比叡山 延暦寺 ~1200年遠忌を迎えた伝教大師・最澄の足跡を辿る~

  • 散策
  • 知る・学ぶ

2021年秋、堂内初公開となる戒壇院

2021年秋、堂内初公開となる戒壇院

京都のお寺探訪 19 

令和3年(2021)6月4日(金)、天台宗の開祖である伝教大師・最澄(以下、最澄)が入滅され、1200年を迎えました。

最澄が開いたのが、京都府と滋賀県にまたがる比叡山を境内とする、天台宗の総本山「比叡山 延暦寺」(以下、延暦寺)。数々の名僧を輩出した“日本仏教の母山”であり、世界文化遺産にも登録される、日本を代表する大寺院です。 この秋には延暦寺にて最澄ゆかりの場所が特別公開され、東京をはじめとした博物館で特別展覧会も予定されています。

今注目したい、「最澄」。でも、いったい、どんなお方なのでしょうか。知られざるその足跡を辿りながら、最澄の志を伝える延暦寺を訪ねてみましょう。

⇒「最澄と比叡山 ~最澄の志を継ぐ堂塔~ 特別拝観」特設サイトはこちら。
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、京都旅行の際は、政府およびお住まいの都道府県と京都府の要請をご確認ください。京都にお越しの際は、マスクの着用・手指のアルコール消毒など、感染拡大防止の徹底にご協力をお願いいたします。日々、状況は変化しておりますので、事前に最新情報をご確認ください。

また、新型コロナウイルス感染拡大により、記載のイベント等は変更となる場合があります。ご注意ください。

★はじめに

延暦寺公式ホームページより(滋賀県・坂本側から見た鳥瞰図)

延暦寺公式ホームページより(滋賀県・坂本側から見た鳥瞰図)

延暦寺は比叡山全体を境内としていて、その広さ約1700ヘクタール。「三塔十六谷」と呼ばれる広大なエリアに、約100もの堂宇が点在しています。「延暦寺」は、この堂宇の総称。「延暦寺」という建物はないのでご注意を。

三塔とは、延暦寺のメインとなる3つのエリアのこと。延暦寺発祥の地にして本堂にあたる根本中堂のある「東塔(とうどう)」、東塔エリアに次いで開かれた「西塔(さいとう)」、延暦寺最奥の「横川(よかわ)」。それぞれを東海自然歩道が結び、歩いて往来することもできますが、山内を走るシャトルバスの利用が便利です♪

⇒アクセスの詳細はこちらをご覧ください。

\西塔・無動寺谷エリアについてはこちらをご覧ください/
⇒紅葉シーズン到来! 比叡山延暦寺 回峰行の聖地へ(2017年11月公開)
\おみくじ発祥の地・横川エリアをご紹介しています/
⇒鬼の姿で疫病を滅する! “最強”の「角大師護符」とは?(2020年12月公開)

最澄、比叡山麓の町・坂本に生まれる。

最澄の足跡を訪ねる旅。延暦寺に向かうにあたり、まずは「比叡山の表玄関」、滋賀県大津市・坂本を訪ねてみましょう。
  • 律院周辺

    律院周辺

  • 滋賀院門跡

    滋賀院門跡

  • 町のあちこちで美しい石積みが見られます。

    町のあちこちで美しい石積みが見られます。

昨年(2020年)、明智光秀ゆかりの町として脚光を浴びた坂本は、延暦寺の門前町。あちこちに延暦寺の「里坊」(里の坊、老僧や病の僧が隠居保養するための坊)があり、穴太(あのお)衆積みの石垣が美しく、「国の重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。

最澄が生まれたのが、この坂本です。まだ奈良・平城京に都のあった神護景雲元年(767、諸説あり)、この地域をおさめる三津首(みつのおびと)一族に生まれ、生源寺が誕生の地とされています。
  • 山門

