくじが人気の蟷螂山からほど近い「cafe OWL」。京町家をリノベーションした空間に北欧のインテリアが並び、店内はほっこりした優しい雰囲気に満ちています。
  • 鱧の天ぷら 1,000円

    鱧の天ぷら 1,000円

  • 昨年(2024)の店頭の様子

    昨年(2024)の店頭の様子

前祭宵山の2日間はお店を閉めて、店先で特別メニューを提供しています。なかでも、10年以上前から販売しているという「鱧の天ぷら」がイチ推し。店主の実家が代々続く鮮魚店とあって、新鮮な魚を扱っているのも魅力です。祇園祭は別名“鱧まつり”ともいわれるだけに、旬の食材は逃さず味わいたいところ。揚げたてのサクサクふわふわの鱧に加え、大葉とちくわの天ぷらがセットになっているのも嬉しいポイントです。
【出店期間】
2025年7月15日(火)・16日(水)の16:30頃~22:00頃 ※当日分が売り切れ次第、終了
■cafe OWL
【営業時間】平日11:00~15:30(ラストオーダー15:00)、土日祝11:00~16:30(ラストオーダー16:00)
【定休日】不定休
【電話】075-746-5144 
【アクセス】地下鉄烏丸線「四条駅」から徒歩約8分 Google map
【公式ホームページ】https://cafe-owl.com/ 

BONSAI 1877「薪窯焼きマルゲリータ(1/2)」

明治10年(1877)築の京町家をリノベーションし、2024年9月にオープンしたトラットリア「BONSAI 1877」は今年(2025)はじめて祇園祭にテイクアウトグルメを販売します。
  • 薪窯焼きマルゲリータ(1/2p) 1,000円

    薪窯焼きマルゲリータ(1/2p) 1,000円

  • 店内にある薪窯でピッツァを焼きます

    店内にある薪窯でピッツァを焼きます

  • さつまいもハニーバター 500円

    さつまいもハニーバター 500円

イタリアで約3年間の修業を積んだシェフが焼き上げるピッツァの美味しさが評判で、祇園祭期間中も店内の薪窯で焼いた「薪窯焼きマルゲリータ」をいただけます。なんと、日頃お店で提供している直径約25センチのハーフサイズとあって大満足のボリュームです。お肉好きなら店頭で炭焼きをした「しまね和牛の炭火焼き串」を。薬味はネギ塩、金山寺味噌、柚子胡椒の3種類から選べ、ジューシーなお肉の味を引き立てます。甘みを凝縮させ、皮をパリッと仕上げた「さつまいもハニーバター」はデザートにおすすめです。比較的混雑の少ないエリアですので、落ち着いて食べられますよ。
【出店期間】
2025年7月15日(火)・16日(水)の17:00~21:00頃 ※当日分が売り切れ次第、終了
■BONSAI 1877
【営業時間】ランチ11:00~15:00(ラストオーダー14:00)、ディナー17:00~23:00(ラストオーダー22:00)
【定休日】不定休
【電話】075-255-1230
【アクセス】地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」から徒歩約5分 Google map
【公式ホームページ】https://bonsai1877.jp/

酒菜食房いち「鱧カツバーガー」

たん熊で修業を積んだ店主が平成20年(2008)に開いた和食店「酒菜食房いち」。昆布や鰹、鯖、いりこなど、さまざまな食材から丁寧にとったこだわりの出汁を使い、旬の食材をいかした料理を提供されています。
  • 鱧カツバーガー 800円

    鱧カツバーガー 800円

  • 柴漬けのタルタルソースをたっぷりと!

    柴漬けのタルタルソースをたっぷりと!

放下鉾のそばにあり、前祭の宵山期間中は店舗前に特設ブースをオープン。名物は、ふっくらとした国産の鱧や新鮮な夏野菜を京都の老舗パン屋さん「進々堂」のバンズで挟んだ「鱧カツバーガー」です。タルタルソースに混ぜられた柴漬けの風味や食感も良いアクセントになっています。こだわりの食材で作られたオリジナルバーガーは、食べ応え満点です。椅子席もありますので、宵山散策前の腹ごしらえにいかがでしょう。
【出店期間】
2025年7月13日(日)~16日(水)の12:00頃~売り切れ次第終了
2025年7月21日(月・祝)~23日(水)の夕方~売り切れ次第終了
■酒菜食房いち
【営業時間】18:00~23:00(ラストオーダー22:30)
【定休日】日曜日
【電話】075-212-5690 
【アクセス】地下鉄烏丸線「四条駅」から徒歩約4分 Google map
【公式ホームページ】https://www.kyoto-ichi.net/ 

土佐料理 心「藁焼きカツオ塩タタキ」

「土佐料理 心」は高知の食材をいかした料理を味わえるお店です。高知県出身の店主が作る料理は郷土愛が感じられるものばかり。

藁焼きカツオ塩タタキ 1,000円

藁焼きカツオ塩タタキ 1,000円

宵山期間中はメラメラと燃える藁焼きの炎であぶった「藁焼きカツオ塩タタキ」をテイクアウトできます。高知から仕入れたカツオにネギやかいわれ大根をたっぷりとのせた同店の一番人気メニューです。高知の天日塩と自家製ニンニクのパンチが食欲をかきたて、お酒も進みます。ほかにも、「冷やしだしまき」や「かつお飯」など、多彩なメニューがいっぱい。宵山期間もお店は営業していますので、味が気に入った方は店内でお食事を済ませてから散策に出かけるのも良いかもしれません。
【出店期間】
2025年7月15日(火)・16日(水)の16:00頃~22:00頃 ※当日分が売り切れ次第、終了
2025年7月21日(月・祝)~23日(水)の16:00頃~22:00頃 ※当日分が売り切れ次第、終了
■土佐料理 心
【営業時間】18:00~24:00頃
【定休日】日曜日
【電話】075-741-7380
【アクセス】地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」から徒歩約5分 Google map

