桜の後は、潤いに満ちた青もみじのシーズン。数あるスポットのなかから、今回は、京都の洛北エリアを走る叡山電車(叡電)の叡山本線(出町柳駅~八瀬比叡山口駅間)に乗ってめぐることができる新緑スポットをご紹介します。
★「出町柳駅」から徒歩約5分
【下鴨神社・糺の森】神秘的な緑に包まれ、パワーチャージ!
下鴨神社の境内に広がる糺(ただす)の森。ケヤキやエノキ、ムクなど約40種、樹齢200~600年の木々が、参道を包み込むように生い茂ります。芽吹いたばかりの葉に光が差し込み、あたり一面は神秘的な美しさに。森の中には、「瀬見の小川」や「奈良の小川」など4つの小川が流れ、清らかな川のせせらぎに耳を傾けながら歩いてみて。初夏には朱色の鳥居と新緑のコントラストが一際鮮やかです。
⇒糺の森のスポット情報はこちら
⇒糺の森のスポット情報はこちら
★「一乗寺駅」から徒歩約12分
【詩仙堂】書院に座り、青葉と皐月を愛でる
江戸初期の文人・石川丈山が隠棲のために建立した山荘を始まりとする、詩仙堂。書院前の庭園には約100種の草花が植えられ、例年5月下旬には皐月(さつき)が見頃に。青葉に映えるピンクの花色がかわいらしく、書院に座って延々と眺めていたくなります。時おり「カコーン」と響く鹿威し(ししおどし)の音も趣があり、味わい深い時間が過ごせそう。
⇒詩仙堂のスポット情報はこちら
⇒詩仙堂のスポット情報はこちら
<詩仙堂から徒歩約4分>
【圓光寺】様々な場所から眺めたい、青もみじに包まれた庭園
詩仙堂とあわせて訪れたい新緑スポット、圓光寺。方丈前に広がる青もみじと杉苔に包まれた「十牛之庭」は、柱や鴨居を額縁に見立てて眺める“額縁庭園”がお見事です。緑たっぷりの庭園は散策することもでき、ふかふかの苔の上でにっこり微笑む小さなお地蔵様が被写体として大人気。「十牛之庭」の入り口近くにある水琴窟の優しい音色にも耳を傾ければ、いっそう癒しのひとときが過ごせることでしょう。
⇒圓光寺のスポット情報はこちら
⇒圓光寺のスポット情報はこちら
<詩仙堂から徒歩約5分>
【金福寺】芭蕉庵から多彩な緑を満喫♪
金福寺も詩仙堂とあわせて訪れたい新緑スポット。松尾芭蕉や与謝蕪村ゆかりのお寺で、風情ある茅葺き屋根の芭蕉庵ともみじの風景が楽しめます。芭蕉庵からは緑に包まれる本堂が眺められ、清々しい気持ちに。例年5月下旬からは、枯山水庭園の白砂と新緑に、パッと華やかな皐月の花が色を添えます。堂内からもじっくり鑑賞してみて。
⇒金福寺のスポット情報はこちら
⇒金福寺のスポット情報はこちら
★「修学院駅」から徒歩約20分(圓光寺から徒歩約12分)
【曼殊院】新緑とキリシマツツジが織り成す風景
洛北屈指の紅葉名所、曼殊院。初夏の参道は、勅使門から続く白壁と石垣に沿って植わる爽やかな青もみじがお出迎え。小堀遠州好みと伝わる枯山水庭園では、白砂と新緑のコントラストが楽しめます。例年5月初旬には大書院前のキリシマツツジが見頃となり、鮮やかな赤が印象的なお庭に♪
⇒曼殊院のスポット情報はこちら
⇒曼殊院のスポット情報はこちら
★「三宅八幡駅」から徒歩約6分
【蓮華寺】しっとりと美しい庭園で、心洗われるひととき
蓮華寺は、ひっそりとした佇まいのお寺。小さな山門から書院へ続く参道は新緑に包まれ、清々しい気配です。書院前には、石川丈山作と伝わる見事な池泉回遊式庭園が広がり、潤いに満ちた青もみじと苔がしっとり美しい風景を楽しめます。お堂の柱を額縁に見立てて眺めれば、まるで名画のよう。さわさわとモミジが揺れる音や清流のせせらぎに耳を澄まし、心洗われるひとときを。
⇒蓮華寺のスポット情報はこちら
⇒蓮華寺のスポット情報はこちら
★「八瀬比叡山口駅」から徒歩約5分(蓮華寺から徒歩約15分)
【瑠璃光院】新緑のリフレクションは圧巻の美しさ
毎年春秋に特別公開が行われる瑠璃光院。“机にリフレクションするモミジ”は訪れる人を魅了して止みません。初夏、芽吹いたばかりの青葉が映り込む様子は、神秘的なまでの美しさ。“瑠璃色に輝く浄土”をイメージして作庭された「瑠璃の庭」では、美しい苔の絨毯と新緑の風景が目を惹きます。
■瑠璃光院 春の特別拝観
【日程】2024年4月13日(土)~6月16日(日)予定
10:00~17:00(受付終了16:30)
【拝観料】2,000円
【場所】瑠璃光院 詳細情報はこちら
【公式ホームページ】https://rurikoin.komyoji.com/
■瑠璃光院 春の特別拝観
【日程】2024年4月13日(土)~6月16日(日)予定
10:00~17:00(受付終了16:30)
【拝観料】2,000円
【場所】瑠璃光院 詳細情報はこちら
【公式ホームページ】https://rurikoin.komyoji.com/
※掲載内容は2021年4月12日時点の情報です。最新情報は各掲載先へご確認ください。