    山門

  • 伝教大師御産湯井

    伝教大師御産湯井

生源寺があるのは、京阪石山坂本線「坂本比叡山口駅」のすぐ北側。山門横には「開山伝教大師御生誕地」の碑があり、最澄の産湯と言われる古井戸も。境内北側には最澄の父母を祀る神社もあります。
■生源寺
【拝観時間】9:00~16:30
【電話】077-578-0205
【アクセス】京阪石山坂本線「坂本比叡山口駅」から徒歩約1分、JR湖西線「比叡山坂本駅」から徒歩約20分 Google map
  • 日吉大社の山王鳥居。鳥居上の三角は、比叡山を表すとか。

    日吉大社の山王鳥居。鳥居上の三角は、比叡山を表すとか。

  • 西本宮

    西本宮

延暦寺創建以前から比叡山は霊山としてあがめられ、山麓の日吉大社は比叡山の地主神を祀り、かつては「日吉社(ひえしゃ)」と呼ばれていました。最澄の両親も男児の誕生を比叡山で祈ったのだとか。
■日吉大社
【参拝時間】9:00~16:30
【参拝料】300円
【電話】077-578-0009
【アクセス】京阪石山坂本線「坂本比叡山口駅」から徒歩約10分、JR湖西線「比叡山坂本駅」から徒歩約20分 Google map
【公式ホームページ】http://hiyoshitaisha.jp/
比叡の神に祈り生まれた最澄は、霊山を仰ぎ見ながら育ちます。幼い時から聡明であったため、13歳で出家。近江国の国分寺に入り、「最澄」の名を得ます。そして延暦4年(785)、奈良・東大寺の戒壇院で具足戒(ぐそくかい、僧が守らなければいけない戒律)を授けられ、国が認めた正式な僧侶となりました。

最澄、比叡山に籠り、草庵を結ぶ。
現在は、日本最長の坂本ケーブルが山上と麓を結びます。

日吉大社横、本坂の登山口。比叡山の登山ルートは、京都側・滋賀側にいくつもあります。

日吉大社横、本坂の登山口。比叡山の登山ルートは、京都側・滋賀側にいくつもあります。

僧侶となったわずか3ヵ月後。本来であれば東大寺で修学し栄達の道が待っていたのですが、最澄は東大寺を離れ、比叡山に入山します。まだ20歳ほどの若き最澄。世に対する無常を感じ、南都六宗の仏教の腐敗を嘆き、仏の悟りを得るまで仏道の実践をすべく、厳しい決意のもと山林修行に入られたのでした。

「ケーブル坂本駅」。駅舎は開業した昭和2年(1927)築。国の登録有形文化財に指定されます。

「ケーブル坂本駅」。駅舎は開業した昭和2年(1927)築。国の登録有形文化財に指定されます。

最澄は自らの足で山に入られましたが、今では山上までラクラク到達できる「坂本ケーブル」があります。昭和2年(1927)に敷設された、日本最長・長さ2,025メートルを誇るケーブルカーに乗って、いざ山上へ!

現在、坂本ケーブルは「戦国BASARA」とコラボ中。©CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

現在、坂本ケーブルは「戦国BASARA」とコラボ中。©CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

オリジナルケーブルカー「伊達号(青)」と「真田号(赤)」が交互運行中です。©CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

オリジナルケーブルカー「伊達号(青)」と「真田号(赤)」が交互運行中です。©CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

■坂本ケーブル「戦国BASARA」ラッピング電車
【期間】2021年4月3日(土)~12月26日(日)予定
【運行区間】坂本ケーブル(ケーブル坂本駅~ケーブル延暦寺駅)
【公式ホームページ】https://www.sakamoto-cable.jp/
★「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード特典協力先です。特典内容はこちら。
  • 「ケーブル延暦寺駅」からの眺望。

    「ケーブル延暦寺駅」からの眺望。

  • 「ケーブル延暦寺駅」の駅舎も開業当時のまま。こちらも国の登録有形文化財に指定されます。

    「ケーブル延暦寺駅」の駅舎も開業当時のまま。こちらも国の登録有形文化財に指定されます。

「ケーブル延暦寺駅」に到着したら、まずは“マザーレイク”琵琶湖の眺望を楽しんで。晴れた日には青々と瑠璃色に輝く琵琶湖は、「水の浄土」(東方浄土)とも呼ばれ、多くの恵みを育んできました。

