
KYOTO GION MUSEUM CAFE
雨の日が多くなるこれからの季節、美術館や博物館で芸術鑑賞をして、併設の“ミュージアムカフェ”でゆっくり過ごしてみるのはいかがでしょうか? 併設といえども侮れませんよ。本格パスタやSNS映えスイーツ、ロケーションなど・・・ 最近のカフェは個性もいろいろ。アートとカフェを堪能して、心地良い雨の日にしましょう!
元金庫室の喫茶でいただく、モーニング
京都文化博物館【前田珈琲 文博店】

モーニングセット(750円)
昭和46年(1971)創業の前田珈琲。旧日本銀行京都支店を利用した京都文化博物館の別館に2014年、文博店をオープンしました。珈琲の香り漂う店内には、アンティークの机やいす、カウンターなど、重厚な雰囲気を醸し出すレトロなインテリアが並んでいます。
1日20食限定のモーニングセット(12時まで)は、お野菜たっぷりのヘルシーな一皿。レタスやロースハムなどがたっぷり挟まれたホットサンドに、ボリューミーな千切りキャベツ、ポテトサラダ、トマトが添えられています。セットのドリンクは、創業当時から受け継がれている看板珈琲「龍之助」。毎日飲んでも飽きがこない味と評判のスペシャルティコーヒーです。ほどよい苦みと酸味で朝の眠気をスッキリさせて、展覧会に向かいましょう!
京都文化博物館では、2018年6月24日(日)まで「色彩の画家 オットー・ネーベル展 シャガール、カンディンスキー、クレーとともに」が開催中です。詳しくはこちらのブログをご覧ください☆

■前田珈琲 文博店
【営業時間】10:00~19:30(ラストオーダー19:00)
【定休日】月曜日(祝日の場合は翌日)
【電話】075-255-1221
【アクセス】地下鉄「烏丸御池駅」から徒歩約3分 Google map
【公式ホームページ】http://www.bunpaku.or.jp/info/shop/maedacoffee/
最上階にあるお茶室(!?)でちょっとひとやすみ♪
細見美術館【茶室 古香庵】

季節の生菓子とお抹茶(1,100円)
京都の芸術エリア「岡崎」に位置する細見美術館。なんと、最上階には伝統的な室礼の“お茶室”があります! 茶室 古香庵(ここうあん)では、京都の老舗が手がける四季折々の生菓子(この日は末富の麦手餅でした)と、寺町通にお店を構える一保堂茶舗のお抹茶をいただけます。お茶室は数寄屋建築の名匠・中村外二(なかむら そとじ)棟梁の遺作。日常をしばし忘れさせてくれるような空間で、外の雨音を聞きながら、ゆっくりとした時間が過ごせそうです。
お茶室といえど、作法などを気にせず気軽に利用出来ますので、“ちょっとひとやすみ”の気持ちで訪れてみてくださいね♪ 茶道の歴史やお抹茶のいただき方などを学べる “茶の湯体験”も行われているので、館内をめぐったあと、じっくりお茶と向き合ってみるのはいかがですか?(2名~、ひとり2,500円、前日12時までに要予約)
細見美術館では、2018年6月3日(日)まで「永遠の少年、ラルティーグ —写真は魔法だ!—」展が開催中です。詳しくはこちらのブログをご覧ください☆

■茶室 古香庵
【営業時間】11:00~17:00(ラストオーダー)
【定休日】不定休
【電話】075-752-5555
【アクセス】市バス「東山二条・岡崎公園口」バス停から徒歩約1分 Google map
【公式ホームページ】http://www.artcube-kyoto.co.jp/koko-an/
★細見美術館は「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード特典協力先です。特典内容はこちら。
本場のパスタマシンを使用した、こだわりの本格パスタ♡
京都国立近代美術館【cafe de 505】

「パンチェッタとフレッシュマッシュルームのカルボナーラ仕立て」(1,320円)
京都国立近代美術館に併設されたcafe de 505(カフェ ド 505)は、本場イタリア製のパスタマシンを使って、毎日お店で仕込むパスタが大人気! パスタは「リングイネ(楕円形の麺)」と「バッバルデッレ(幅の太い平麺)」の2種類から選ぶことができ、数量・季節限定のパスタも登場します。
「パンチェッタとフレッシュマッシュルームのカルボナーラ仕立て」は、豆乳を使ったクリームソースがたっぷり♪ 別添えのたまごの黄身を落としていただきます。パスタは季節限定の「抹茶と豆腐と豆乳の練り込み麺」(夏頃までの予定)をチョイス。ほのかに抹茶の風味が感じられ、モチモチとした食感の麺とソースの相性が抜群です♪ 店内は天井が高く、広々としたモダンな空間。美術書なども置いてあるので、ゆっくり読書に耽ってみてはいかがでしょうか。
京都国立近代美術館では、2018年6月8日(金)から「生誕150年 横山大観展」がはじまります。現在は、コレクションギャラリーにて「平成30年度第1回コレクション展」が開催中です(5/27まで、5/29は展示替えのため休館、5/30から第2回コレクション展が開催されます)。詳しくは、公式ホームページ内「イベントカレンダー」をご確認ください☆

■cafe de 505
【営業時間】9:30~17:00(ラストオーダー16:30)
※特別展示期間の金曜日・土曜日は~20:00(ラストオーダー19:30)、常設展示期間の金曜日・土曜日は~18:00(ラストオーダー17:30)
【定休日】月曜日(祝日の場合は美術館の開館に準じて営業、翌日休)
【電話】075-771-5086
【アクセス】市バス「岡崎公園 美術館・平安神宮前」バス停から徒歩すぐ Google map
【公式ホームページ】http://www.momak.go.jp/Japanese/cafe.html
水玉模様がかわいい! SNS映えスイーツ
フォーエバー現代美術館 祇園・京都【KYOTO GION MUSEUM CAFE】

あんみつ(700円)
前衛芸術作家・草間彌生のコレクションを展示するフォーエバー現代美術館 祇園・京都。「祇園甲部歌舞練場」内にある「八坂倶楽部」(国の登録有形文化財)に、2017年にオープンしました。館内の作品を楽しんだら、KYOTO GION MUSEUM CAFEへ。木を基調とした、落ち着いた店内です。
草間彌生の作品に頻繁に登場する“水玉”をモチーフとしたあんみつは、カップも強烈な印象で“SNS映えする!”と話題の人気スイーツ♡ ベリーの一種・レッドカラントと白玉で“水玉模様”がかわいく表現されています。白玉の下には小さく角切りされたメロンやパイナップル、こしあんが入っていて、一緒にいただくと甘酸っぱい味が口の中に広がりますよ♪ 窓際からは緑が美しい庭園が眺められるので、雨の日はしっとりと潤う葉や木々を楽しんでみて。
フォーエバー現代美術館では、2019年2月28日(木)まで「フォーエバー現代美術館コレクション展第2章 草間彌生 永遠の南瓜展」が開催中です。詳しくはこちらのブログをご覧ください☆

■KYOTO GION MUSEUM CAFE
【営業時間】10:00~18:00(ラストオーダー17:30)
※カフェの利用は、フォーエバー現代美術館 祇園・京都の入館者のみ(入館料1,500円)
【定休日】年末年始
【電話】075-525-7707
【アクセス】市バス「東山安井」バス停から徒歩約2分 Google map
【公式ホームページ】http://www.fmoca.jp/cafe/index.html