そうだ京都、行こう

“私のお気に入り”をこれからも。30周年の「そうだ、京都、行こう。」

“私のお気に入り”をこれからも。30周年の「そうだ、京都、行こう。」

平安京遷都1200年を前にした1993年秋、
「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンはスタートしました。
旅人が感じた京都の魅力、まさに“私のお気に入り”をお伝えして、
今年で30年になります。

1000年以上も都であった京都には、美しい自然そして
歴史、美術、食などの文化が揃っていて、
しかも今も生き続けている。だから人の数だけ発見があり、
通えば通うほど“私のお気に入り”がふえてくるのでしょう。
そうだ、京都の旅はいつだってこれからが面白い。
そうだ 京都、行こう。

PICK UP

【歴史文化をつなぐ旅】
京都 安祥寺 お寺の作務に関われる
‘SAMU’DAYパスポート

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30周年特別プラン

その他、観光プラン・イベント情報は順次公開していきます。

購入方法

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旅先の観光プランのみ予約できる!

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新幹線+ホテル+旅先の観光プランのセット商品

新幹線をチケットレスでご乗車いただけるほか、
列車変更が乗車直前まで何度でも可能な旅行商品です。

過去に実施した特別イベント・特別プラン

柄本佑さん特別インタビュー
過去のキャンペーンギャラリーはこちら

「そうだ 京都、行こう。」テレビCMの
ナレーションでもお馴染み

柄本佑さんの特別インタビュー!

東京都出身。映画『美しい夏キリシマ』で主演デビュー。『きみの鳥は歌える』『素敵なダイナマイトスキャンダル』『ポルトの恋人たち-時の記憶』などで2019年の毎日映画コンクール男優主演賞、キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞など受賞。近年は『心の傷を癒すということ-劇場版-』『痛くない死に方』(21)、『ハケンアニメ』(22)、『シン・仮面ライダー』(23)などがある。京都にも多くの縁があり『殺すな』(22)、『居眠り磐音』(19)、「スローな武士にしてくれ」(19)、「令和元年版怪談牡丹燈籠」(19)、「あの胸が岬のように遠かった~河野裕子と生きた日々」(22)、など多くの撮影でも訪れている。また、2024年大河ドラマ「光る君へ」では藤原道長を演じ、平安の京都も感じて頂けることだろう。