旬菜いまり「九条葱だし巻きサンド」

「旬菜いまり」は築100年を超える京町家で常時10~15種類のおばんざいが味わえるお店です。炊き立ての土鍋ごはんに多彩なおかずがつく「京の朝ごはん(完全予約制)」も人気を集めています。

九条葱だし巻きサンド(四切れ800円)※一切れは300円

九条葱だし巻きサンド(四切れ800円)※一切れは300円

前祭宵山の2日間は、夕方から店舗前でテイクアウトグルメを販売。お店でも人気のだし巻きに九条葱を加え、トーストした食パンで挟んだ「九条葱だし巻きサンド」は毎年楽しみにしているファンも多いそう。パンに塗られた辛子マヨネーズがふわふわ玉子の美味しさをいっそう引き立てます。一切れから購入できますので、お腹の空き具合に応じてお求めください。
【出店期間】
2025年7月15日(火)・16日(水)の16:00~21:00頃 ※当日分が売り切れ次第、終了
■旬菜いまり
【営業時間】7:30~11:00(ラストオーダー10:00)、17:30~23:00(ラストオーダー22:00)
【定休日】火曜日、不定休
【電話】075-231-1354
【アクセス】地下鉄烏丸線「四条駅」から徒歩約10分 Google map
【公式ホームページ】https://kyoto-imari.com/

うめぞのCAFE&GALLERY「祇園祭のおやつセット」

昭和2年(1927)にみたらし団子を扱うお店としてスタートし、いまや京都市内に甘味処を5店舗展開する梅園。京町家の雰囲気が素敵な「うめぞのCAFE&GALLERY」は、店名にギャラリーとあるように、カフェのほかに、作家さんのハンドメイド作品を展示、販売しているのが特徴です。
  • 祇園祭のおやつセット 540円

    祇園祭のおやつセット 540円

  • とろ~りとしたタレ入りの「祇園祭のみたらし饅頭」

    とろ~りとしたタレ入りの「祇園祭のみたらし饅頭」

  • 祇園祭限定「祇園祭みたらしパフェ」1,200円 ※イートインメニュー

    祇園祭限定「祇園祭みたらしパフェ」1,200円 ※イートインメニュー

お持ち帰り用の「祇園祭のおやつセット」は7月24日(木)までの限定販売。鉾の焼き印がかわいい“祇園祭のみたらし饅頭”の中には、名物のみたらし団子のたれが入っています。宇治金時味の“あんマドレーヌ”とセットで、どちらも個包装されているため、散策途中の糖分補給にぴったり。また、店内では2023年より人気の「祇園祭みたらしパフェ」もいただけますので、甘いもの好きは要チェックです♪
【販売期間】
祇園祭のおやつセット(テイクアウト)/販売中~7月24日(木)※数量限定、なくなり次第終了
祇園祭みたらしパフェ(イートイン)/提供中~7月24日(木)※売り切れ次第、終了
■うめぞのCAFE&GALLERY
【営業時間】11:30~18:30(ラストオーダー18:00)
【定休日】無休
【電話】075-241-0577
【アクセス】地下鉄烏丸線「四条駅」から徒歩約5分 Google map
【公式ホームページ】https://umezono-kyoto.com/

永楽屋 室町店「鯉の焼き印入りみかさ」

四条河原町に本店を構える永楽屋は、佃煮とお菓子を扱うお店です。シャリッとした食感の琥珀菓子の美味しさに定評があり、昭和58年(1983)に発売した「柚子こゞり」はロングセラー商品として愛されています。
  • 鯉の焼き印入りみかさ 1個240円

    鯉の焼き印入りみかさ 1個240円

  • 水あずき 540円

    水あずき 540円

室町店は後祭に登場する鯉山の町内にあるため、祇園祭限定で「鯉の焼き印入りみかさ」を販売しています。蜂蜜入りのふっくらとした生地に栗入りつぶあんが入ったみかさは、永楽屋の生菓子のなかで一番人気があるそうです。小豆好きなら、“飲む水羊羹”がキャッチコピーの「水あずき」もあわせてどうぞ。古くから小豆には厄除けのご利益があるといわれます。冷たいドリンクは宵山散策の心強い味方になりそうです。
【販売期間】
鯉の焼き印入りみかさ、水あずき/2025年7月12日(土)~17日(木)、7月19日(土)~24日(木)
※当日分が売り切れ次第、終了
■永楽屋 室町店
【営業時間】10:00~19:00
※7月15日(火)・16日(水)・22日(火)・23日(水)は21:00まで営業
【定休日】水曜日、不定休
【電話】075-255-6601 
【アクセス】地下鉄烏丸線「四条駅」から徒歩約5分 Google map
【公式ホームページ】https://www.eirakuya.co.jp/
※掲載内容は2025年7月9日時点の情報です。最新情報は各掲載先へご確認ください。

Written by. 「そう京」編集部

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