哲学の道・岡崎エリアガイド

哲学の道・岡崎エリアガイド

琵琶湖疏水の分線沿いに約1.5km続く哲学の道は、かつて文人墨客が思索した小径。すぐそばには銀閣寺や永観堂、南禅寺など有名寺院があり、観光にもうれしい散歩道です。岡崎のランドマーク・平安神宮の周辺は、歴史的建造物をリノベーションした京都市京セラ美術館をはじめ美術館が集中するゾーン。参道は開放的な公園となっており、散策の合間に一息つくのにもぴったりです。近代京都の魅力を存分に味わえる、文化の香り高いエリアです。

琵琶湖疏水の分線沿いに約1.5km続く哲学の道は、かつて文人墨客が思索した小径。すぐそばには銀閣寺や永観堂、南禅寺など有名寺院があり、観光にもうれしい散歩道です。岡崎のランドマーク・平安神宮の周辺は、歴史的建造物をリノベーションした京都市京セラ美術館をはじめ美術館が集中するゾーン。参道は開放的な公園となっており、散策の合間に一息つくのにもぴったりです。近代京都の魅力を存分に味わえる、文化の香り高いエリアです。

このエリアのみどころ

平安神宮

平安神宮(へいあんじんぐう)

大鳥居にはじまり朱塗りの社殿が印象的な、岡崎エリアを代表するスポット。平安遷都1100年を記念して創建された、京都の歴史では比較的新しい神社です。神苑の中、シャワーの如く咲き誇る紅しだれ桜は圧巻。例年4月には「紅しだれコンサート」が開催されます。 ※令和3年(2021)の「紅しだれコンサート」は中止。

スポット情報

永観堂[禅林寺]

永観堂[禅林寺](えいかんどう[ぜんりんじ])

「秋はモミジの永観堂」といわれる京都屈指の紅葉名所。見ごろの時季には、貴重な寺宝が特別公開されます。本尊は「みかえり阿弥陀」と呼ばれ、そっと後ろを振り向く姿が美しい。像高は80cm程ですが、その優しいお姿に心引かれます。

スポット情報

真如堂[真正極楽寺]

真如堂[真正極楽寺](しんにょどう[しんしょうごくらくじ])

“正真正銘の極楽の寺”を意味する「真正極楽寺」が正式名称。紅葉シーズンはまさに極楽さながらの美しい風景が広がります。本堂裏の散りもみじが見ごろを迎える12月上旬も狙い目です。境内は終日開放されているので、早朝に訪れれば静かな境内を満喫できます。

スポット情報

南禅寺(なんぜんじ)

ダイナミックな三門からは、桜や紅葉に彩られる境内や京都市街を一望できます。鎌倉時代に創建された由緒あるお寺ながら、明治期には琵琶湖疏水が流れる赤レンガの水路閣が誕生。今ではテレビや映画にも登場し、人気のフォトスポットとなっています。紅葉が美しい南禅院や塔頭の天授庵、金地院にも立ち寄って、南禅寺の歴史を感じてみては。

スポット情報

銀閣寺[慈照寺](ぎんかくじ[じしょうじ])

観音殿(銀閣・国宝)は、金閣・西本願寺の飛雲閣とともに「京の三閣」のひとつ。モダンアートのような方丈前の銀沙灘(ぎんしゃだん)・向月台も見どころです。俵屋吉富製の銀閣寺でしか購入できない限定和菓子もあり、お土産にもぴったりです。世界遺産登録。

スポット情報

とくにこれがおすすめ!

スタッフのおすすめポイント!

スタッフのおすすめポイント
平安神宮・南禅寺・永観堂・真如堂と、広い範囲に点在する名所。歩いて回るのもいいですが、ここは“レンタサイクルを利用してみる”のはいかがでしょうか。京都岡崎 蔦屋書店では、スタイリッシュなものからお子様を乗せても安心な自転車まで、スタイルに合わせた電動自転車をレンタルできます。すいーっと快適な観光を楽しみましょう。

おすすめのスポット

哲学の道

哲学の道(てつがくのみち)

のんびり歩きたい散策路。道中には大豊神社や安楽寺(春秋のみ公開)、法然院があり、立ち寄りながら巡るのがおすすめ。熊野若王子神社界隈では、たくさんの猫に出会うことも。春は桜、秋は紅葉に彩られ、さらに楽しい散歩道となります。

くろ谷 金戒光明寺

くろ谷 金戒光明寺(くろだに こんかいこうみょうじ)