1. 今回のCMをはじめて見た時、どう思いましたか?
改めて、秋になるんだなと思いました。コロナがあったり、いろいろな忙しさがあったりで、季節を感じることに対して希薄になってしまう状況でしたが、CMを見て季節を実感することは心身に良いような気がします。季節の変化を感じることを豊かさだと考える身としては、映像を見るだけでもゆとりができて素敵だなと思いました。また、秋ってしっとりしたイメージがあるんですが、今回のCMは明るくていいなと思いました!
2. 今回のCMについて、意識したことはありますか?
セリフの終わりが弱くなってしまいがちなので、そこは毎回気を付けています。映像の中に僕が出演しているのであれば、演技でカバーできることもありますが、「そうだ 京都、行こう。」のCMはナレーションのみの出演なので、映像に合わせて的確に声をあてていこうと意識しています。
3. 旅人としてのお芝居で気を付けていることは?
東京都出身の僕自身が、ナレーションで京都の風景に声をかけるという点で、僕がやっているこの仕事こそがもはや旅人であると思っています。そういった意味で、いつもあまり意識せずに自然体でナレーションにのぞんでいます。
4. 今回のCM舞台南禅寺は行かれたことがありますか?
行ったことはないですが、CMの映像を見ながら、ああ、いいところだな、行きたいなと思いました。京都は、10代の頃から仕事でよく行くので、身近な存在です。身近だからこそ逆に、まだ行ったことのない場所も意外と多いと思います。東京出身の人が東京タワーに行ったことがない感じと似てるかもしれません。
5. 柄本さんの「紅葉の名所ベスト3」を教えてください。
まさにCMのナレーションのように、どこも良いなと思うので決めきれないです。紅葉のシーズンになると、比叡山のロープウェイは混んでいると噂に聞くのでおそらく比叡山の紅葉は名所なんだと思います。あとは東寺の紅葉のライトアップも良いですね。一番好きなのは三宅八幡宮のそばにある蓮華寺ですね!こぢんまりとしたお寺なので、すぐに回れますし、縁側から見える庭が飽きずにずっと見ていられるのでおすすめです。
6. 四季折々の魅力がある京都ですが柄本さんにとって京都の秋の魅力はなんですか?
僕は、秋に影が長くなるのが好きです。道路とかに、ビューンと長い影があったりする。京都に限った話じゃないですけど、道幅の広い京都で長い影をみると、秋の訪れを感じます。今年は、日中30度を超える日が11月ぐらいまで続くと聞きました。秋がどんどん短くなってしまうのは少し寂しい感じがします。
7. 旅人に就任する前と就任した後の「そうだ 京都、行こう。」に対して抱く印象を教えてください。
就任前からこのキャンペーンはもちろん知っていて、当たり前のようにある存在だったので、あまり意識することのないものでした。ただ、この仕事のお話をいただいた時には、このようなお仕事をさせていただけるんだという、ありがたさを感じました。叔母は僕の仕事に対して関心がないのですが、「そうだ 京都、行こう。」のCMの仕事をもらった際にはすごく褒めてもらえたのを覚えています。
8. 30周年に絡めて、ご自身の30歳当時の印象的な思い出はありますか?
仕事で台湾やポルトガルなどに行って、バタバタと忙しくしていましたね。特に印象的なのは、自主映画です。年齢というよりも作品ごとに印象的な出来事を記憶していることの方が多いかもしれません。余談ですが、20歳の誕生日は、小学校からの幼馴染が近所の神社で祝ってくれました。6つ入りのチーズ をプレゼントでもらったのを覚えています。
9. 京都キャンペーンは30年間、まさに使用楽曲My Favorite Thingsのタイトルの通り、さまざまな「私のお気に入り」の京都を伝えてきました。柄本さんにとっての「私のお気に入りの京都」を教えてください。
距離感ですかね。人同士の距離感が肌に合います。僕は、銀座が好きなんですが、京都と少し似た部分があると感じています。良い意味で、少し敷居高く、懐が深くて奥行あるからだと思います。あとはとにかくお気に入りのお蕎麦屋さんと中華屋さんがあります。家族全員が大好きなお店で、行くときには気合が入ります。
10. これからの「そうだ 京都、行こう。」に期待することを教えてください。
このままいてくださるのが1番いいです。「そうだ 京都、行こう。」を通して、四季の変化を実感することができ、刺激になると思います。四季は毎年来るもので感じるべきですし、30年間その四季に合わせた観光キャンペーンをずっとやられてこられているので「そうだ 京都、行こう。」は変わらずにいてほしいと思います。
11. そうだ京都行こう30周年。旅人として、これからの意気込みをお願いします。
32歳から旅人を始めて5年ですが、ごまかさずにやっていきたいです。まだ始めたてだと思っているので、80歳ぐらいまで続けた時に、第1回のCMを聞いて、その時のことを思い出せると嬉しいです。

過去のポスターから厳選して作成した「そうだ 京都、行こう。」カレンダー

過去のキャンペーン、148枚のポスターの中から12枚を厳選した、「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンの壁掛けカレンダーを制作しました。

【EX旅先予約 設定期間】
2023年12月~2024年1月

【旅行代金】
1,200円 ※EX旅先予約での価格​
「EX旅先予約」ではカレンダー単体でご購入可能です。​
引換場所はジェイアール東海ツアーズ京都支店きっぷうりばとなります。

【EX旅パック 設定期間】
2023年10月下旬~11月(金・土・祝前日の出発(宿泊)を除く)
2023年12月~2024年1月(12月28日~1月8日出発(宿泊)を除く)

本プランは終了しました

特別展 雪舟伝説―「画聖(カリスマ)」の誕生―
観覧券&オリジナルグッズ

『京都限定開催!雪舟の国宝6作品勢ぞろい!』
国宝に指定されている6作品すべてをご鑑賞いただけます。
「そうだ 京都、行こう。」30周年オリジナルデザインのキャンディポーチと観覧券がセットのプランです!

