おうちで楽しむ京都時間
外出自粛期間中、少しでも京都を感じていただけるよう、お寺の様々な取り組みをピックアップしてみました。ぬりえや動画、VR拝観で、ぜひ“おうちで京都旅”をお楽しみください。
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、京都旅行の際は、政府およびお住まいの都道府県と京都府の要請をご確認ください。京都にお越しの際は、マスクの着用・手指のアルコール消毒など、感染拡大防止の徹底にご協力をお願いいたします。日々、状況は変化しておりますので、事前に最新情報をご確認ください。
【知恩院】公式YouTubeで“お寺の音”に耳を傾ける。
浄土宗総本山・知恩院の公式YouTubeでは、過去に行われた「御忌大会(ぎょきだいえ)」や「ミッドナイト念仏 in 御忌」、「除夜の鐘」といった行事の様子などを公開されています。なかでもおすすめしたいのが“お寺の音”に注目した「知恩院サウンドセラピー」。
「念仏と木魚」をはじめ、「手水鉢の音」、知恩院の七不思議のひとつ「鶯張りの廊下を歩く音」、「御影堂の扉を開ける音」など、普段のお寺で聞こえてくる様々な音を、風景と一緒に楽しむことができます。慌ただしい日常からひと息ついて、癒しの音に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
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【妙心寺】難易度は5段階。おうちで“妙心寺ぬりえ”をやってみよう!
日本最大級の禅寺・妙心寺。この春から「おうちでのリフレッシュに・・・」と、お寺の建物や仏像をモチーフにした“妙心寺ぬりえ”を公開されており、どなたでもダウンロードして楽しむことができます。
難易度1から5まで6種類の絵を用意されていて、私も早速チャレンジ! 比較的簡単そうな難易度2の「六地蔵」を選んでみました。久々のぬりえに夢中になること約90分で完成です。最高難易度となるのは、「山門の楼上内部」。特別公開時のみ拝観できる圧巻の空間は、細やかな線が多くかなり難しそう・・・ ですが、夢中になって集中力も高まるかも。完成したぬりえは、「#妙心寺ぬりえ」でSNSに投稿してみましょう。
⇒「妙心寺ぬりえ」はこちら
⇒「コロナに負けない!」特設ページはこちら
公式ホームページでは、昨年(2020年)より「コロナに負けない!」特設ページを開設し、全国の妙心寺派のお寺の取組(Web坐禅会)や人権メッセージなどを掲載中。毎月、15分程の「Web法話」も公開されています。あわせてチェックしてみてくださいね。
⇒「妙心寺ぬりえ」はこちら
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【高台寺】“写経”で集中力を高めませんか?
豊臣秀吉の正室・ねねゆかりの高台寺。「おうちでもお寺の参拝や体験をしていただきたい」との思いから、彩仏や写経などおうちで楽しめるコンテンツを、昨年(2020年)に続き期間限定で公開されています。
昨年、彩仏にチャレンジしたので、今回は写経をやってみることに。写経とは、仏様の教えであるお経を書き写すこと。早速「般若心経」の写経用紙を印刷し、心を落ち着かせ、文字をなぞっていきます。写経は筆が基本ですが、身近な鉛筆でもOKとのこと。文字を書くことが少なくなった現代、じっくり向き合うことで集中力も高まりそうです。書き終えたら、同コンテンツに公開中の「十六善神御軸のご開帳」動画を眺めながら「般若心経」を読み上げましょう。
【比叡山 延暦寺】臨場感たっぷり! 国宝・根本中堂VRウォークスルー
延暦7年(788)伝教大師最澄によって開かれた、京都と滋賀の境に位置する世界遺産・比叡山 延暦寺。2021年6月4日(金)に「伝教大師1200年大遠忌」を迎えることから、4月29日(木・祝)より「比叡山延暦寺VRウォークスルー」を公開されています。
VRの舞台となるのは、2016年から約10年にわたり大改修が行われている根本中堂の内部。一般公開されていない文化財修復現場や「不滅の法灯」が安置されている内陣など、実際に堂内を歩いているような気分で見ることができます♪ 特に内陣は、通常拝観でも立ち入ることができない貴重な空間。臨場感たっぷりの「比叡山延暦寺VRウォークスルー」を、ぜひおうちで楽しんでみてくださいね。
※掲載内容は2021年5月24日時点の情報です。最新情報は各掲載先へご確認ください。