妙満寺
まだまだ桜が咲き誇る京都ですが、「そう京」編集部随一のカメラ好きスタッフ“カツオ”が、おすすめの”初夏”の花名所をご紹介。ツツジ(躑躅)や花菖蒲、紫陽花など、見頃時季の写真とともにお届けしますので、パソコンやスマホなどを通して、お花観賞を楽しんでくださいね。
⇒「旬の花情報」では、最新の開花状況を随時お届けしています♪
⇒神社やお寺の手水舎・手水鉢に“花手水”が登場!
【城南宮】イロトリドリの日本庭園
藤・ツツジ
平安京の南を護る社として創建された城南宮。以前、春先に咲くインパクト抜群のしだれ梅の光景をご紹介しましたが、初夏には彩り豊かに花が咲き誇ります。なかでも注目したいのが、例年4月下旬から5月上旬にかけて見頃を迎える藤とツツジ。この時季は、瑞々しい新緑も“名脇役”として彩りを添えます。
“古都ジェニック”な風景も見逃せません
ツツジ
花の見頃にバッチリのタイミングで訪れたなら、ぜひご覧いただきたいのがこちらの“古都ジェニック”な光景。“室町の庭”にあるお茶席で、抹茶をたのまれた方だけが眺めることができます。お庭散策の途中、ひと休みもかねてお茶と一緒に堪能してください♪
※2020年はしばらくの間、お茶席はご利用いただけません。
■城南宮
【参拝時間】境内自由、神苑9:00~16:30(受付終了16:00)
【参拝料】境内無料、神苑600円、抹茶300円以上の志納
【電話】0774-21-2067
【アクセス】R'EXバス「油小路城南宮(平日)」バス停から徒歩約3分、「城南宮前(土日)」バス停から徒歩約2分、地下鉄烏丸線「竹田駅」から徒歩約15分 Google map
【公式ホームページ】https://www.jonangu.com/
★「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード特典協力先です。特典内容はこちら。
【梅宮大社】まさに“七変化”の神苑
皐月
城南宮とともに、こちらもおすすめの梅名所としてご紹介した梅宮大社。神苑は“七変化”という言葉がぴったり。霧島ツツジや藤にはじまり、杜若(かきつばた)、皐月、花菖蒲、紫陽花などなど・・・ イロイロな種類の花が咲き継いでいきます。ひとつひとつの花のボリュームもたっぷりで、見応え十分なのが嬉しいポイントです♪
花菖蒲
■梅宮大社
【参拝時間】7:00~18:00、神苑9:00~17:00(受付終了16:30)
【参拝料】境内無料、神苑600円
【電話】075-861-2730
【アクセス】市バス「梅宮大社前」バス停から徒歩約3分 Google map
【公式ホームページ】http://www.umenomiya.or.jp/
★「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード特典協力先です。特典内容はこちら。
【妙満寺】カラフルなツツジがお出迎え
ツツジ
洛北の閑静な住宅街の一角に姿を現す妙満寺(みょうまんじ)では、例年、5月上旬に心躍る風景が山門前に広がります。“ツツジ”といってもこんなにもたくさんの色合いがあるんですね♪
なお、青空の下で綺麗に写真を撮るなら午前中がおすすめ! 午後は逆光になり青空が綺麗に写りませんよ・・・ “古都ジェニック”担当者からのワンポイントアドバイスでした~(笑)
境内中がツツジ、躑躅、つつじ・・・
ツツジ
山門前でも十分に“おなかいっぱい”ではありますが、境内にもご注目を! こぼれんばかりに咲きそろいます。初夏に咲く花は数多くあれど、カツオは“ツツジ”がお気に入り。これほどまでにツツジをまとまって見られるお寺もなかなか無いような気がします。
■妙満寺
【拝観時間】6:00~17:00、本坊9:00~16:00
【拝観料】500円
【電話】075-791-7171
【アクセス】地下鉄烏丸線「国際会館駅」から徒歩約20分、京都バス「幡枝(妙満寺)」バス停からすぐ Google map
【公式ホームページ】http://myomanji.jp/
【三室戸寺】“驚愕レベル”のツツジが乱れ咲き!
