勧修寺・醍醐寺周辺を巡るおすすめアクセス術

  • 散策
  • 知る・学ぶ
  • 桜情報
トップ
 

京都の観光名所へ“ざっくり”アクセス 1


今年(2018年)春の「そうだ 京都、行こう。」キャンペーン寺院である勧修寺(かじゅうじ)毘沙門堂など、京都市の東部、山科(やましな)エリアには桜の名所が文字通り“点在”します。そして、せっかくならあわせて訪れておきたい醍醐寺。これらのお花見スポットを“分かりやすく”かつ“スムーズ”に巡るおすすめのアクセス術をご紹介したいと思います!

山科・醍醐エリアをめぐる“鉄板”の交通手段は…


市営地下鉄1dayフリーチケット(デザインは変更となる場合がございます)

昨年の秋、“ロスタイム”無く京都で紅葉狩りを楽しむための交通手段としてご紹介したのが地下鉄。南北に走る「烏丸線」と東西に走る「東西線」の2路線だけということもあり、目的地まで分かりやすく移動することができます。先日は、“京阪バス”を使う手段をご紹介しましたが、地下鉄の東西線でも、勧修寺や醍醐寺までアクセスがラクラク♪ しかも「市営地下鉄1dayフリーチケット(1日乗車券)」(600円)を使えば、駅ごとに小銭を出して… ということもなく便利な上にお財布にも嬉しいのでおすすめです♪ 地下鉄各駅の有人改札などでお買い求めください。

⇒「市営地下鉄1dayフリーチケット」の詳細に関しては、京都市交通局のホームページよりご確認ください



東西線へは「京都駅」からもアクセス可能


京都駅

それでは「京都駅」から地下鉄旅をスタートしましょう。東西線への乗換え駅となる「烏丸御池駅」までは、烏丸線(国際会館行)に乗って約6分。前よりの車両に乗っておくと、乗換えが“楽ちん”です♪
「烏丸御池駅」で、東西線(六地蔵行)に乗換えたら、まずは「山科駅」まで向かいましょう。
 

「山科駅」下車 しだれ桜の名所へ… と、その前に


琵琶湖疏水(山科疏水)に架かる安朱橋からの風景

まず向かうのは、しだれ桜で有名な毘沙門堂。山科駅からは、歩いて20分ほどと少し時間はかかるのですが、その途中、こちらの「琵琶湖疏水(山科疏水)」(Google map)がお出迎え。桜と菜の花の共演がお見事ですね~♪ よほどマニアックな道を通らない限り、山科駅から毘沙門堂へ向かう途中、自然とこちらを通ることとなります。

⇒「山科疏水」の桜開花情報はこちら(3月12日までは、2017年のベストショットを掲載しています)
⇒京都の近代化に大きな影響を与えた「琵琶湖疏水」について学ぶイベントを実施します
 

毘沙門堂 「毘沙門しだれ」やソメイヨシノが綺麗


毘沙門堂

宸殿前に咲く一本桜「毘沙門しだれ」は樹齢300年とも。圧倒的な存在感で、こちらにばかり目を奪われがちになってしまいますが、ソメイヨシノもたくさん。三方を山に囲まれた自然豊かな境内で、ゆっくりとお花見をお楽しみください♪

⇒「毘沙門堂」の桜開花情報はこちら(3月12日までは、2017年のベストショットを掲載しています)

■毘沙門堂
【拝観時間】8:30~17:00(受付終了16:30)
※12月~3月15日は16:30まで(受付終了16:00)
【拝観料】境内無料、殿舎500円
【電話】075-581-0328
【アクセス】地下鉄東西線・JR東海道本線「山科駅」から徒歩約20分 Google map
【公式ホームページ】http://bishamon.or.jp/



「山科駅」から「醍醐駅」へ。行き先はもちろん…


醍醐寺に向かうには「2番出口」を利用すると便利です

毘沙門堂から再び「山科駅」へ戻り、東西線(六地蔵行)に乗車します。勧修寺の最寄り駅となる「小野駅」を通過し「醍醐駅」へ。この駅名からお分かりの通り、醍醐寺へ向かいましょう!
桜が見ごろの時季の醍醐寺は大勢の観光客で混み合うので、お手洗いや水分補給(購入)などは、大型スーパーも併設する醍醐駅ですませてしまうのがおすすめです。
 

醍醐寺 “あっぱれ”な桜風景の連続…


醍醐寺

「醍醐駅」から歩いて13分ほど、桜の名所として名高い醍醐寺に到着です。見ごろの時季ともなれば、広い境内のいたるところがあふれんばかりの桜に埋め尽くされます。三宝院、霊宝館、伽藍の各エリアの桜をじっくり楽しむなら2時間ほどはみておきましょう。

⇒「醍醐寺」の桜開花情報はこちら(3月12日までは、2017年のベストショットを掲載しています)
⇒一般向けには行なわれていない醍醐寺での夜間拝観をお楽しみいただけるプランはこちら
⇒「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード会員イベント「醍醐寺 春期夜間拝観~夜のお詣りとお花見~」はこちら

■醍醐寺
【拝観時間】三宝院・霊宝館・伽藍9:00~17:00(発券終了16:00)
※12月第一日曜日の翌日~2月末は16:30(発券終了15:30)
上醍醐9:00~16:00
※12月第一日曜日の翌日~2月末は15:00
【拝観料】3箇所共通券(三宝院・霊宝館・伽藍)800円(3月20日~5月15日は1,500円)、上醍醐600円
【電話】075-571-0002
【アクセス】地下鉄東西線「醍醐駅」から徒歩約13分 Google map
【公式ホームページ】https://www.daigoji.or.jp/



勧修寺・隨心院へは「小野駅」で下車


勧修寺・隨心院に向かうには「1番出口」を利用すると便利です

地下鉄旅の最後をしめくくるのは、この春大注目の勧修寺です。「醍醐駅」から東西線(太秦天神川行)でひと駅となる「小野駅」で下車しましょう。駅から東へ5分ほど歩けば、小野小町ゆかりの隨心院にもアクセス可能です。

川沿いの桜並木も見逃せません


山科川沿いの桜並木

勧修寺へ向かう途中、見事な桜並木が。疲れも吹き飛ばしてくれます♪



ゴールとなる勧修寺に到着!


勧修寺

「小野駅」から歩いて約6分、いよいよ勧修寺に到着です。境内の桜、そしてこの春に特別公開される書院の襖絵をじっくり楽しむなら、1時間ほどはみておきましょう。
地下鉄で巡る山科・醍醐エリアの桜旅、いかがでしたか。さまざまな交通手段がありますが、地下鉄であれば渋滞の心配も無く、便利でスムーズに移動できます。上手に利用して、大注目エリアのお花見をお楽しみくださいね♪

⇒勧修寺の桜の開花情報はこちら(3月中旬までは2017年のベストショットを掲載しています)
⇒勧修寺の境内と書院襖絵を貸切で拝観する特別イベントはこちら
⇒初の試みとなる、桜の時季の勧修寺ライトアップイベントはこちら
⇒勧修寺から醍醐寺まで。山科・醍醐エリアの観光スポットをプロのガイドと巡りましょう

■勧修寺
【拝観時間】9:00~16:30(受付終了16:00)
※2018年3月24日(土)~4月15日(日)の期間、書院襖絵の特別公開が行なわれます
【拝観料】庭園400円(2018年3月24日~4月15日は、庭園・書院共通600円)
【電話番号】075-571-0048
【アクセス】地下鉄東西線「小野駅」から徒歩約6分 Google map

Written by. カツオ

おすすめコンテンツ