2019年の干支は「亥」。京都で探すイノシシスポット

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2019年の干支は“亥”。京都には様々な“イノシシ”にまつわるスポットがあるのをご存じでしょうか。今回はイノシシにゆかりのある社寺とお店をご紹介します。年始めは、いの(猪)一番に、干支めぐりに足を運んでみてくださいね!


【護王神社】別名「イノシシ神社」で幸せ祈願♪

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京都御苑の西側に位置する護王神社は、和気清麻呂(わけのきよまろ)を御祭神とする社。“狛猪”や手水舎、全国各地から集まった「いのししコレクション」など、境内のいたるところでイノシシを発見できます。これは、清麻呂が九州の宇佐八幡宮へ向かう途中、どこからともなく現れた300頭ものイノシシに難を救われ、道案内をしてもらったという故事にちなむもの。護衛だけでなく、清麻呂の足の傷も治したことから、足腰にも御利益があるとされています。ちなみに、手水舎のイノシシは、「幸運の霊猪」と呼ばれ、鼻先をなでると幸せになれるのだとか! 亥年だけに、さらに幸せな一年を与えてくれそうですね♪

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護王神社では、2019年1月11日(金)から14日(月・祝)までの期間限定で、境内を本物のイノシシ・モモちゃんとカリンちゃんがお散歩するそう。お散歩時間は2匹の気分次第(!?)ということですので、出会えたらさらに幸せな一年になりそうですね!

★護王神社のかわいい“ゆるみくじ”をご紹介しています♪
⇒【京さんぽ】2018年のスタートに! ゆるみくじ・ご利益編

護王神社
【参拝時間】6:00~21:00、授与所9:00~17:00
【参拝料】境内無料
【電話】075-441-5458
【アクセス】地下鉄烏丸線「丸太町駅」から徒歩約7分 Google map
【公式ホームページ】http://www.gooujinja.or.jp/


【禅居庵】開運・勝利の仏様にあやかりたい!

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建仁寺の塔頭・禅居庵は、開運・勝利の御利益があるとされる摩利支天(まりしてん)が祀られ、「日本三大摩利支天」のひとつに数えられています。秘仏の摩利支天像は7頭のイノシシの上に座しておられることから、イノシシゆかりのお寺としても知られます。境内には「あ・うん」の狛猪が3対もあり、お顔もさまざま。コロンとした姿が愛らしい「イノシシおみくじ」は、記念に持ち帰る方もいれば、境内にあるイノシシ像の足元に置いて帰る方もいらっしゃるそうで(写真)、ずらりと並ぶ姿もかわいらしいです♪ 絵馬には、建仁寺法堂の天井画「双龍図」を描いた小泉淳作さんの原画を用いた味わい深いイノシシがデザインされています。2019年に勝利したいことを書いて、猪突猛進にがんばってみてくださいね。

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■禅居庵
【拝観時間】9:00~17:00
【拝観料】境内無料
【電話】075-561-5556
【アクセス】市バス「東山安井」バス停から徒歩約7分、京阪本線「祇園四条駅」から徒歩約7分 Google map
【公式ホームページ】http://zenkyoan.jp/

本法寺や南禅寺 聴松院(Google map)など、摩利支天を祀るお寺は京都各所にあります。ぜひ探してお参りしてみてください。


【即成院】亥年の守り本尊・阿弥陀如来と豪華なオーケストラ♪

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亥年の守り本尊は「阿弥陀如来」。泉涌寺(せんにゅうじ)の塔頭・即成院(そくじょういん)の“現世極楽浄土”と称される本堂には、平安時代に作られた阿弥陀如来坐像(重文)が祀られています。その大きさはなんと約5.5メートル! 傍らに控える二十五菩薩は笙や琵琶などの楽器を手にし、音楽を奏でながら極楽浄土からお迎えに来られる様子を表現されていて、「仏様のオーケストラ」とも呼ばれています。亥年のスタートに、守り本尊さまとご縁を結んでみてはいかがでしょうか。

即成院
【拝観時間】9:00~17:00
【拝観料】500円
【電話】075-561-3443
【アクセス】市バス「泉涌寺道」バス停から徒歩約7分 Google map
【公式ホームページ】http://www.negaigamatoe.com/


【正寿院】今年こそ、ひと目見たい。話題の「猪目窓」♡

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(2018年7月撮影)


京都市の南側にある宇治田原町の、のどかな山里に佇むお寺・正寿院は、客殿にパッと目を引く「ハートの窓」があることでSNSにて一躍話題となりました。ハート形は正確には「猪目(いのめ)」と呼ばれ、その名の通り“イノシシの目”を表しています。実は、1400年前から日本に伝わる伝統文様で、厄除けと招福の意味を持つのだそう。このハート窓を眺めるなら晴れの日がおすすめです! そのこころは・・・ こちらのブログをチェックしてみてください♪ 実は、窓の他にも境内のさまざまな場所に「♡」が隠れているんですよ。見つけるたびに幸運が舞い込みそうですね。

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■正寿院
【拝観時間】9:00~16:30
【拝観料】500円(お茶・お菓子・散華・叶紐付き ※叶紐は8の付く日のみ)
【電話】0774-88-3601
【アクセス】JR奈良線「宇治駅」下車、京阪宇治バス「維中前」バス停乗換、コミュニティバス「奥山田」バス停から徒歩約10分 Google map
【公式ホームページ】http://shoujuin.boo.jp/


【亥ノメ】年男のご主人が焼き上げる本格どらやき

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北野天満宮の近くに2018年9月にオープンしたどらやき専門店「亥ノメ」。京都の和菓子店で修行したご主人(亥年生まれ!)が営まれています。メニューは通常サイズの「どらやき(あずき)」と、小ぶりの「亥ノどら」があり、あずき(170円)と抹茶・黒糖・くるみ味(190円)の他に季節限定餡があります♪ イートインもでき、喫茶でどらやきを注文すると生クリームやラムレーズン、クリームチーズなどのトッピングが可能で、「意外にもクリームチーズが良く合うと評判なんですよ」とご主人。北野天満宮のお参りの後にぜひ訪ねてみてくださいね。

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どらやきセット(710円)


■亥ノメ
【営業時間】9:00~17:00(喫茶は11:00~16:00)
【定休日】水曜日・第2・4木曜日(25日の場合は営業)、26日
【アクセス】市バス「北野天満宮前」バス停から徒歩約3分 Google map
【公式インスタグラム】https://www.instagram.com/dorayaki.inome/


【亥之吉 高倉錦店】亥めぐりの強い味方! 渋かわいいがま口

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1.7寸ころりんがま口 いのしし小紋(各1,080円)


昭和14年(1939)創業の京都の染め屋さんが手がけるモダン和柄雑貨ブランド「亥之吉(いのきち)」。明治時代の図案集を元にデザインされた、レトロモダンなオリジナルアイテムが人気を集めています。「子孫繁栄・家内安全」の象徴とされるイノシシにあやかって「どんどん新しいものが生まれ育つように」という願いを込めてブランド名がつけられたそう。楽しそうに駆け回るイノシシが可愛らしい「ころりんがま口」は、大きく口が開くので、中が見やすく小銭入れとしてだけでなく小物入れにもぴったり。お賽銭を入れておくのにもちょうど良いサイズですよ♪

■亥之吉 高倉錦店
【営業時間】10:30~19:00
【定休日】不定休
【電話】075-256-7077
【アクセス】地下鉄烏丸線「四条駅」から徒歩約8分 Google map
【公式ホームページ】http://shop.kyobiijt.co.jp/html/company.html

 

Written by. オパン

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