【設定期間】
4月13日(土)~5月26日(日)
※月曜日(4月29日、5月6日は除く)、および5月7日(火)は休館となります。
[主な展示替]
前期展示:4月13日(土)~5月6日(月・祝)
後期展示:5月8日(水)~5月26日(日)
※会期中、一部の作品は上記以外にも展示替を行います。

【場所】
京都国立博物館 平成知新館

【旅行代金】
2,500円

本プランは終了しました

【歴史文化をつなぐ旅】
貴船の杜を知る・触れる体験 ワークショップ

@Mitsuru Wakabayashi

貴船神社の本殿に正式参拝後、「貴船の杜づくり協議会」の方とともに貴船山の観察やお手入れを通して自然を感じ、自然と触れ合い、実際の体験を通して山の未来を考える1泊2日のワークショップです。
貴船神社の宮司さんからのお話もお聞きします。

【実施日】
2024年8月11日(日)~12日(月・祝)
9月21日(土)~22日(日)
10月26日(土)~27日(日)
※いずれも1泊2日
※全日程、1日目のみのプランも設定
※8月11日(日)~12日(月・祝)は親子向けプログラムとして実施します。

【実施場所】
貴船山

【旅行代金】
大人4,000円 こども1,000円 ※EX旅先予約

【概要】
貴船神社正式参拝・宮司さんのお話
貴船山の観察、お手入れ

@Mitsuru Wakabayashi

貴船の杜づくり協議会について

【目的】
貴船流域の自然の恩恵を受ける人たちと、山、森、川などの自然、そこに生きる動植物すべての命が、健やかで幸せになるための活動を行うことを目的としております。

【目指す姿】
当事業は、貴船川の川床などの観光事業にも相乗効果をもたらし、流域の環境・社会・経済すべてにおいてバランスの取れた発展を目指し、地域全体の持続可能な成⻑に貢献することを目標としています。
流域に関わる全ての人が貴船の自然とのふれあいを通して、健やかで豊かな気持ちになり、地域への愛着が育まれることで、地域社会に多くの利益や恩恵をもたらす事業となるよう取り組んでまいります。

EX旅パックイラスト EX旅先予約

旅先の観光プランのみ予約できる!

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EX旅パックこだわりツアー

新幹線+ホテル+旅先の観光プランのセット商品

新幹線をチケットレスでご乗車いただけるほか、
列車変更が乗車直前まで何度でも可能な旅行商品です。

「そうだ 京都、行こう。」30周年記念
「帝釈天騎象像」アクスタ&東寺拝観券

「そうだ 京都、行こう。」30周年記念コラボ!「帝釈天騎象像」アクスタと拝観券がセットのプランです。梅や桜が彩る春の世界遺産東寺。五重塔を背景に、境内の美しい景観をお楽しみください。
※3/16(土)~4/14(日)は、東寺夜桜ライトアップ開催(期間中は、日中拝観又は夜桜ライトアップのいずれか1回のみご利用いただけます)
※開催寺院へのお問い合わせはご遠慮ください。

【設定期間】
2月23日(金・祝)~4月26日(金)

【対象寺院】
東寺

【旅行代金】
1,700円 ※2/23(金・祝)〜3/18(月) 1,400円 ※3/19(火)〜4/26(金)

本プランは終了しました

【カランコロン京都×JR東海京都駅】
オリジナルがま口第2弾

昨年好評を博した、【京都駅員発案】カランコロン京都×JR東海コラボがま口の第2弾。第2弾では、東海道新幹線N700Sのグリーン車シートバージョンとしてリニューアルし、「そうだ 京都、行こう。」30周年限定のチャームをつけました。

