2021 年は無病息災! 京都の“健康にまつわる”ご利益のお寺・神社

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恋愛、学業、商売繁盛・・・ 様々なご利益のお寺・神社がある京都。なかでも、“健康”に注目したご利益スポットをピックアップ。何かと不安な日々が続く現在、まずは心身の健康を願ってみませんか。


※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、京都旅行の際は、政府およびお住まいの都道府県と京都府の要請をご確認ください。京都にお越しの際は、マスクの着用・手指のアルコール消毒など、感染拡大防止の徹底にご協力をお願いいたします。日々、状況は変化しておりますので、事前に最新情報をご確認ください。


【今熊野観音寺】“頭痛”を癒やしてくれる観音さま



皇室ゆかりの泉涌寺の山内にある今熊野観音寺。御本尊・十一面観世音菩薩像は、“頭の観音様”で知られ、頭痛・知恵授け・ぼけ封じなどのご利益があるとされています。後白河上皇が篤く信仰し、同寺に病気平癒を願ったところ、枕元に観音様が現れ、頭痛が癒えたのだそう。そんな逸話にちなみ「ぼけ封じ枕宝布(カバー)」を授与されています。色はピンク・水色・紫・緑の4種類。新年から愛用してみませんか?


ぼけ封じ枕宝布(カバー) 1,000円


今熊野観音寺
【拝観時間】8:00~17:00
【拝観料】境内無料
【電話】075-561-5511
【アクセス】市バス「泉涌寺道」バス停から徒歩約10分 Google map
【公式ホームページ】http://www.kannon.jp
\「そう京」会員限定イベント/
⇒「八木先生と学ぶ 牛玉宝印の謎」(2021年2月21日実施)



【目疾地蔵(仲源寺)】祇園にたたずむ、“眼病平癒”のお地蔵さま



賑やかな「祇園」の四条通沿い、静かにたたずむ仲源寺(ちゅうげんじ)。地蔵菩薩のお告げにより鴨川の氾濫が鎮まったため、同寺に地蔵菩薩を安置したことがはじまりと伝わります。「雨止み地蔵」と呼ばれていましたが、その後転じて「目疾(めやみ)地蔵」と呼ばれるように。眼病で苦しむ人々の身代わりになってくださると言われ、“眼病平癒”のお地蔵さまとして信仰を集めています。パソコンやスマートフォンで目を酷使する現代、強い支えになってくれそうです。

■目疾地蔵(仲源寺)
【拝観時間】7:00~17:00
【拝観料】境内無料
【電話】075-561-1273
【アクセス】京阪本線「祇園四条駅」から徒歩約3分 Google map



【東寺】有名寺院の意外なご利益は、“歯痛”予防!



五重塔(国宝)で有名な世界遺産・東寺ですが、境内は広く、実はユニークなお堂があるのをご存知ですか? 食堂(じきどう)の正面に位置する夜叉神堂(やしゃがみどう)に祀られるのは、なんと“歯痛”を治してくださるという夜叉神。東に雄夜叉、西に雌夜叉が祀られ、どちらも、開祖である弘法大師空海の作と伝わります。内部非公開ですが窓からそのお姿を拝むことができます。
※雌夜叉は現在、不在となっています。

東寺
【拝観時間】境内5:00~17:00、金堂・講堂8:00~17:00(受付終了16:30)
【拝観料】境内無料、金堂・講堂500円
【電話】075-691-3325
【アクセス】JR「京都駅」から徒歩約15分 Google map
【公式ホームページ】http://www.toji.or.jp
★「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード特典協力先です。特典内容はこちら。



【護王神社】イノシシのように“足腰”強く!


表門には、大きな足腰御守。


“足腰の神様”で有名な護王神社。御祭神・和気清麻呂(わけのきよまろ)が、旅の道中、突如現れた猪の大群によって難を救われたという逸話から、足腰の健康やケガの回復にご利益があるといわれています。“イノシシ神社”ともいわれ、境内では、狛猪や手水舎などたくさんのイノシシモチーフがお出迎え。感染症予防のため、現在、手水舎の柄杓(ひしゃく)は撤去されていますが、カラフルなイノシシが並んでいます。




護王神社
【参拝時間】6:00~21:00、授与所9:00~17:00
【参拝料】境内無料
【電話】075-441-5458
【アクセス】地下鉄烏丸線「丸太町駅」から徒歩約7分 Google map
【公式ホームページ】http://www.gooujinja.or.jp
【公式Facebook】https://www.facebook.com/gooujinja
【公式Twitter】https://twitter.com/kyoto_gooujinja



【御髪神社】ユニークな“髪”の神社。日本にあるのはココだけ!



嵐山・小倉池のほとりに位置する御髪(みかみ)神社は、日本唯一の“髪”の神社です。御祭神は“日本最初の髪結師”と伝わる藤原采女亮政之(ふじわらうねめのすけまさゆき)。髪にお悩みの方はもちろん、理・美容関係者も多く参拝に訪れています。


御櫛守 700円


お守りも髪にまつわるものばかりで、なかには小さなハサミ入りのお守りも! 遠方にお住まいの方に向け、郵送対応もしていただけます。詳しくは公式ホームページにて。

■御髪神社
【参拝時間】境内自由、授与所10:00~15:00
【参拝料】境内無料
【電話】075-882-9771
【アクセス】JR山陰本線(嵯峨野線)「嵯峨嵐山駅」から徒歩約15分 Google map
【公式ホームページ】http://mikami-jinja.sakura.ne.jp



【釘抜き地蔵(石像寺)】あらゆる“苦”を抜いてくれるお地蔵さま


釘抜きのモニュメント”は、日本画家・堂本印象により奉納されたもの。


創建は弘仁10年(819)。西陣に位置する石像寺(しゃくぞうじ)には、開基である弘法大師・空海自らが彫ったと伝わる石造地蔵菩薩像が安置されています。心身のあらゆる苦しみを抜き去ってくれるというお地蔵さまで、“苦抜”が転じて“釘抜”となり、「釘抜き地蔵」と呼ばれています。



地蔵堂周りには、釘抜きと2本の五寸釘が付いた絵馬がびっしり! 苦しみが癒えたお礼に奉納される絵馬で、その数、約1,000枚にもなるそうです。

釘抜き地蔵(石像寺)
【拝観時間】8:00~16:30
【拝観料】境内無料
【電話】075-414-2233
【アクセス】市バス「千本上立売」バス停から徒歩すぐ Google map



【市比賣神社】全国的にも珍しい、女神様だけをお祀りする神社



河原町五条の閑静な住宅街にたたずむ市比賣(いちひめ)神社は、五柱の女神様を祀る女性守護の神社です。特に女人厄除けで有名ですが、子授けや安産、婦人病などのご利益もあるとされ、女性をしっかりサポート。だるまの形をした「姫みくじ」が人気で、背中に願いごとを書き、天之真名井(あめのまない)の井戸の上に置いて祈願すると、願いごとが叶うそうです。


姫みくじ 900円


市比賣神社
【参拝時間】9:00~16:30
【参拝料】境内無料
【電話】075-361-2775
【アクセス】市バス「河原町正面」バス停から徒歩約3分 Google map

Written by. かりー

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