境内にたたずむ「五劫思惟阿弥陀仏(ごこうしゆいあみだぶつ)」。難しそうな名前ですが、正体は“アフロのような髪型”をした仏さま。その人気ぶりから御朱印帳や金平糖パッケージにもなっています。桜や紅葉が美しく、お参りの際にはぜひお目にかかって。

無鄰菴

無鄰菴(むりんあん)

明治・大正に活躍した山縣有朋の別荘。7代目小川治兵衛が有朋の指示に従って手がけた日本庭園が広がり、秋には季節限定で夜間公開も実施されています。母屋から180度お庭を見渡せる庭園カフェでは、飲み物やスイーツをゆっくりいただくことも。

京都市京セラ美術館

京都市京セラ美術館(きょうとしきょうせらびじゅつかん)

2020年春にリニューアルオープン。改修前のレトロ感は残しつつ、現代的で機能的なアート空間に生まれ変わりました。中央ホールの螺旋階段や本館2階・天井のステンドグラスなど、館内にはアートなフォトスポットも充実しているので注目してみて。(撮影:来田猛)

細見美術館

細見美術館(ほそみびじゅつかん)

琳派や伊藤若冲の作品を多く所蔵する美術館。ユニークな企画展はもちろん個性的な建物にもファンが多く、3階にある茶室 古香庵からは、東山の峰々が一望できます。「ARTCUBE SHOP」では、神坂雪佳の狗児モチーフの小皿や鳥獣戯画柄のマスキングテープなどグッズが充実。

南禅寺順正(なんぜんじじゅんせい)

南禅寺順正(なんぜんじじゅんせい)

南禅寺の門前名物といえば「湯豆腐」。湯豆腐や湯葉の会席やコース料理がいただけます。大豆の甘みがしっかり感じられるお豆腐は、南禅寺御用達の服部豆腐を使用。手軽に湯豆腐を楽しみたい方は同じ敷地内にある丹後屋・草々庵へどうぞ。

日の出うどん(ひのでうどん)

日の出うどん(ひのでうどん)

定番は、スパイシーなカレーうどん。あげきざみや肉入りなど種類豊富で、麺はそば・中華麺にも変更可能。そして辛さは4段階から選べるので、まさに自分好みのうどんがオーダーできます。行列のできる人気店なので、平日の開店前に訪れるのがおすすめです。

グリル小宝(ぐりるこだから)

グリル小宝(ぐりるこだから)

オムライスやハイシライスなど、昔ながらの洋食が自慢のお店。どのメニューもボリューム満点なので、シェアしていただくのもよさそう。3代目ご主人のかっこいいお水の入れ方にもご注目を。こちらのお店も行列必至。通し営業なので、ごはんどきを外して訪れるのが狙い目です。

京都岡崎 蔦屋書店(きょうとおかざき つたやしょてん)

京都岡崎 蔦屋書店(きょうとおかざき つたやしょてん)

「アート」「日本の暮らし」「ON JAPAN」をテーマに厳選された本や工芸品などがそろうお店。2階・カフェのテラス席からは、岡崎公園や東山を眺めながら食事が楽しめます。3階・「BOOK&ART GALLERIA」は、文化やアートに関する本を静かに座って読むことができる、休憩にもぴったりな穴場スポットです。

とくにこれがおすすめ!

スタッフのおすすめポイント!

スタッフのおすすめポイント
アートスポットが点在する岡崎エリア。京都国立近代美術館や、2020年にリニューアルオープンした京都伝統産業ミュージアムなどをあわせてめぐり、アートや伝統工芸を満喫するのがおすすめです。岡崎公園では毎月第2土曜日に手作り市「平安楽市」も開催されているので、作り手さんの作品にも触れてみてください。
(写真:京都伝統産業ミュージアム)

スタッフがおすすめする!

哲学の道・岡崎 エリアのずらし旅ポイント

哲学の道・岡崎エリアのずらし旅ポイント くろ谷 金戒光明寺
こちらのエリアでは、“早朝を狙う”ことがポイントとなります。南禅寺・真如堂・くろ谷 金戒光明寺は、24時間境内が開放されているスポット。日が昇る前に訪れるのもOKです。3寺院とも桜・紅葉名所として知られますので、混雑する前に、思う存分絶景を楽しみましょう。早朝であれば、哲学の道も混雑なく歩くことができそうです。

掲載内容は2021年4月時点の情報です。最新情報は各掲載先へご確認ください。

エリアガイド・マップ