そこから徒歩約7分。延暦寺の中心「根本中堂」のある「東塔」エリアに到着です。

天台宗はじまりの地「根本中堂」と、最澄が灯した「不滅の法灯」。

「根本中堂」は、延暦寺はじまりの場所。比叡山に入山した最澄が、はじめに小さな草庵を構えた場所です。

修行に明け暮れるなか、最澄は天台教学の教えに惹かれ、“すべての人は仏になれる”とする『法華経』に出会います。
そして入山から3年後の延暦7年(788)。最澄は天台宗を実践する道場として「一乗止観院(いちじょうしかんいん)」を建て、自ら刻んだ薬師如来像を安置。その前に灯明を点じます。これが、日本天台宗はじまりの時。

桓武天皇による平安遷都は延暦13年(794)。遷都以後、最澄は桓武天皇に重用され、天台宗が興隆していくことになります。

【根本中堂(国宝)】約10年に及ぶ大改修中。
その堂内には今も、最澄自作のご本尊と法灯が。

  • 根本中堂を覆う工事の建屋。大きさにも驚きます。

    根本中堂を覆う工事の建屋。大きさにも驚きます。

  • 大改修前の根本中堂。2014年の冬景色。

    大改修前の根本中堂。2014年の冬景色。

一乗止観院は最澄入滅後、弘仁14年(823)に、「根本中堂」と改称(この時、嵯峨天皇により「延暦寺」の寺号も授けられました)。

最澄創建時は、薬師堂・文殊堂・経堂の小さなお堂が3つ並んでいただけの簡素なものだったそうですが、その後、3堂がひとつの建物に収められます。長い歴史の中で被災や再興を繰り返し、そのたびに規模も拡大。現在のお堂は、江戸時代・寛永19年(1642)、3代将軍家光の時に竣工されました。

VR映像で見る内陣の様子

VR映像で見る内陣の様子

お堂の姿は変われど、そのなかには最澄が刻んだ薬師如来像が秘仏本尊として祀られ、そして、その前に掛かる吊灯籠の中には、最澄の灯した明かりが1200年間絶えることなく灯され続け、「不滅の法灯」と呼ばれています。
根本中堂は現在、平成28年(2016)にはじまった「平成の大改修」のため、全体が建屋に覆われています。工事完了は2026年を予定されていますが、工事期間中も参拝可能。屋根の高さまで設けられた「修学ステージ」から間近で改修現場を見学することができる、貴重な機会となっています。

PC等でのモニター画面

PC等でのモニター画面

また、公式ホームページでは、バーチャル上で非公開の堂内を体感できる「VRウォークスルー」が登場。現地では、スマートフォンのアプリで完成後の姿を見ることのできるAR体験アプリもご用意されています。改修工事中の今だけ楽しめるコンテンツも、ぜひお楽しみに。
■比叡山延暦寺 VRウォークスルー/比叡山延暦寺 AR体験(アプリ)
【実施期間】2021年4月29日(木・祝)〜2026年3月末(予定)
⇒詳細はこちら

【浄土院】最澄が眠る、山内一の聖域。

現在のお堂は寛文元年(1661)の再建。写真は冬景色。

現在のお堂は寛文元年(1661)の再建。写真は冬景色。

最澄が亡くなったのは、弘仁13年(822)6月4日。56歳のことでした。仁寿4年(854)、第3世天台座主・慈覚大師円仁により浄土院が御廟として創建され、遺骸が安置されました。

浄土院では「侍真(じしん)」という僧侶が最澄の真影にお仕えされていて、その修業期間は、実に12年。その間一日も休まず、最澄が生きているときのごとく、食事の給仕や、堂内・境内一帯の徹底した掃除が義務付けられています。比叡山の厳粛な空気を最も感じられる場所。どうぞ静かにお参りください。
■浄土院
※堂内拝観不可
【場所】Google map

最澄の求めたもの、教えを伝える2つのお堂を特別公開!
2021年秋「最澄と比叡山~最澄の志を継ぐ堂塔~特別拝観」

長い歴史を持つ延暦寺。最澄以後に天台宗の教団として発展・拡大するも、織田信長による焼き討ちで何もかもが焼かれてしまうなど、広大な境内の中で直接最澄に結び付く場所は少ないように感じます。しかし、最澄没後1200年の今年。貴重な堂塔が、特別公開されます。

【戒壇院】最澄が一生をかけた、天台宗独自の大乗戒壇を初公開!