【発売(予約)開始日】2月9日(金)
【設定期間】2月23日(金・祝)~5月6日(月・祝)
【販売店舗】カランコロン京都 京都駅八条口店
【販売価格】2,750円 ※EX旅先予約での価格

※本商品は予約販売のみとなります。店頭での販売はありません。
※店舗へのお問い合わせはご遠慮ください。

本プランは終了しました

【歴史文化をつなぐ旅】
京都 安祥寺 お寺の作務に関われる‘SAMU’DAYパスポート

京都山科の地に848年に創建された吉祥山宝塔院安祥寺。
当時の皇太后の発願により創建された特別な寺院で、かつては山科一帯に広大な寺領を有したと伝えられるも、戦国時代には寺宝の多くが散佚し、荒廃はその極に達しました。
長い間一般拝観を受け入れておりませんでしたが、現住職が受け入れに向け境内の整備に着手されました。
この度、実際に安祥寺を訪れて、復興プロジェクトに参画いただく「復興衆」を募集します。
単にご志納を納めるのではなく、作務にもご参加いただくことで直接的に復興の歴史に携わる特別体験です。

ご住職のインタビューはこちら

皆様と、安祥寺を再び人々の
“心を照らす”お寺にしていきたい。

京都の山科にある安祥寺は、開基は弘法大師の孫弟子の恵運(えうん)。平安時代の嘉祥元年(848年)の創建以来、かつては山科一帯に広大な寺域を有し、上・下両所の大伽藍には700余の坊舎があったと伝えられる古刹です。しかし約1200年の歴史の流れのなかで荒廃し、規模を小さくしながらも現在まで、幾つかの貴重な仏像をひっそりと守り伝え、歴史を積み重ねてきました。
平成29年、新住職になり「これでは“寺”本来の役目をはたしていない、多くの人が集える寺にしていければ」と立ち上がられた藤田住職に「安祥寺 古刹復興プロジェクト」の目指すことをお伺いしました。

安祥寺は、普段は非公開です。近年特別拝観で公開された際は、多くの参拝者が訪れましたが、なぜ特別公開を始めたのでしょうか?
藤田瞬央住職:平成30年に私が住職になった時は、致し方ない理由もあり、庭などの手入れができておらず、とてもではありませんが、皆さまに参拝していただける状態ではありませんでした。ですが、安祥寺には「本尊 十一面観音菩薩」(重文)をはじめとした貴重な文化的遺産が数多く残されています。私は、文化財を持つ寺には、これらを健全に後世に伝えていくと同時に、「多くの方々に見ていただく」という務めもあると考えています。ただ朽ち果てさせていくわけにはいきません。そこで、まずは皆さまが安心して寺にお参りいただけるようにしようと、少しずつでも整備をしていくと決めたのです。

