
六兵衞窯 お福
ふっくら優しい笑みを浮かべた“おたふくさん”。モデルは、千本釈迦堂の本堂を建立する際に棟梁の夫を助けたエピソードが伝わる阿亀(おかめ)さん、玉の輿にのったというお福さんともいわれ、昔から福を招くありがたい縁起物として愛されてきました。おたふくさんをモチーフにしたグッズやお菓子を手に入れて、新年を寿(ことほ)ぎませんか。
嵩山堂はし本「お福さん」
紙製品や雑貨を扱う和文具専門店の嵩山堂はし本(すうざんどうはしもと)。自社オリジナルの「お福さん」は約20年前からの定番商品で、毎年新作が登場します。
「カード 雪遊びお福」は今冬の季節商品です。紙の優しい風合いと、笑い声まで聞こえてきそうな可愛らしいイラストの雰囲気がぴったり。カードを傾けると摺り込まれた「雲母(きら)」が輝き、まるで雪のよう!
「お福さん」の通年商品もご紹介しましょう。「ぽち紙 お福さん」はお福さん尽くし。使うのがもったいなく感じるくらい、かわいさ満点です。他にも御朱印帳や便箋、マスキングテープ、手紙に添える文乃香(ふみのこう)、など、多彩なラインアップです。

金封 手描き お福さん 福いっぱいありますように 1,760円
嵩山堂はし本では1,000以上のアイテムを扱っているそうですが、なかには専属の絵師の方が手掛ける手描きの商品もあります。字だけでなく、お福さんの絵まで直接描かれていると聞くと驚きますよね。「ここぞ!」という特別なご祝儀に、いかがでしょうか。
■嵩山堂はし本
【営業時間】10:00~18:00
【定休日】お盆、年末年始
【アクセス】地下鉄東西線「京都市役所前駅」から徒歩約10分 Google map
【公式ホームページ】https://suuzando.co.jp/
【公式Facebook】https://www.facebook.com/kyoto.suuzando
【公式Instagram】https://www.instagram.com/suuzando/
六兵衞窯「お福 置物」
初代 清水六兵衞が五条坂に窯を開いて以来、当代の八代まで連綿と京焼の作品を作り続けている六兵衞窯。10年ほど前、節分用に鬼の置物を作ったのち、対になるようにと八代がデザインを監修して誕生したのが「お福」でした。豆、立ち姿、小サイズの3種類あり、福々しい笑みに癒されます。
焼成後に面相筆で目や口を描いているため、ひとつひとつ表情が異なるのも魅力です。

四代 六兵衞作「お福」
じつは六兵衞窯では「お福」の置物は昔からの定番。明治に活躍し、富岡鉄斎や神坂雪佳などの文化人とも交流のあった四代の作品に「お福」があると教えていただきました。手を添える柔らかなフォルムは今に通じるものがあります。今も昔も、福を呼ぶ縁起物をそばに置きたいという気持ちは変わりません。ぜひ、皆さんもお気に入りの「お福」を見つけてみてはいかがでしょう。

内観
■六兵衞窯
【営業時間】10:00~17:00 ※来店の際は電話での事前予約が必要です
【定休日】土曜日、日曜日、祝日
【電話】075-561-3131
【アクセス】市バス「五条坂」バス停から徒歩約4分 Google map
【公式ホームページ】https://rokubeygama.com/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/rokubey_gama/
十八番屋 花花「おはこ お多福」
寺町通にある十八番屋 花花(おはこや そうか)はお店に入ると、小箱に版画をあしらった「おはこ」がずらりと並びます。昭和初期に活躍した徳力富吉郎さんの作品を中心に、鳥獣戯画や葛飾北斎の漫画など、その数なんと300から400種類あるというから驚きです。
「お多福」シリーズは京都のイラストレーター 西村月さんの作品。可愛らしい表情につられて、思わず顔がほころびます。箱の中身は、金平糖や抹茶ミルク豆、メモ、ハンカチなど、数種類からお好みでチョイスを。

左:福ふだ 千客万来 330円、右:福ふだ 多福 330円
徳力富吉郎さんの木版画をもとにした千社札「福ふだ」(2枚入)も人気だと教えていただきました。便利なシールタイプで、最近はスマートフォンの裏側に貼る人も多いそうです。日頃からよく目にする場所に貼って、たくさんの福を呼び込みたいですね。

内観
■十八番屋 花花
【営業時間】11:00~17:00
【定休日】火曜日、水曜日
【アクセス】地下鉄東西線「京都市役所前駅」から徒歩約5分 Google map
【公式ホームページ】https://hanase.co.jp/ohakoya_souka/
鶴屋吉信「福ハ内」

福ハ内(8個入)2,484円
全国的に、おたふくさんが活躍する時季といえば節分です。和菓子の老舗 鶴屋吉信が冬限定で販売している「福ハ内」は、明治37年(1904)の節分に四代目店主が考案しました。ご近所のお嬢さんが豆まきをする微笑ましい風景を題材に、おたふく豆の形に仕上げられています。

「枡」に見立てた秋田杉の香り爽やかな木箱入
白あんを包んだまろやかな味は文人画家の富岡鉄斎も愛したほど。8個入りの木箱の掛け紙には「この美味しいお菓子を食べれば長生きする」という鉄斎の賛が寄せられています。

福ハ内 個包装 270円
お菓子誕生120周年を迎えた2024年には、個包装タイプが登場。親しい人への“お福分け”にも重宝しそうです。

本店外観
■鶴屋吉信 本店
【営業時間】9:00~18:00
【定休日】水曜日(臨時営業あり)
【アクセス】市バス「堀川今出川」バス停からすぐ Google map
【公式ホームページ】https://www.tsuruyayoshinobu.jp/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/tsuruya.yoshinobu_honten/
※掲載内容は2026年1月19日時点の情報です。最新情報は各掲載先へご確認ください。