最澄には、「2つの大きな願い」がありました。
そのひとつが、「一乗の教えによる僧侶のための独立した受戒制度の公認」

「一乗の教え」とは、『法華経』に基づく“すべての人は仏になれる”という教え。最澄が生きていた当時は、「仏になれるもの」と「仏になれないもの」が区別されていたため、この教えは画期的なものでした(この教えがあったからこそ、後の鎌倉仏教の興隆につながっていきます)。

「独立した受戒制度の公認」は、少し難しいのですが、“延暦寺に天台宗独自の戒壇院を設け、授戒できるようにする”ということです。
どういうことかというと・・・
最澄の生きていた当時、授戒=国家が認めた僧侶になるためには、南都(奈良)東大寺、下野(栃木)薬師寺、筑紫(福岡)観世音寺の3ヵ所、いずれかの戒壇で戒律を授かる定めとなっていました。でもここでの戒律は、「仏になれるもの」と「仏になれないもの」が区別された「小乗」の教え。この戒律では国を救えず(奈良時代の仏教は国家宗教であり鎮護国家が役目とされていました)、その人材も育てられないとして、「大乗」の教えに基づく新しい「大乗戒壇」の設立を、最澄は生涯をかけて訴えたのです。
最澄の願いが実り、延暦寺に大乗戒壇の設立が認められたのは、最澄の死後1週間後のこと。最澄の想いを継いだこの戒壇から、後に、法然(浄土宗)、親鸞(浄土真宗)、栄西(臨済宗)、道元(曹洞宗)、一遍(時宗)、日蓮(日蓮宗)など、鎌倉仏教の開祖となった僧をはじめ、多くの高僧が輩出されていきます。

塗り直し前の戒壇院。

塗り直し前の戒壇院。

戒壇院は、東塔エリア、延暦寺バスセンターから南へ少し行った場所に、普段はひっそりとたたずんでいます。天台宗の僧侶でも、このお堂に入るのは生涯一度きり。開祖・最澄の志を継ぎ、仏の道へと進む「戒」を授かる場所。この秋が初公開となります。

【法華総持院東塔】天台の教えそのものを体現した宝塔内部を公開。

最澄の「2つの大きな願い」。
もうひとつは、「この国のすべての人を救う一乗の教えを確立し広めること」

最澄は、「一乗の教え」を広めるため、自らの足で九州・関東へと旅をしました。この旅は、天台宗の教えを広める拠点づくりであったとともに、国家鎮護のため全国6ヵ所に宝塔を建立する狙いがあったそう。

法華=法華経、総持=密教のこと。宝塔の中には『法華経』が収められ、建物自体が天台密教の根本道場として、天台の教えを体現することを目的としていました。

右側は阿弥陀堂

右側は阿弥陀堂

今回公開される「法華総持院東塔」は、「六所宝塔」の中心となる総塔。最澄の生きている間には心柱のみが建てられ、その遺志を受け継ぎ完成を見たのは、第3世天台座主・円仁の時。その塔は室町時代に放火により焼失。それより長らく再建されず、昭和62年(1987)に比叡山開創1200年を記念して復興されました。特別公開では、天台の教えを体現した宝塔内部を見学できます。
■2021年秋「最澄と比叡山~最澄の志を継ぐ堂塔~特別拝観」
【日程】2021年9月12日(日)~12月12日(日)
    9:00~16:00(12月は9:30~15:30)
【参拝休止日】9月25日(土)・26日(日)
【場所】比叡山 延暦寺 東塔 戒壇院 Google map/法華総持院東塔 Google map
【料金】「最澄と比叡山」特別券500円(国宝殿特別展拝観共通券、巡拝料別途)
【問合せ】077-578-0521(参拝部)
【公式ホームページ】https://1200irori.jp/saicho_hieizan/

