“冬に訪れたい”京都スポット5選♪ 「そうだ 京都、行こう。」を彩った冬景色

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【2013年】宮川町

「そう京」キャンペーン25周年 5


“京の底冷え”と呼ばれるほど、冬の寒さが厳しい京都。近年ではそこまで冷え込むことは少なくなりましたが、それでも凍てつく寒さは古都の風景を一層引き締め、風情ある情景を作り出します。「そうだ 京都、行こう。」キャンペーンの冬編にも、そんなピンと張り詰めるような凜とした美しさを持つ景色が登場してきました。

今回は、「そう京」の冬を飾った“通り”や“エリア”をピックアップ。合わせて、周辺の“冬におすすめのスポット”を集めてみました。ぜひ訪れてみてくださいね♪

\2018年11月30日カメラマン 高崎勝二さんが選ぶCM3選を追加しました/
⇒25年分の「そうだ 京都、行こう。」特設ページ、公開中!
 


しっとりとした冬に映える、祇園の裏通り
【2007年 西花見小路】


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西花見小路通(2018年撮影)


⇒2007年冬の「そう京」キャンペーンポスターを見る

四条通を中心に、東西は八坂神社から鴨川まで、南北は建仁寺から白川のあたりまでが、一般的にいう「祇園」エリア。このエリアの中心が、建仁寺からまっすぐ北に伸びる「花見小路通」。賑やかな通りの一本西側に、昔ながらの町家が並ぶ「西花見小路通」があります。「そう京」ポスターに登場した2007年から11年。気軽に訪れることのできるお店も増え、絶好のフォトスポットとしても人気を集めています。


■西花見小路周辺、この冬のおすすめスポット
「京の冬の旅」で建仁寺の塔頭寺院が公開に!


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建仁寺 正伝永源院「蓮鷺図」(1/10~27、3/1~18の公開)


来年(2019年)1月より、建仁寺の3つの塔頭寺院、正伝永源院両足院霊源院「京の冬の旅」で公開されます。通常非公開のお寺の、貴重な文化財を拝観するチャンス。詳細は下記をご覧ください。
⇒【観光ガイド】第53回 京の冬の旅

\おトクな旅行プランもご用意しています/
⇒【旅行プラン】「京の冬の旅」非公開文化財特別公開


祇園のシンボルエリアは、京都きっての“フォトジェニック”スポット
【2009年 祇園巽橋】


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巽橋(2018年撮影)


⇒2009年冬の「そう京」キャンペーンポスターを見る

一方こちらは、花見小路通を四条通からさらに北にあがったところにある「巽橋(たつみばし)」。芸事の神様として花街の舞妓さん芸妓さんがお参りをする「辰巳神社」のすぐ目の前にある小さな橋です。楚々とした白川の流れと、川沿いに建ち並ぶお店の風情が美しい京情緒あふれるエリアです。・・・2009年の頃から大きく変わったことといえば、撮影スポットとして一年中観光客で賑わうようになった、ということでしょうか。とはいえ、今も“京都らしさ”を感じられる場所のひとつであることには変わりありません。


■巽橋周辺、この冬のおすすめスポット
【雪の白川】


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雪が降った日の白川は、また格別の風情。足跡で踏み固められる前に訪れてみて。
★京都の雪景色を紹介しています。
⇒【古都こよみ】真冬の感動体験! “雪化粧の京都”をたずねて


【京都祇園あのん 本店】


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巽橋からほど近く、餡スイーツの専門店が手がける「あんふぉんでゅ」。寒い冬の日におすすめです。
★あったか“餡スイーツ”はこちらから。
⇒【カフェ・甘いもん】京都、冬の定番! あったか“餡スイーツ”


穴場の撮影スポット!? しっとりとした風情が魅力
【2013年 宮川町】


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宮川町(2018年撮影)


⇒2013年冬の「そう京」キャンペーンポスターを見る

鴨川の東側、東西を大和大路通と川端通に挟まれ、南北を五条通と四条通で区切られる短い通りが「宮川町通」。京都五花街のひとつ「宮川町」があり、町家が建ち並ぶ風情あるエリアです。祇園祭の際、八坂神社のお神輿を洗うために四条大橋から水をくむのですが、そのあたりを「宮川」と称したことから名付けられたそう。五花街のなかでは比較的観光客が少なく、しっとりとした雰囲気が残されています。

★“絵になる花街”、おすすめ撮影法を紹介しています。
⇒【古都こよみ】祇園界隈で京都らしい街並みを“切り撮る”



■宮川町周辺、この冬のおすすめスポット
【恵美須神社・六波羅蜜寺】


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恵美須神社


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六波羅蜜寺(初稲穂と大護符)


