花咲く春を感じる、キュートな京都のお菓子 5選

  • お買い物
  • グルメ・スイーツ

吉廼家

吉廼家

まもなく本格的な春到来。梅に続き、桃や桜がつぼみをつけて、色鮮やかな花が咲き継ぐ季節がやってきます。今回は、春を待つワクワクした気持ちにぴったりの、お花みたいに可愛い京都のお菓子を集めてみました。ひなまつりやホワイトデーのプレゼント、卒業・進級祝いなどにも利用してみてくださいね♪

\桜の開花状況はここをチェック!/
⇒「京都 桜の名所開花情報」はこちら

★花の都へおいでやす♪
⇒「花咲く京都キャンペーン」はこちら
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、京都旅行の際は、政府およびお住まいの都道府県と京都府の要請をご確認ください。京都にお越しの際は、マスクの着用・手指のアルコール消毒など、感染拡大防止の徹底にご協力をお願いいたします。日々、状況は変化しておりますので、事前に最新情報をご確認ください。

【御室和菓子 いと達(たつ)】
平安の色を映した華やかなお菓子「包み餅」

遅咲きの「御室(おむろ)桜」で知られる仁和寺のすぐ近く、住宅街の中にひっそりとたたずむ「御室和菓子 いと達」は、2019年10月にオープンした新進気鋭の和菓子店。将棋の竜王戦で藤井三冠(2021年10月当時)に供され話題となった「くま最中」をはじめ、愛らしく上品な和菓子が注目を集め、今や京都の人気店のひとつとなっています。
  • 包み餅 1個240円

    包み餅 1個240円

  • (左から)桜・紅葉(白味噌きな粉餡)、今様色(しゅまり小豆の粒餡)、カエデ・雪中花(小豆こし餡)

    (左から)桜・紅葉(白味噌きな粉餡)、今様色(しゅまり小豆の粒餡)、カエデ・雪中花(小豆こし餡)

お店を代表する銘菓が、「包み餅」。淡い色彩の外郎生地を重ねて餡を包んだお菓子で、見ているだけでも華やかな気持ちになってきます。桜(ピンク色)、紅葉(オレンジ色)、カエデ(緑色)、雪中花(紫色)の四季を映した4種類に、2022年から今様色(紅色)が登場。餡もそれぞれに異なり、味も色目もさらにカラフルな装いとなりました。

外郎生地には3種類のもち米粉が独自の割合で配合され、外郎ならではのもちもち感を楽しめます。2色の生地は、平安王朝時代の襲の色目をオマージュ。洗練された色彩が和菓子に気品を添えています。
  • くま最中 定番400円、チョコレート300円 ※味・デザインは季節によって変わります。

    くま最中 定番400円、チョコレート300円 ※味・デザインは季節によって変わります。

  • 浮島蒸羊羹 250円~、絹三笠220円

    浮島蒸羊羹 250円~、絹三笠220円

そのほかにも、生菓子や浮島蒸羊羹などがラインアップし、人気の「くま最中」は、一休寺納豆と黒糖を炊き合わせた餡入りの定番(竜王戦ver.)のほかに、季節によって別の味も登場(現在は、こし餡×ビターチョコレート※~3/14頃まで)。午前中で売り切れてしまうことも多いため、事前に電話予約の上、訪れるのがおすすめです。
■御室和菓子 いと達
【営業時間】10:00~17:00
【定休日】水曜日、日曜日
【電話】075-203-6243
【アクセス】京福電鉄北野線「妙心寺駅」から徒歩約4分、市バス「御室」バス停から徒歩約2分 Google map
【公式ホームページ】https://itotatsu.com/
【公式Twitter】https://twitter.com/o_itotatsu
【公式Instagram】https://www.instagram.com/omurowagashi_itotatsu/

【吉廼家(よしのや)】
きらめく和菓子の玉手箱「おとぎ草子」

地下鉄「北大路駅」から西へ数分。虫籠窓(むしこまど)に大きな古い看板を掲げた京菓子処「吉廼家」は、昭和元年(1926)の創業以来、地域で愛されてきた和菓子屋さんです。いちご大福・あんみつなどの甘味とともに、30数年前より人気商品として親しまれているのが、銘菓「おとぎ草子」。まさに“開けてびっくり玉手箱”のような和菓子の詰め合わせです。
  • おとぎ草子(9個入・紙箱) 1,188円 