ツツジ
ツツジといえば、このお寺をはずすわけにはいきません。2006年初夏の「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンでは蓮を紹介した三室戸寺です。・・・もはや写真を見ていただければ言葉はいりませんよね(汗) 例年、5月上旬に圧倒的な風景が広がります。咲き誇るツツジの群れの中に散策路が設けられているのも嬉しいポイント♪
紫陽花もまた・・・
紫陽花
ツツジが見頃を終えてから1ヶ月ほど後、6月には紫陽花が色とりどりに境内を彩ります。およそ1万株というボリュームもさることながら、近年、SNSを中心に話題となっているのが“ハート型の紫陽花”。お寺の方によると、ほぼ毎年見つけることができるそう。見つけたら、ちょっとハッピーな気分になりそうですね。
⇒初の開催! 三室戸寺に“花手水”が登場しています!
■三室戸寺
【拝観時間】8:30~16:30(受付終了16:00)
【拝観料】500円
【電話】0774-21-2067
【アクセス】京阪宇治線「三室戸駅」から徒歩約15分 Google map
【公式ホームページ】https://www.mimurotoji.com/
【日程】2020年4月18日(土)~5月10日(日)
8:30~16:30(受付終了16:00)
【料金】800円
■あじさい園の開園
【日程】2020年6月1日(月)~7月5日(日)
8:30~16:30(受付終了16:00)
【料金】800円
■あじさい園ライトアップ
【日程】2020年6月13日(土)~28日(日)の土・日曜日
19:00~21:00(受付終了20:30)
※昼夜入替制
【料金】800円
【勧修寺】水面を彩る花の数々
黄菖蒲・睡蓮
2018年「そうだ 京都、行こう。」春キャンペーンでは美しい桜風景をご紹介した、勧修寺(かじゅうじ)。初夏には、境内の氷室池(ひむろいけ)で次々と花が咲き継ぎます。5月上旬は、黄菖蒲や杜若、睡蓮が咲き、最もカラフルな時季といえそうです。池を泳ぐ鯉の姿も楽しげ♪
“あのお堂”と初夏の花のコラボもお見事です
花菖蒲
春は桜に包み込まれる観音堂ですが、初夏から夏にかけては、氷室池越しに様々な花に彩られます♪ 写真に写るのは、6月上旬に見頃を迎える花菖蒲。ふと水面に目をやると、花期が長い睡蓮もまだまだ元気いっぱい。蓮が咲く8月頃まで、たくさんの花に彩られる氷室池をお見逃しなく!
■勧修寺
【拝観時間】9:00~16:30(受付終了16:00)
【拝観料】400円
【電話】075-571-0048
【アクセス】地下鉄東西線「小野駅」から徒歩約6分 Google map
【詩仙堂】緑の中に愛らしいピンクの花
皐月
一乗寺エリアで屈指の人気を誇る詩仙堂では、5月下旬から、緑に映えるピンクが美しい皐月が見頃に。刈り込み一面に咲くことが多いツツジとは違い、皐月はポツポツと咲いている姿をよく見かけます。そのことがかえって可愛らしくもあり上品な印象に感じませんか?
お庭のあちこちで品良く咲く花々
紫陽花・皐月
詩仙堂の魅力は、なんと言っても花の種類の多さ。皐月の時季であれば、紫陽花や花菖蒲に加え、ミヤコワスレ、京鹿の子、ホタルブクロなど、ちょっと珍しい花の姿も。花数こそ決して多くありませんが、そのどれもが華やかさの中に落ち着いた雰囲気を醸し出し、お庭にしっくりと溶け込んでいます。
■詩仙堂
【拝観時間】9:00~17:00(受付終了16:45)
※毎年5月23日は拝観休止
【拝観料】500円
【電話】075-781-2954
【アクセス】市バス「一乗寺下り松町」バス停から徒歩約7分 Google map
【公式ホームページ】https://kyoto-shisendo.net/