2021年11月には、その整備計画の第一弾ともいうべき「鎮守 青龍社(青龍大権現御宝殿)」の修復が終わり、「修復落慶法会」が行われました。
藤田瞬央住職:青龍社は安祥寺発祥の原点であり聖域なので、修復、整備もここから始めることにしました。整備を始めた頃は、御堂の近くまでお参りすることが難しいほど参道周辺が荒れた状態だったのですが、約2年かけて、修復と周辺の整備をすることができました。青龍社が修復できたことで、ようやく皆さまに寺を見ていただくための「第一歩」を踏み出せたと感じています。
一般の人々が、寺の境内で実際に手を動かして苔を植えたり砂を敷いたりする体験ができる、とても貴重な機会です。今回のプロジェクトを行なうに至ったのは、どういった思いがあってのことでしょう。
藤田瞬央住職:確かに、境内の清掃などの奉仕作業や、写経などの宗教的体験をしていただくことはありますが、今回のように寺の整備そのものに関わっていただくことは、私の知る限り他ではあまり行われていない試みです。今回、皆さまにお手伝いをしていただこうという思いに至ったのは、そういった作業を通して、深く継続的に関わっていただくことで、安祥寺のことを「好き」になっていただきたいという思いと、皆さまのお力添えをいただいて、安祥寺が本来あるべき「お寺」になっていければという思い。そのふたつがあってのことです。
ご住職のお考えになる「お寺」のあるべき姿とはどのようなものでしょうか。
藤田瞬央住職:「寺(てら)」の語源は「照らす」だ、という学説がありますが、私も寺は人々の心に光を照らす存在であり続けてきたのでは、と考えています。境内を参拝して、仏様の姿に慈悲や寛容、優しさを感じ、命のありがたさに思いを馳せ、何かしらの学びを得る。そんな場所だったからこそ、「お寺」には古来、人々が自然に集って、大事にされてきたのではないかと思うのです。
安祥寺には1200年に及ぶ歴史があります。時代による栄枯盛衰はありましたが、貴重な仏像や建造物をはじめとするすべてのものは、過去から未来へつながるお寺の「命」としてここまで残されてきました。僧侶のみならず、寺に関わる多くの方々のお力添えで守られてきたそれらを、未来に向かって引き継いでいくためにも、今を生きる私たちが、未来永劫続いていくような「これからの安祥寺」を作っていかなければ、という思いが強くあります。そう考えた際、今、申し上げたような「みんなのためにあるお寺」が、目指すべき、あるべき姿として浮かんできます。
安祥寺の復興計画は、今後どのように展開されていくおつもりでしょう。
藤田瞬央住職:堂塔伽藍があってこそ、災難や困難を取り除き、皆を照らす「寺」となります。そのためにも、地蔵堂や大師堂といった建造物や、そこに置かれる仏像なども修復しつつ、整備していければと思っています。さらに言えば、明治時代に焼失した多宝塔を再建して、そこの本尊である「五智如来坐像」(注:国宝。現在は京都国立博物館寄託)を再びお迎えして、本来の安祥寺の姿に復興させたい、という思いも持っています。もちろん、時間も手間もかかる計画ですが、実現に向けて動いていけたらと考えています。

そのような「お寺」の未来を作っていく計画の一環として、今回の「古刹復興プロジェクト」をとらえると、参加する心構えも変わってきそうです。
藤田瞬央住職:苔植や砂敷も、仏様や御堂をより際立たさせていくためのものと考えています。花見や紅葉のライトアップなど見た目のきれいさだけなら、お寺じゃなくて公園でも良くなります。「お寺」としての本分を守っていくことを第一義に、整備を進めていけたらと思っています。
境内で作業をすることで、どのような体験をしてもらいたいとお考えでしょうか。
藤田瞬央住職:「虚(むな)しく往(い)きて実(み)ちて帰る」という言葉があります。これは弘法大師が唐に留学し、20年はかかるとされていた密教の学びを、わずか2年で修め、帰国した際におっしゃった言葉です。ここで言う虚しいとは、空っぽの状態のことを指します。つまり「行くときは空っぽの心で行ったが、帰るときには充実し、満足することができた」という意味です。
今回、参加してくださる方々も、先入観のない「空(くう)」の状態で寺にお越しいただき、汗を流して一心に作業をしていただくことで、様々なものに向き合い、何かを受け止められることになるでしょう。そこで得るものは、必ずしも形あるものではないかもしれません。「こう感じてほしい」という思いも、私にはありません。ただ、寺で過ごした時間で得た「何か」で心を満たして、日常の暮らしへと帰っていく。この「虚往実帰(きょおうじっき)」を、参加した皆さまが体験していただければ、と願っています。
今回、参加いただく方々には、落ち葉拾いや、雑草取りなど何度かにわたり、安祥寺を訪問することができます。一度ではなく、継続的に安祥寺に赴く仕組みにしたのはなぜでしょうか?
藤田瞬央住職:ここに何度か足を運んでいただきたいのは、体験が終われば関係も終わりではなく、これまでとは異なる「お寺」との距離感や関係性にしたいと思っています。ご自身が植えた苔の育ち具合も見守りつつ、何度も、何年後も足を運んでいただければと思います。そして、ここで過ごしたひとときで、何をお感じになったか、お聞かせいただきたい。私たちもそこから様々に学んでいきたいのです。安祥寺を、集ってくる人々の心の内を照らし、それぞれが学びを得ることのできる「照らすお寺」にしていけたらと考えています。ぜひ、お力添えいただければと願っております。