    おとぎ草子(9個入・紙箱) 1,188円 

  • 春の包み紙。右はひな祭り用。

    春の包み紙。右はひな祭り用。

パカッと蓋を開くと、目に飛び込んでくるのは一口サイズの季節の和菓子。色とりどりで素材も様々。思わず「わあ!」と声が出てしまうような愛らしさです。名前の由来は、江戸時代に「御伽文庫」として出版された短編物語『お伽草子』にちなんでいるのですが、まさに、そのなかのひとつ「浦島太郎」の玉手箱のよう。あちらは煙でお爺さんになってしまいますが、こちらは和菓子で福福の笑顔になれますよ♪

重箱入りと紙箱入り、9個・15個・30個・・・ と、サイズも様々。100種以上もの和菓子から、季節や個数、贈り物の内容によって和菓子の組み合わせを変え、包装紙も季節感を大切にされています。

箱から出して並べても可愛い♪

箱から出して並べても可愛い♪

「おとぎ草子」は、全国への配送も可能。しばらくお会いしていない方への、春のご挨拶にいかがでしょうか♪
■吉廼家
【営業時間】9:00~18:00
【定休日】不定休
【電話】075-441-5561
【アクセス】地下鉄烏丸線「北大路駅」から徒歩約2分 Google map
【公式ホームページ】https://kyoto-yoshinoya.com/
【公式Facebook】https://www.facebook.com/kyoto.yoshinoya/

【長楽館ブティック(BOUTIQUE)】
老舗デザートカフェが手掛ける春スイーツ「春に色づく2種のパウンドケーキ」

“憧れの洋館”として絶大な人気を誇る「長楽館」は、明治の実業家「煙草王」村井吉兵衛が円山公園の一角に建てた迎賓館を改装した、レトロなホテル・カフェ・レストラン。「長楽館ブティック」ではオリジナルスイーツを店舗・オンラインで販売。季節ごとにオリジナルスイーツも登場し、2月26日(土)より販売スタートしたのが、新作スイーツ「パウンドケーキ 桜(Cake aux SAKURA)」「パウンドケーキ ピスタチオ(Cake aux Pistache)」です。

パウンドケーキ 桜 2,800円、パウンドケーキ ピスタチオ 3,000円 (どちらも2022年2月26日~4月上旬販売予定)

パウンドケーキ 桜 2,800円、パウンドケーキ ピスタチオ 3,000円 (どちらも2022年2月26日~4月上旬販売予定)

「桜」は、生地に桜の花びらを練りこみ、表面には桜葉の香りのキルシュ、仕上げに桜花シロップ入りの糖衣を掛けた、桜尽くしのパウンドケーキ。随所に柚子を効かせて、甘酸っぱい優しい春の味わいを感じられます。

「ピスタチオ」は、生地にフレッシュペーストと粗く刻んだピスタチオを加え、表面にはローストピスタチオを練りこんだバタークリーム、糖衣にもピスタチオをトッピング。4つのピスタチオの味わいに、いちごとフランボワーズのジャムを合わせ、香ばしさと甘酸っぱさがマッチングした、春らしいフレッシュな味わいを楽しむことができます。
  • パウンドケーキ 桜

    パウンドケーキ 桜

  • パウンドケーキ ピスタチオ

    パウンドケーキ ピスタチオ

どちらのケーキも、店舗・オンラインから購入可能。なくなり次第終了となりますのでお早めにどうぞ。
  • 長楽館 外観

    長楽館 外観

  • 長楽館ブティック

    長楽館ブティック

\オンラインショップはこちら/
https://www.chourakukan-store.com/

■長楽館ブティック
【営業時間】11:00~18:30
【定休日】不定休
【電話】075-561-0001(代表)
【アクセス】市バス「祇園」バス停から徒歩約3分、京阪本線「祇園四条駅」から徒歩約10分 Google map
【公式ホームページ】https://www.chourakukan.co.jp/topics/boutique/boutique-menu.html
【長楽館公式ホームページ】https://www.chourakukan.co.jp/
【公式Facebook】https://www.facebook.com/chourakukan/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/chourakukan/
【公式Twitter】https://twitter.com/chourakukan

