スマホでチャレンジ! モシュ印・コケ寺リウムを撮影しよう

  • イベント・歳時
  • 草花・自然
  • 知る・学ぶ
トップ
 

京都の5つのお寺、三千院圓光寺建仁寺東福寺常寂光寺を会場に、“苔”を使ったアート作品を展示する「モシュ印・コケ寺リウム」キャンペーン。2018年11月30日(金)までの期間限定となりますが、もう実物をご覧いただきましたか?

このキャンペーンでは、豪華な賞品が当たるInstagramでの投稿企画も実施中! すでに多くの方から投稿していただいていますが、「そう京」ブログで、「古都ジェニックシリーズ」の担当をしている私“カツオ”も撮影に出かけてきました♪ 「こんな感じで撮ったらおもしろいかな~?」という撮影術を、ご紹介します!

\ 制作の舞台裏をご紹介しています /
⇒Part1「コケ寺リウム編」
⇒Part2「モシュ印編」

⇒「モシュ印・コケ寺リウム」のInstagramキャンペーンはこちら




今回はデジカメを封印! スマホで撮影します!!



InstagramやFacebookなど、目の前の感動をすぐに発信・投稿できるのがSNSの最大の魅力。となると、やはり“スマホ”での撮影が一般的になるかと思います。そこで今回は、デジカメを封印し、スマホ撮影にチャレンジ! Instagramのカメラ機能を使用してみることに(Instagramで一般的な、“正方形”の写真を撮影します)。よくよく考えると、スマホで写真撮影をしたことはあまりありません。大丈夫かなぁ・・・



まずは“モシュ印”の撮影に


東福寺


こちらは紅葉の名所として有名な東福寺。かつて像高15メートルほどの大仏が祀られていたことにちなんだ「大佛寶殿」のモシュ印が方丈に展示されています。
まずは真正面から全体を押さえておきたいですよね~。綺麗に写すコツは、画面の中で被写体の“水平”と“まっすぐ”を保つこと。モシュ印の枠をご覧ください。縦・横ともに、写真に真っすぐ写っていますよね。カメラの特性上、「作品から少し下がり、ちょっとズーム機能を使って撮影」すると、“水平”と“まっすぐ”を維持して写すことができると思います。



大きさに感動した後は、“見上げて”みましょう!


東福寺


モシュ印の魅力のひとつが、その大きさ。高さ約1.5メートルという迫力を写すにはどうしたらいいでしょうか… そこで、作品に近づいて低位置から見上げるように撮影してみたのがこの一枚です。もし自分が小さくなって、その目の前にモシュ印がそびえていたら… とイメージしながら、床すれすれぐらいの位置から撮影しました。ちょっと無理な姿勢にはなりますが、コンパクトなスマホであればこそできる技です。



苔であることの驚きを表現するなら、“寄って”みましょう!


東福寺


少し距離を置いて眺めると「緑色の御朱印」という印象ですが、近づいてみるとモコモコとたくさんの苔が整然と敷き詰められていることに驚かされます。この驚きを表現するならば、近寄れるところまで近寄って撮影してみましょう。“苔感”がしっかりでたのではないでしょうか。でも“苔で御朱印(文字)が再現されている”とまでは分かりづらいかもしれません…



アングル&被写体選びをしっかりと!


東福寺


アップで撮影した苔に加え、その背後に“文字”とわかる部分を撮りこんでみました。これで「苔で再現された御朱印(文字)」ということが伝わりやすくなりましたよね♪
被写体選びのワンポイントアドバイスをもうひとつ! モシュ印に使われている苔(ドライモス)は、作品の中に変化をつけるため、あえて少し色がくすんだ状態のものも使用しています。そのため、その部分をアップで撮影すると、写真の見栄えに悪影響を与えてしまうかもしれません。アップで撮影する際には青々とした苔をチョイスしてみると良いでしょう。



やっぱり撮っておきたい! “モシュ印”と“御朱印”のコラボ


東福寺


分かりやすい一枚ですね(笑) “モシュ印”の前で”御朱印”を撮影してみました。「モシュ印・コケ寺リウム」キャンペーン対象の5寺院で展示されているモシュ印は、それぞれのお寺で実際に授与されている御朱印を再現したもの。なので、このような”コラボ写真”も撮影することができます。
ここで耳より情報を! 近日、対象寺院のひとつである三千院から“御朱印”に関して、嬉しい情報が届く予定です。きっと、モシュ印と一緒に撮影したくなるはず。後日、「そう京」Facebookでお知らせしますので、お楽しみに~♪

⇒「そう京」ホームページでは掲載されていない京都情報も! 「そう京」Facebookはこちら
⇒お庭のプロと東福寺の方丈庭園を巡るイベント情報はこちら



続いては“コケ寺リウム”撮影のコツを


圓光寺


“モシュ印”のそばにディスプレイされている“コケ寺リウム”。各お寺に3つずつ展示されていますが、定番の撮影法は、何といっても「真ん中にドン」でしょうか。オーソドックスながらも、これはこれで悪い感じはしませんが、でも少し変化をつけたいところ…



斜め上から撮影すると・・・


圓光寺


赤い布のおかげで、鮮やかになっただけでなく苔の緑の美しさも際立ち、コントラストも良い感じになりました♪ ガラス容器の全体を写し込まず、バランスよく“切り撮る”ことと、上から撮影するため自分の影が入りこまないよう注意しながらチャレンジしてみてください。



コケ寺リウムの世界に入ってみましょう


左:常寂光寺 右:三千院


こちらは常寂光寺三千院のコケ寺リウム。まるでガラス容器の中の小さな世界に、入り込んでしまったかのような光景ですね。普段はアップで見ることがない苔が、独特な味を出しています。そして、常寂光寺の仁王門をよ~く見てみると、仁王様の姿が! こちらもしっかりと写真に収めてくださいね。



周りの風景を撮りこむと、さらに味のある一枚に


建仁寺 ※モシュ印・コケ寺リウム設営時にデジカメで撮影した写真です


最後にご紹介するのは建仁寺。「そう京」ブログでは何回かご紹介していますが、こちらの「唐子(からこ)の間」では、背景となる襖絵を使って面白い写真を撮ることができます。



興味津々の子どもたち


建仁寺


コケ寺リウムをのぞき込む子どもたち。楽しそうな表情をしていますね♪ このように周囲にあるものを撮りこむと、またひと味違った写真が生まれてきます。撮影の際は、一緒に撮りこめるものがないか、ぜひ周りも見渡してみてください。

⇒唐子の間の子どもたちは、モシュ印にも興味津々? (最初と最後の写真をご覧ください)
 

*****
今回ご紹介した撮影術は、いかがでしたか。みなさんも思い思いの撮影にチャレンジして、ぜひ自慢の写真をInstagramに投稿してみてくださいね♪ また撮影の際は、熱中するあまり周りの方にご迷惑をかけたり、作品に触れてしまうことなどないよう、ご注意ください!

「モシュ印・コケ寺リウム」キャンペーンは2018年11月30日(金)まで。まだまだ続きますので、私も“あらたなアングル探し”をするべく、対象のお寺に通いたいと思います!

 

Written by. オパン

おすすめコンテンツ