【国宝殿】法難からの復興を辿る。
特別展「戦国と比叡展~信長の焼き討ちから比叡復興へ~」

上記特別拝観にあわせて、国宝殿では、戦国時代の文化に焦点を当てた特別展示が行われます。元亀2年(1571)9月12日、最澄以来の比叡山の堂宇が灰燼(かいじん)に帰した、織田信長による「比叡山焼き討ち事件」が起きてから、450年。延暦寺復興を、お寺ゆかりの宝物で辿ります。
■国宝殿特別展「戦国と比叡展~信長の焼き討ちから比叡復興へ~」
【日程】2021年10月1日(金)~12月5日(日)
    8:30~16:30(12月は9:00~16:00)
【休館日】期間中無休
【場所】比叡山延暦寺 国宝殿 Google map
【料金】「最澄と比叡山」特別券500円(国宝殿特別展拝観共通券、巡拝料別途)
【問合せ】077-578-0521(参拝部)
【公式ホームページ】https://www.hieizan.or.jp/archives/4919

【延暦寺会館】お寺の厄除け開運スイーツ「守り本尊梵字テラミス」がデビュー!

  • 梵字テラミス(抹茶・ココア) 各800円※土日祝限定

    梵字テラミス(抹茶・ココア) 各800円※土日祝限定

  • 梵字ラテ(カフェラテ・抹茶ラテ) 各700円

    梵字ラテ(カフェラテ・抹茶ラテ) 各700円

  • 梵字ラテセット 1,400円

    梵字ラテセット 1,400円

最澄の足跡を辿る旅。旅の最後は、仏法のお力をいただけそうな、新登場のスイーツでほっと一息つきましょう♪

山内・延暦寺会館にある喫茶「れいほう」では、この春、守り本尊の梵字を配した「梵字テラミス」が新登場! マスカルポーネチーズと生クリームに、生湯葉がマッチング。「梵字ラテ」とともに、旅の思い出にいかがでしょうか。
■比叡山延暦寺 延暦寺会館内 喫茶「れいほう」
【営業時間】10:00~16:00
【定休日】無休
【電話】077-579-4180
【アクセス】根本中堂より徒歩約5分 Google map
【公式ホームページ】http://syukubo.jp/
*****
最澄の足跡を辿りながら、延暦寺をめぐってみました。長い歴史のある延暦寺は、様々な側面からの参拝が可能。テーマを決めてめぐってみると、より深く延暦寺を楽しむことができそうです。落ち着いた旅ができる頃に、ぜひ訪ねてみてはいかがでしょうか。

ここに紹介した以外にも最澄は、法を求めて唐へ行かれたり、その活躍は多岐にわたります。この秋から始まる展覧会で、さらなる最澄の活躍をご覧ください♪

■特別展「最澄と天台宗のすべて」
【東京会場】2021年10月12日(火)~11月21日(日)@東京国立博物館
【九州会場】2022年2月8日(火)~3月21日(月・祝)@九州国立博物館
【京都会場】2022年4月12日(火)~5月22日(日)@京都国立博物館
⇒公式サイトはこちら。
■比叡山 延暦寺
【参拝時間】東塔地区8:30~16:30(12月は9:00~16:00、1・2月は9:00~16:30)
      西塔・横川地区9:00~16:00(12月は9:30~15:30、1・2月は9:30~16:00)
      ※受付は30分前まで。
【巡拝料】東塔・西塔・横川共通券(延暦寺諸堂巡拝料)1,000円、国宝殿(宝物館)500円
【電話】077-578-0001
【アクセス】京都バス・京阪バス「延暦寺バスセンター」バス停からすぐ、もしくは比叡山坂本ケーブル「ケーブル延暦寺駅」から徒歩約7分 Google map
【公式ホームページ】https://www.hieizan.or.jp/
【公式Twitter】https://twitter.com/enryakuji_hiei
★「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード特典協力先です。特典内容はこちら。
※掲載内容は2021年8月30日時点の情報です。最新情報は掲載先へご確認ください。

Written by. みさご

おすすめコンテンツ