【マールブランシュ 京都北山本店】
カフェタイムを華やかにするお花クッキー「手作りジャムのデザートクッキー」

京みやげの定番・お濃茶ラングドシャ「茶の菓」で知られる「京都北山マールブランシュ」は、昭和57年(1982)、北山通にオープンし、今年(2022年)で早や40年。創業の地に建つ北山本店では、本店限定のスイーツやイートインデザートなどが用意されていて、「手作りジャムのデザートクッキー」も本店限定。数量限定で発売される、レアアイテムです。

手作りジャムのデザートクッキー 1,944円 ※数量限定

手作りジャムのデザートクッキー 1,944円 ※数量限定

赤と白のシンプルなパッケージの中には、花の模様をエンボス加工した上品なデザインの缶。蓋をそっと開けるとお花型のクッキーがいっぱいに顔をのぞかせ、まるでフラワーボックスみたいな華やかさ。

クッキー生地は懐かしのロシアンクッキーをベースにしていて、しっとりサクサク。パティシエがじっくり丁寧に素材の持つフレッシュ感を大切に煮詰めて作ったフランボワーズのコンフィチュールは、光に当たるとキラキラ、宝石のようにきらめきます。甘酸っぱさとつぶつぶの食感も、クッキーに心地よいアクセントを添えてくれます。

琳派の意匠のように無駄を省いたシンプルな造形は、どんなお皿にも映えて、カフェタイムを優雅なものにしてくれます。数量限定のため、午前中で完売してしまうこともあるそう。公式ホームページや電話にて、事前に予約をするのがおすすめです。
■マールブランシュ 京都北山本店
【営業時間】9:00~18:00 ※時短営業中(2022年2月現在)
【定休日】無休
【電話】075-722-3399
【アクセス】地下鉄烏丸線「北山駅」から徒歩約5分 Google map
【公式ホームページ】https://www.malebranche.co.jp/
【公式Facebook】https://www.facebook.com/malebranchekyoto/
【公式Twitter】https://twitter.com/malebranche_kyo
【公式Instagram】https://www.instagram.com/malebranchekyoto/

【鶴屋吉信】
桜舞う春をぎゅっと閉じ込めて「花はらり」

享和3年(1803)に創業し、200年余の歴史を紡ぐ京菓子の老舗「鶴屋吉信」。織物の町・西陣で、京菓子らしい繊細でたおやかな伝統的和菓子や、進取の気風にあふれたモダンな和菓子などを手掛けられています。3月より発売となる桜の和菓子のなかでも注目は、工藝菓「花はらり」。水の中に桜の花びらが流れるような、美しい意匠の棹菓子です。

花はらり 1,296円 ※3月上旬発売予定

花はらり 1,296円 ※3月上旬発売予定

丁寧に炊いた小倉羹の上には、透き通るように透明なこはく羹。その中に閉じ込められた桜の花びらも羊羹で作られていて、ひとつひとつ職人さんが手仕事で花を重ねています。満開の桜が舞い散る儚さにも似た、繊細な和菓子。これから花開く桜を思い浮かべながら、咲き誇る桜を眺めながら、去り行く桜を見送りながら、様々な春のシチュエーションにいただきたいお菓子です。

「花はらり」は3月上旬に販売スタート。そのほかにも、「花のつばらつばら」や葛菓子「花つどい」など、桜の花にちなんだ様々なお菓子が登場します。オンラインショップでも3月(一部商品は2月)より購入できますので、老舗の春の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。
\オンラインショップ「桜のお菓子特集」はこちら/
https://shop.tsuruyayoshinobu.jp/collections/sakura-no-okashi

■鶴屋吉信
【営業時間】1階9:00〜18:00、2階お休み処・菓遊茶屋10:00~17:00(ラストオーダー16:30)※時短営業中(2022年2月現在)
【定休日】水曜日(臨時営業あり)
【電話】075-441-0105
【アクセス】市バス「堀川今出川」バス停からすぐ Google map
【公式ホームページ】https://www.tsuruyayoshinobu.jp
【公式Twitter】https://twitter.com/tsuruya1803
【公式Instagram】https://www.instagram.com/tsuruya.yoshinobu_wagashi
★「そうだ 京都、行こう。」エクスプレス・カード特典協力先です。特典内容はこちら。
※掲載内容は2022年2月28日時点の情報です。最新情報は各掲載先へご確認ください。

Written by. みさご

おすすめコンテンツ