
城南宮
春の足音が聞こえ始めてきた今日この頃。来月からは桜シーズンがいよいよ始まりますが、この時季は早春の京を彩る“梅”に注目してみませんか? おすすめ梅スポット6ヶ所の、現在の開花情報を速報でお届けします!
⇒最新の花情報はこちら。「旬の花情報」で見頃の花をチェック!
<1>城南宮:つぼみ~咲き始め

神苑「春の山」(撮影日:2019年2月18日)
1年を通して、さまざまな花と出会うことのできる城南宮。これからの季節を彩るのは、神苑「春の山」エリアに咲く紅白のしだれ梅です。現在の様子は・・・ 白い梅は少しずつ花をつけ始めていましたが、紅色はつぼみが多く、見頃になるのはもう少し先になりそう。満開になれば、およそ150本のしだれ梅が咲き乱れる圧巻の光景が待っています!
★こちらのお花にもご注目を!

城南宮といえば、椿も見逃せません。梅の数よりもさらに多い約300本が、神苑全体に広く植えられています。2月18日(月)からは「しだれ梅と椿まつり」も始まり、落ち椿と苔のコントラストも楽しむことができました。
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⇒「薫り立つ絶景スポット。しだれ梅が咲き誇る『城南宮』へ行こう!」でもご紹介しました
<2>梅小路公園:見頃

(撮影日:2019年2月14日)
梅小路公園内にある梅林「梅こみち」は・・・ 早くも満開に近い状況です! 今週は暖かい日が続いているため、いまつぼみのものも今週末には一気に花開くかも。
梅林には、早咲きで白い花をつける冬至梅(とうじうめ)や、華やかな紅色に色づく八重寒紅(やえかんこう)など全13種、約145本が植わります。なかには、赤と白の2色の花をつける “源平咲き”の梅の木もあるのだとか!(私は見つけられませんでした・・・)ぜひ探してみてくださいね。

【日程】2019年2月23日(土)~3月3日(日)
10:00~15:00
【料金】無料
<3>梅宮大社:咲き始め~7分咲き

神苑入口付近(撮影日:2019年2月19日)
子授安産・醸造の神様を祀る梅宮大社。四季折々に花が楽しめることでも知られますが、名前に「梅」とつくだけあって、境内には約35種、約450本と、多くの梅が植えられています。
現在は、ちらほらと咲き始めたものから、あともう少しで満開というものまで! 種類が豊富なので開花時期に少しずつ差がでるため、訪れるたびに違った雰囲気を楽しめますよ。

駐車場付近の梅も美しいです!
【日程】2019年3月3日(日)
接待9:30~16:30
【料金】神苑550円
<4>京都御苑: 咲き始め~見頃

出水の小川付近(撮影日:2019年2月15日)
京都御苑・蛤御門の南側には、約200本の梅が植わる梅林があります。広い梅林のなかでも、とくに「出水の小川」付近が開花の進みが早く、すでに見頃を迎えている木も! 辺りいっぱいに梅の香りが漂っていて、なかなかその場から離れることができませんでした(笑) とはいえ、まだまだ咲き始めの梅はたくさんありますので、引き続きお花見が楽しめそうです!
★こちらのお花にもご注目を!

「出水の小川」のそばで見つけた可愛らしいお花。こちらは、黄色い鈴のような花を咲かせる素心蝋梅(そしんろうばい)です。名前に“梅”とあり、花も梅に似ていますが、実は梅の仲間ではないそうです(汗) 梅に劣らず、まるで香水のように華やかな香りを放っていますので、ぜひその香りを堪能してみてくださいね。
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<5>北野天満宮:咲き始め

梅苑内・文道会館横(撮影日:2019年2月17日)
京都の梅スポットの代表格といえばこちら、北野天満宮です。ご祭神・菅原道真が梅をこよなく愛していたことにちなみ、境内に植わる梅は驚きの約50種、約1,500本! 2月8日(金)から恒例の「梅苑公開」も始まり、どのくらい咲いているかな? と訪れてみると、こちらもちらほらと咲き始めていました! しかし、全体的にはまだまだつぼみのものも多く、順調にいけば3月初旬に見頃を迎えそうです♪
以前、カツオさんが北野天満宮の梅のおすすめの撮影方法をご紹介していましたので、訪れた際はこちらも参考にしながら写真撮影を楽しんでみてくださいね。

梅の開花に牛像も喜んでいるかのよう♪
【日程】2019年2月8日(金)~3月下旬
9:00~16:00(最終受付)
<ライトアップ>
2019年2月22日(金)~3月17日(日)の金・土・日曜日
日没~20:00(最終受付)
【料金】800円(茶菓子付)
■梅花祭
【日程】2019年2月25日(月)
10:00~
【料金】野点拝服券2,000円(宝物殿拝観と御供物付)
\北野天満宮で「そう京」イベントを開催します/
⇒2019年3月3日(日)実施「北野天満宮 梅苑早朝特別参拝」
⇒2019年3月9日(土)実施「北野天満宮『曲水の宴』鑑賞」
<6>下鴨神社:見頃

(撮影日:2019年2月20日)
世界遺産・下鴨神社に咲く梅は、輪橋(そりはし)のそばに咲く“光琳の梅”。たった1本の梅ですが、多くの参拝客を魅了してやみません! 現在ちょうど見頃を迎えていて、色鮮やかな花びらが、境内をパッと華やかに飾り立てます。
ちなみにこの名前は、絵師・尾形光琳がこの梅をモチーフとして、国宝「紅白梅図屏風」を描いたと伝わることに由来します。何度か代替わりをしているそうですが、光琳が愛でた梅の美しさを今に伝える、貴重な梅の木です。先日「そう京」Facebook「京の一枚」でもご紹介した、季節限定「梅色“心願成就”お守り」(500円)も授与されていますので、こちらもぜひゲットしてください!
