知られざる桜名所へ♪ 「西陣」の桜さんぽ

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本法寺

本法寺

東山に嵯峨野・嵐山、岡崎など、数多くのお花見エリアがある京都。今回ご紹介するのは、京都の桜名所のなかでもゆっくり過ごせる「西陣」です。地下鉄烏丸線「鞍馬口駅」から西へ徒歩15分ほど、住宅街に溶け込むように知られざる桜名所が集まります。期間限定の「特別公開」や「桜ライトアップ」とともに、おみやげ探しに立ち寄りたい和菓子屋さんもご紹介。この春は、西陣さんぽを楽しんでみませんか。

※写真はイメージです。見頃は年によって異なります

【妙顕寺】豊臣秀吉ゆかりの寺に咲き誇る桜たち

  • 四海唱導の庭

    四海唱導の庭

  • 山門

    山門

京都初の日蓮宗道場として創建され、豊臣秀吉の宿所にもなった歴史をもつ妙顕寺。寺之内通に面した山門の紅しだれ桜をはじめ、境内随所でソメイヨシノやしだれ桜に出会えます。大客殿前の「四海唱導の庭」も見どころで、しだれ桜と枯山水、勅使門との調和が美しい。「春の特別公開」では寺宝が楽しめるほか、夜には桜ライトアップも行われます。

⇒桜開花情報はこちら
【例年の見頃】3月下旬~4月上旬

■妙顕寺
【拝観時間】境内自由、庭園10:00~16:00
【拝観料】境内無料、庭園500円(春の特別公開800円)
【アクセス】市バス「堀川寺ノ内」バス停から徒歩約5分、地下鉄烏丸線「鞍馬口駅」から徒歩約10分 Google map
【公式ホームページ】https://www.shikaishodo-myokenji.org/
【公式Facebook】https://www.facebook.com/kyoto.myokenji/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/kyoto_myokenji/

<春の特別公開・ライトアップ>
【日程】2026年3月28日(土)~4月12日(日) ※桜の開花状況により変更の場合あり
    10:00~16:00、18:00~20:00
【料金】800円

【本法寺】貴重な寺宝展とお花見を満喫

  • 多宝塔

    多宝塔

  • 本堂前の長谷川等伯像

    本堂前の長谷川等伯像

江戸時代初期の芸術家・本阿弥光悦の菩提寺 本法寺では、桜の開花にあわせて恒例の「春季特別寺宝展」が行われます。注目は、長谷川等伯が描いた縦約10メートル、幅約6メートルにおよぶ大作『佛涅槃図』(重文)! 通常の展示は複製ですが、期間中に限り“実物”が特別公開されます。桜だけでなく、秘蔵の文化財を鑑賞できる貴重な機会をお見逃しなく。

『佛涅槃図』(部分)

『佛涅槃図』(部分)

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【例年の見頃】3月下旬~4月上旬

■本法寺
【拝観時間】境内自由、宝物館・庭園10:00~16:00
【拝観料】境内無料、宝物館・庭園500円(春季特別寺宝展1,000円)
【アクセス】市バス「堀川寺ノ内」バス停から徒歩約3分、地下鉄烏丸線「鞍馬口駅」から徒歩約15分 Google map
【公式ホームページ】https://eishouzan.honpouji.nichiren-shu.jp/
【公式X】https://x.com/honpouji

<春季特別寺宝展 大涅槃図開帳>

【日程】2026年3月14日(土)~4月15日(水)
    10:00~16:00
【料金】1,000円

【水火天満宮】存在感たっぷり! 紅しだれ桜

  • 紅しだれ桜

    紅しだれ桜

  • 満開間近の様子

    満開間近の様子

堀川通沿いに位置し、隣接する公園とともに地域の憩いの場となっている水火天満宮。こぢんまりとした境内を、紅しだれ桜がシャワーのように包み込みます。わずか1本ながら、その存在感は圧巻! 花びらは開花から満開、散り始めまで日を追う毎に、紅色から薄ピンクへ。色の移り変わりも美しく、おすすめは満開間近の艶やかな紅色です。雨風に強く、例年見頃が長く続きます。

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【例年の見頃】3月下旬~4月上旬

■水火天満宮
【参拝時間】境内自由
【参拝料】境内無料
【アクセス】市バス「天神公園前」バス停から徒歩約1分、地下鉄烏丸線「鞍馬口駅」から徒歩約15分 Google map
【公式Instagram】https://www.instagram.com/suikatenmanguu/