宮川町のすぐそばにある恵美須神社六波羅蜜寺は、「都七福神めぐり」の巡礼箇所。お正月にお参りすることで福を得られるとされています。
★実際にスタッフが巡ってきました♪
⇒【たいけん・発見!】年のはじめに、「都七福神めぐり」をしてみた。



“京都らしさx観光地の楽しさ”が一挙に味わえる
【2011年 二年坂】


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二年坂(2012年撮影)


⇒2011年冬の「そう京」キャンペーンポスターを見る

高台寺から清水寺に向かう参拝道のひとつが、二年坂」。石畳の坂道と町家が織りなす美しい景観は、重要伝統的建造物群保存地区にも指定される、京都を代表する景色となっています。「二年坂(二寧坂)」の名は、大同2年(807)にできたから、三年坂(産寧坂)の下にあるからなど諸説あるそう。大正時代に現在のように整備され、画家・詩人の竹久夢二が近くに住まいしたことでも知られています。京都らしい風情がありながらも、おみやげ屋さんや甘味屋さん、ごはん屋さんが軒を連ねる、歩いて楽しいスポットです。


■二年坂周辺、この冬のおすすめスポット
【かさぎ屋】


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大正3年(1914)創業、竹久夢二も通ったという甘味処。「甘党の素通り出来ぬ二寧坂」と俳句にも詠まれたそうですよ。
★甘いもの好きさん必見! 定番和スイーツを集めました。
⇒【スイーツ】紅葉名所近く! 京都の定番「和スイーツ」5選


【総本家ゆどうふ奥丹清水】


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寛永12年(1635)創業の老舗。地下に豆腐工房を併設し、すべて自家製の豆腐を使っているという、こだわりの湯豆腐店です。さむ~い日は、あつあつの京名物に舌鼓はいかがでしょうか♪
★湯豆腐の名店をご紹介しています。
⇒【グルメ探訪】湯豆腐で身も心もほっこり!


“今の京都”を象徴する、元気で賑やかなストリート!
【2012年 八坂通】


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八坂通(2012年撮影)


⇒2012年冬の「そう京」キャンペーンポスターを見る

八坂塔がそびえる「八坂通」は、ここ数年ですっかり“フォトジェニック”スポットに。「そう京」ポスターに登場した2012年には、雪が似合うシックなムードでしたが、今では常に人々が行き交う、元気なストリート。小さな通りには八坂塔だけでなく、八坂庚申堂やアラビカコーヒーなど“映えスポット”が点在! 数年前には考えられなかったほど、カラフルでPOPなスポットとなりました。


■八坂通周辺のおすすめスポット
【八坂庚申堂・ROCCA&FRIENDS TRUCK】


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八坂庚申堂


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ROCCA&FRIENDS TRUCK


“カラフルでPOP”な八坂通を象徴する、代表的スポット。カメラの設定を、彩度強め・コントラスト強めにして、色合いがより極立つように撮影するのがGOODです♪
★オトメ必見。“フォトジェニ”スポットをピックアップ!
⇒【京さんぽ】卒業旅行は京都へ! 乙女のためのフォトジェニックさんぽ♪


京都の伝統に浸る、はんなりエリア
【2008年 西陣あたり】


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織成舘(2013年撮影)


⇒2008年冬の「そう京」キャンペーンポスターを見る

「西陣」は、京都市の北西部、南北は丸太町通から北大路通、東西は烏丸通から西大路通までの広いエリアを指す地域名。応仁の乱(1467-77)の際に、西軍の山名宗全が本陣を築いたことから「西陣」と呼ばれるようになったといわれます。和装織物“西陣織”の産地で、今もこの辺りの路地を歩いていると、カシャンカシャンと織機の音が響くことも。2008年冬の「そう京」ポスターに登場したのは、西陣にある「織成舘(おりなすかん)」の周辺。伝統的な織屋建の建物と石畳が風情あふれるエリアです。


■西陣界隈のおすすめスポット
【織成舘】


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昭和11年(1936)、西陣の帯地製造業「渡文」・初代当主の「店兼住まい」として建てられた建物を、織のミュージアムとして開放。貴重な「織屋建」の建築を拝観できるとともに、全国の手織物や能装束などを鑑賞できます。
⇒織成舘の詳細情報はこちら


【本法寺】


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狩野山楽「唐獅子図屏風」


本阿弥光悦の菩提寺として知られる、日蓮宗のお寺。長谷川等伯が塔頭に寄宿し、「京の冬の旅」では等伯が手がけた「唐獅子図屏風」などが公開されます。
⇒本法寺の詳細情報はこちら
⇒【観光ガイド】第53回 「京の冬の旅」詳細はこちら

\おトクな旅行プランもご用意しています/
⇒【旅行プラン】「京の冬の旅」非公開文化財特別公開
 

Written by. 「そう京」編集部

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