■お話を伺った方
真言宗 吉祥山宝塔院 安祥寺
第六十六世 藤田瞬央住職

【歴史文化をつなぐ旅】京都 安祥寺 お寺の作務に関われる‘SAMU’DAYパスポート

  • POINT.1

    本堂への御芳名奉納

    復興プロジェクト参画メンバーとして、御芳名を銘板に刻み、本堂に奉納します。
    文字通り安祥寺の歴史に名を残していただきます。

  • POINT.2

    「メンバー木札」の授与

    安祥寺は通常非公開のため、特別拝観実施期間のみ拝観が可能です。お寺が開かれている期間に、メンバー木札を提示すると、拝観料なしでお参りが可能です(2025年3月まで。 特別拝観は年10回程度を予定しており、期間は安祥寺公式ホームページにて随時お知らせいたします)。

  • POINT.3

    境内の作務のお手伝い

    主に特別拝観実施前に行う作務(落ち葉拾い、雑草抜き、お堂の掃除など)にご参加いただけます(参加回数不問:2024年5月~2025年3月まで)。月に1回程度を予定しており、事前に日程や内容をお伝えします。

【実施日時】
2024年7月13日(土)、8月31(土)、9月28日(土) 10:00~12:00
※9月28日(土)以降の日程や内容は決まり次第お伝えします。
※お申込みいただいた日以降の作務実施日にもご参加いただけます。(参加回数不問)
例えば、7月13日(土)をお申込みの場合、7月13日と8月31日、9月28日とそれ以降2025年3月までに実施する作務へご参加いただけます。

【旅行代金】
10,000円(おとな・こども同額)
※集合場所までの移動に掛かる交通費は含まれておりません。

【代金に含まれるもの】
芳名奉納代、木札代、拝観料、お寺の維持にかかる費用

【申込締切】
実施日のそれぞれ3日前

【ご案内・ご注意】
・雨天決行となります。ただし、悪天候により実施内容の一部を変更したり、開催を中止したりする場合がございます。
・作務に参加されない場合、特別拝観に拝観されない場合、 お客様の権利放棄となり、払い戻しは致しかねますので予めご了承願います。
・作務をおこないますので、動きやすく、汚れてもかまわない服装や靴でご参加ください。
・境内での飲酒、喫煙は固くお断りいたします。
・開始時間となりましたら、お揃いでない場合でも開始させていただきます。
・法事や行事により急遽拝観不可となる場合がございます。予めご了承願います。

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【京都の歴史文化を未来につなぐ取り組みに関わる旅@上賀茂神社】

プラン1

【葵祭の装飾づくり】上賀茂神社で「葵桂」奉製のお手伝い


※画像の無断転載禁止

上賀茂神社の本殿に正式参拝後、葵祭を彩る「葵桂」をご自分で奉製いただきます。葵を守る活動をしている「葵プロジェクト」の方から、葵祭や葵の保護・育成についてのお話もお聞きします。奉製した葵桂は、翌日の葵祭で実際に装飾として使用されます。

【設定日】5月14日(火)
【場所】上賀茂神社
【旅行代金】2,500円

本プランは終了しました

プラン2

【葵祭の葵を守ろう】上賀茂神社で「葵」の植栽をお手伝い


※画像の無断転載禁止

上賀茂神社では、葵祭に使用する葵を再生するため、全国で育てられた葵を境内に植栽する活動が行われています。本プランでは、本殿に正式参拝後、葵の保護活動をしている「葵プロジェクト」の方のお話を聞きながら、葵を植栽していただきます。

【設定日】5月3日(金・祝)、4日(土・祝)
【場所】上賀茂神社
【旅行代金】1,800円

本プランは終了しました