妙顕寺・本法寺・水火天満宮の3ヵ所はそれぞれが徒歩3分圏内に位置するため、めぐりやすいのが嬉しいポイント。堀川寺之内の交差点を渡り、さらに西へ歩くと、妙蓮寺や雨宝院が待ち受けています。

【妙蓮寺】秋から咲き始める珍種「御会式桜」

  • 御会式桜

    御会式桜

  • “桜の窓”

    “桜の窓”

妙蓮寺は、四季折々の花が咲く「花の寺」として有名です。春の主役はもちろん桜! 秋頃から咲き始め、お釈迦様の誕生日である4月8日頃に満開を迎えるという「御会式(おえしき)桜」のほか、ソメイヨシノやしだれ桜、八重桜が楽しめます。近年、本堂へ続く渡り廊下に、すてきな“桜の窓”を設置されました。窓越しに春景色を撮影してみてはいかがでしょう。

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【例年の見頃】3月下旬~4月上旬

■妙蓮寺
【拝観時間】境内自由、方丈・庭園10:00~16:00 ※水曜日は拝観休止
【拝観料】境内無料、方丈・庭園500円
【アクセス】市バス「堀川寺ノ内」バス停から徒歩約3分 Google map
【公式ホームページ】https://myorenji.or.jp/
【公式X】https://x.com/myorenji_temple

【雨宝院】境内を埋め尽くす桜の園

  • 観音桜

    観音桜

妙蓮寺から徒歩約10分の場所に位置するのは、雨宝院(うほういん)。本尊に大聖歓喜天尊を祀ることから「西陣の聖天さん」と親しまれています。春ともなれば、頭上を埋め尽くすように咲き誇る桜たち。例年4月上旬から咲き始め、八重の観音桜や歓喜桜、紅しだれ桜が爛漫の春景色を作り上げます。可憐な椿も見どころです。

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【例年の見頃】4月中旬

■雨宝院
【拝観時間】9:00~16:30
【拝観料】境内無料
【アクセス】市バス「今出川浄福寺」バス停から徒歩約5分 Google map
【公式ホームページ】https://www.uhoin.com/
※お寺への問合せはご遠慮ください

桜シーズンならではの“京菓子”をおみやげに♪

知る人ぞ知る桜を愛でたら、京都ならではの和菓子屋さんで“春のおみやげ”をみつけませんか。ひとやすみができる喫茶併設のお店をピックアップしましたので、ぜひ、お立ち寄りください♪

【鶴屋吉信 本店】

花のつばらつばら 1個281円 ※4月上旬まで

花のつばらつばら 1個281円 ※4月上旬まで

享和3年(1803)創業「鶴屋吉信」の代表銘菓のひとつ「つばらつばら」は、もっちり感がポイントの焼き菓子。通常は十勝産小豆の小倉あんですが、春限定「花のつばらつばら」は希少な備中白小豆の粒あんを桜色に仕上げられています。個包装なので、桜旅のおすそ分けにもぴったり♪
  • 生菓子の実演 お抹茶セット 1,760円 (お煎茶セットは1,650円)<br/>
※写真はイメージです。生菓子は季節によってことなります

    生菓子の実演 お抹茶セット 1,760円 (お煎茶セットは1,650円)
    ※写真はイメージです。生菓子は季節によってことなります

  • 菓遊茶屋

    菓遊茶屋

  • 本店 外観

    本店 外観

堀川今出川交差点の北西角に位置する本店2階には、京菓子職人さんに生菓子を作っていただける実演カウンター「菓遊茶屋(かゆうぢゃや)」があります。熟練の技を目の前で楽しみ、できたての生菓子を味わってみませんか。

菓遊茶屋は予約優先制。予約されていない場合でも、当日、お席に空きがあればご案内いただけます

\体験レポートはこちら/
⇒春のひとやすみは、老舗和菓子屋さんの喫茶へ

■鶴屋吉信本店
【営業時間】9:00~18:00、菓遊茶屋10:00~11:20・12:30~17:30(ラストオーダー17:00)、お休み処10:00~17:30(ラストオーダー17:00)
【定休日】水曜日(臨時営業あり)
【アクセス】市バス「堀川今出川」バス停からすぐ Google map
【公式ホームページ】https://www.tsuruyayoshinobu.jp/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/tsuruya.yoshinobu_honten/

生つばら2個とお飲み物 1,485円~

生つばら2個とお飲み物 1,485円~

気軽なカフェがお好みの方は、本店隣の「tubara cafe(つばらカフェ)」へ。2019年に鶴屋吉信がオープンしたお店で、名物は「つばらつばら」をアレンジした、ふわもちの焼皮に特製マスカルポーネあんを包んだ新感覚の「生つばら」。定番3種(抹茶・ラムレーズン・プレーンバニラ)のほか、春限定の「さくら」「白味噌」からお好みをどうぞ。お持ち帰りも可能です。

※「さくら」「白味噌」は4月9日まで。4月10日からは「いちご」「ゆず」となります。

■tubara cafe
【営業時間】11:00~17:30(ラストオーダー17:00)
【定休日】火曜日・水曜日(祝日の場合は営業)
【アクセス】市バス「堀川今出川」バス停からすぐ Google map
【公式Instagram】https://www.instagram.com/tubaracafe/

【俵屋吉富 小川店】

  • 糖蜜ボンボン「桜ひらり」 1箱1,296円 ※4月7日頃まで

    糖蜜ボンボン「桜ひらり」 1箱1,296円 ※4月7日頃まで

  • 春を感じる干菓子もかわいい♪<br/>
5個入702円~、10個入1,296円~

    春を感じる干菓子もかわいい♪
    5個入702円~、10個入1,296円~

宝暦5年(1755)創業、代表銘菓「雲龍」で知られる俵屋吉富。四季折々のモチーフを表現した糖蜜ボンボンシリーズから、春限定の「桜ひらり」が登場しています。川の流れにそよぐ桜花や柳の風景をイメージし、くちにすると糖蜜がとろりとあふれ“口福”を感じる一粒です。
  • クリームあんみつ 990円

    クリームあんみつ 990円

  • 小川店 外観

    小川店 外観

妙顕寺と本法寺のすぐそばに位置する小川店は「茶ろん たわらや」を併設。季節の生菓子や干菓子と抹茶(または煎茶)のセットほか、クリームあんみつなどがいただけます。通りから奥まった隠れ家のような店内で、ほっとひとやすみをしましょう。

■俵屋吉富 小川店
【営業時間】10:00~18:00、茶ろん たわらや10:00~16:00
【定休日】火曜日
【アクセス】市バス「堀川寺ノ内」バス停から徒歩約5分、地下鉄烏丸線「鞍馬口駅」から徒歩約15分 Google map
【公式ホームページ】https://kyogashi.co.jp/
【公式X】https://x.com/tawaraya_unryu
【公式Instagram】https://www.instagram.com/tawaraya_unryu/

【千本玉壽軒】

  • 花の袖 6個入 972円

    花の袖 6個入 972円

  • 外観

    外観

雨宝院から徒歩約10分、千本通を歩いていると風格あるたたずまいの和菓子屋さんが見えてきます。こちらは、昭和13年(1938)創業の千本玉壽軒(せんぼんたまじゅけん)。お花見のおみやげに「花の袖」はいかがでしょう。3~4月限定で販売される“ひとくちサイズ”の落雁で、なかには桜餡が入っています。
  • お花見セット 1,210円

    お花見セット 1,210円

  • 内観

    内観

2020年にはお店の北側に、和菓子をゆっくり楽しめる茶寮SENTAMA(せんたま)がオープン。季節の生菓子や“かける”わらび餅のほか、4月上旬までは三色団子と桜の干菓子が味わえる「お花見セット」が登場しています。プレートから春を感じてみませんか。

■千本玉壽軒
【営業時間】8:30~17:00
【定休日】水曜日
【アクセス】市バス「千本今出川」バス停から徒歩約1分 Google map
【公式ホームページ】https://sentama.co.jp/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/kyoto.sentama/

■茶寮SENTAMA
【営業時間】10:00~16:00 ※2026年4月2日から12:00~16:00
【定休日】水曜日
【アクセス】市バス「千本今出川」バス停から徒歩約1分 Google map
【公式Instagram】https://www.instagram.com/saryo.sentama/
※掲載内容は2026年3月25日時点の情報です。最新情報は各掲載先へご確認ください。

Written by. 「そう京」編集部

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